プレスリリース
No.2136
2019/07/10

2019年の小型モータ世界出荷数量は前年比100.2%の74億5,206万個の見込
~小型モータは多くの企業が従来アプリケーションから車載用に注力する見通し、産業用モータは中国企業が製品出荷を開始~

株式会社矢野経済研究所(代表取締役社長:水越孝)は、2019年の小型モータ世界市場を調査し、製品セグメント別の動向、参入企業動向、将来展望を明らかにした。

小型モータ世界市場規模推移・予測
小型モータ世界市場規模推移・予測

1.市場概況

2019年の小型モータ世界市場規模(メーカー出荷数量ベース)は、前年比100.2%の74億5,206万個を見込む。小型モータは、対象となるアプリケーションが広範囲に亘り、中国やASEANの経済発展に伴い今後も市場全体では拡大していくと考えられる。しかし、HDDやODDなどPC関連やプリンタ等のボリュームゾーンであったアプリケーションが縮小した影響を受けて、モータ関連メーカーでは製品ポートフォリオの転換を進めている企業も少なくない。

2.注目トピック

小型モータ・産業用モータの動向

中国を中心とする新興国では、省エネ化ニーズを背景に白物家電や産業用製品等でブラシレスDCモータへの切り替えが進展している。振動モータはコアードタイプからリニアタイプへの置き換えが加速されており、ステッピングモータは携帯電話向けの新市場の胎動がみられる。また、一部の中国小型モータメーカーは産業用モータの製品出荷を開始しており、中国国内向けからスタートし、海外向けの製品出荷を準備中である。
産業用のサーボモータは電装化、IoT、データセンター、5G基地局向けに差別化した取り組みが今後の事業拡大のカギとなっている。

3.将来展望

本調査では車載用小型モータは対象外としているが、小型モータを取り扱っている企業の多くは従来のアプリケーションよりも車載向けに注力する傾向をみせており、車載用小型モータ出荷量は堅調に拡大すると予測する。
一方で、車載用を除く小型モータは横這いから微増傾向にあり、2021年の小型モータ世界市場規模(メーカー出荷数量ベース)を74億5,648万個と予測する。

調査要綱

1.調査期間: 2018年12月~2019年2月
2.調査対象: モータ関連企業(小型モータ、産業用モータ)
3.調査方法: 当社専門研究員による直接面接取材、ならびに文献調査併用

<小型モータ世界市場とは>
本調査における小型モータ世界市場とは、主に出力1kW以下のブラシ付DCモータ(コアード/コアレス)、ブラシレスDCモータ、振動モータ、PM型ステッピングモータ、HB型ステッピングモータ、DC軸流ファンモータ、ACインダクションモータを対象として、メーカー出荷数量ベースで算出した。また、車載用モータは対象外としたが、カーAV関連機器用モータのみ含まれる。

<市場に含まれる商品・サービス>

【小型モータ】ブラシ付DCモータ(コアード/コアレス)、ブラシレスDCモータ、振動モータ、PM型ステッピングモータ、HB型ステッピングモータ、DC軸流ファンモータ、ACインダクションモータ、【産業用モータ】サーボモータ、プレミアム効率モータ、PMモータ

出典資料について

資料名
発刊日
2019年02月28日
体裁
A4 164ページ
定価
180,000円(税別)

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