プレスリリース
No.2047
2019/01/24

自分を何のオタクと思う、あるいは人からどんな分野のオタクと言われたことがあるかを尋ねると、「漫画」「アニメ」「アイドル」が上位3位までを占める
~「オタク」はもはやマイナーな存在ではなく、市場の担い手へ~

株式会社矢野経済研究所(代表取締役社長:水越孝)は、「オタク」に関する消費者アンケート調査を実施し、分野別のオタク人数を推計するとともに、1人当たりの年間消費金額を算出した。

「オタク」分野別推定人数と1人当たり年間消費金額(図①)
「オタク」分野別推定人数と1人当たり年間消費金額(図①)

1.調査結果概要

日本国内在住の15歳から69歳までの男女10,408人に、「オタク」に関する消費者アンケート調査を実施した。「あなたは自分を何のオタクだと思いますか、もしくは人からどんな分野のオタクと言われたことはありますか」という質問への回答者数(複数回答)をもとに、各分野の「オタク」の人数を拡大推計したところ、第1位は「漫画」の約640万人、次いで「アニメ」約598万人、「アイドル」約280万人、「オンラインゲーム」約216万人と続いた。
とくに、「漫画」「アニメ」については2017年、2016年の調査でも1位、2位を3年連続で占めており、「アイドル」「オンラインゲーム」も含め、上位分野に変動は無い。
近年「オタク」という言葉からネガティブなイメージは薄れつつあり、「オタク」はもはやマイナーな存在ではなくなっている。また、「オタク」が市場の担い手となっている産業も数多く存在し、経済に与える影響も徐々に拡大、「クールジャパン戦略」を掲げ、国を挙げてコンテンツ産業を振興する動きも見られるようになっている。 

2.注目トピック

1人当り年間消費金額が最も多いのは「アイドル」オタク、「メイド・コスプレ」「鉄道模型」が続く

次に、選択したオタク分野それぞれについて、1年間の消費金額を尋ねた。1人当り年間消費金額では、「アイドル」(103,543円)、「メイド・コスプレ関連サービス」(68,114円)、「鉄道模型」(63,854円)の3分野が年間5万円を越える結果となった。とくに「アイドル」オタクは、2017年、2016年の調査でも1位を占め、3年連続トップであった。
「オタク」の人々の特性や消費行動などを調査すると、分野毎にある程度の傾向が見えてくる。

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【ショートレポートに掲載されているオリジナル情報】
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  • 調査結果詳細の追加情報
  •  分野別オタク人口は「漫画オタク」が3年連続トップ ※図①参照
     年間消費金額のトップは5年連続「アイドル」市場 ※図①参照
     「オタク」は未婚かつ現在恋人がいない人が半数を超える
     平均年齢が最も高いのは「鉄道オタク」、平均オタク歴も20年超
     オタクの方が「陰キャ」「夜型」「2次元好き」 ※図②参照
     最も政治活動に興味があるのは「メイド・コスプレ関連オタク」、興味がないのは「ボーイズラブオタク」
     最も陰キャなのは「ミリタリーオタク」、陽キャなのは「コスプレオタク」
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    調査要綱

    1.調査期間: 2018年8月~10月
    2.調査対象: 「オタク」に関わるコンテンツや物販、サービス事業者、及び業界団体等
    3.調査方法: インターネットを利用した消費者アンケート調査

    <「オタク」市場とは>

    本調査における「オタク」市場とは、一定数のコアユーザーを有するとみられ、「オタクの聖地」である秋葉原などで扱われることが比較的多いコンテンツや物販、サービス等を指す。本アンケート調査では、21分野の「オタク」の人々の特性や消費行動などについての分析を行った。

    <市場に含まれる商品・サービス>

    アニメ、漫画(電子コミック含む)、ライトノベル、同人誌、プラモデル、フィギュア、ドール、鉄道模型、アイドル、プロレス、コスプレ衣装、メイド・コスプレ関連サービス、オンライン(携帯電話向け)ゲーム、ボーカロイド(関連商品含む)、ミリタリー(トイガン、サバイバルゲーム)、アダルトゲーム、アダルトビデオ、恋愛ゲーム(アダルトゲーム除く)、ボーイズラブ、声優、トレーディングカード(ゲーム)

    出典資料について

    資料名
    発刊日
    2018年11月21日
    体裁
    A4判 701頁
    定価
    150,000円(税別)

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