プレスリリース

20180125
有力FX企業16社の月間データランキング-2017年12月-

※プレスリリース全文(PDF)

調査要綱

矢野経済研究所では、次の調査要綱にてFX(外国為替証拠金取引)店頭取引市場における有力企業16社*1のアンケート調査を実施した。(有力FX企業月間ランキング-2017年1月より、調査対象企業が1社減少したため2016年12月に遡り、各データを再集計し、更新した)

1.調査期間:2018年1月
2.調査対象:FX業界大手、有力企業のうち社名又は数値の公表を前提として、協力を得られた16社を対象とした。
一部の企業で、統計数値や社名について非公開のものもあるため、集計対象が16社にならないものもある。
※社名及び数値を非公開とする企業は、集計の際、「その他」としてランキングから除外した。
3.調査方法:当社専門研究員によるe-mailによるアンケート調査

調査結果サマリー

◆ 企業単体集計の2017年12月の預かり残高第1位はGMOクリック証券、第2位は外為どっとコム
◆ 企業グループを加味した集計では、第1位はSBIグループ*2、第2位はGMOグループ*2

2017年12月末の有力FX企業15社*1の預かり残高の合計は、8,936億円であった。12月は本調査対象企業15社中7社(その他企業2社含む)で預かり残高が増加したものの、前月比78億円減(0.87%減)となった。


◆ 企業単体集計の2017年12月の口座数の第1位はDMM.com証券、第2位はGMOクリック証券
◆ 企業グループを加味した集計では、第1位はSBIグループ*2、第2位はGMOグループ*2

2017年12月末の有力FX企業16社*1の口座数の合計は、455万口座であった。12月は前月比3.0万口座増(0.68%増)となり、本調査対象企業16社中15社(その他企業2社含む)で口座数が増加した。


◆ 2017年12月の取引高の第1位はDMM.com証券、第2位はGMOクリック証券
2017年12月の月間取引高は、有力FX企業12社*1の合計で158兆円(百万通貨は1億円として換算)であった。12月は前月比61.7兆円減(28.06%減)となった。本調査対象企業すべてで取引高が減少した。

(*1. 集計対象は、預かり残高15社、口座数16社、取引高12社、いずれも無回答を除く。)
(*2. SBIグループはSBI証券、住信SBIネット銀行、SBI FXトレード3社の店頭取引の合算値。GMOグループはGMOクリック証券、FXプライムby GMOの店頭取引の合算値。)