プレスリリース
No.2159
2019/12/13
鞄・袋物市場に関する調査を実施(2018年)

2017年度の国内鞄・袋物市場規模は前年度比103.4%の1兆1,211億円、2018年度は同103.2%の1兆1,570億円の見込み
​~インバウンド需要の復活やコト消費をキーワードにした需要が拡大~

株式会社矢野経済研究所(代表取締役社長:水越孝)は、国内鞄・袋物小売市場を調査し、市場動向、注目トピック、将来展望を明らかにした。

図表1.国内鞄・袋物小売市場規模推移
図表1.国内鞄・袋物小売市場規模推移
図1.国内鞄・袋物小売市場 2017年度主要分野別構成比
図1.国内鞄・袋物小売市場 2017年度主要分野別構成比

1.市場概況

2017年度の国内鞄・袋物市場は小売金額ベースで前年度比103.4%の1兆1,211億円、2018年度は同103.2%の1兆1,570億円の見込みと推計した。


2017年度の好調要因はインバウンド需要が復活したこと、エントリー商品を投入したことで中間層消費が戻ってきたこと、旅行やレジャーなどコト消費をキーワードにした需要が拡大したことなどが挙げられる。2017年度は大型ブランドを中心にブランド側の新たな戦略や取り組みが形になり、消費者にとって目新しさを生んだことで購入意欲に繋がった。富裕層のみならず次世代含めた幅広い層を刺激したと同時にインバウンド需要の拡大も促した。

2.注目トピック

女性向けの高価格帯ビジネスバッグが人気

高機能とデザイン性が女性のニーズを捉え、女性用の高価格帯ビジネスバッグが好調な売れ行きを示している。女性からの意見を取り入れ、ポーチを出し入れする手間を省く「マチ付きポケット」や身だしなみをチェックできる「鏡付チャーム」など忙しく働く女性に向けた商品が多く展開されるようになっている。女性の管理職が増えたことで機能性が高く使い勝手の良いバッグは「高くても欲しい」という消費者が増えており、参入企業各社は新たな需要に応じた商品作りで女性顧客の獲得に取り組んでいる。

3.将来展望

2018年度の市場規模は堅調に推移するものと見込む。旅行鞄市場は「働き方改革」により休暇取得の促進効果で国内旅行が増加する見通しがあることや民泊新法の施行による宿泊スタイルの多様化などで、コンパクトで大容量なキャリーケースを中心に需要が高まっている。ドメスティックブランドも自社ブランドの展開がここにきて業績に大きく寄与しはじめている。自由に商品を企画することができるため、アパレルやスポーツ業態とのコラボ商品や機能性の高い商品などバラエティに富んだ商品開発が進んでおり、顧客の購買意欲を刺激するような取り組みが行われている。


 

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    調査要綱

    1.調査期間: 2018年12月~2019年2月
    2.調査対象: 鞄・袋物及び服装用ベルト業界に携わるメーカー、卸、小売業ならびに、周辺関連業者 (皮革・布帛・合皮等素材供給メーカー、卸ならびに副資材業者等)、輸出入業者
    3.調査方法: 当社専門研究員による直接面談、郵送アンケート、及び官公庁及び業界団体等の各種統計 データによる文献調査を併用

    <鞄・袋物とは>

    本調査における鞄・袋物とは、鞄は主に男性仕様の大型のもの、袋物は主に女性仕様のハンドバッグや小物入れを指し、「ビジネス鞄」や「旅行用鞄」、「ハンドバッグ」などに加え、「財布・革小物類」や「ベルト」も含む。また、鞄・袋物市場規模のうち、インポートブランドとライセンスブランドについては暦年ベースで算出し合算した。

    <市場に含まれる商品・サービス>

    鞄・袋物・革小物・ベルト

    出典資料について

    資料名
    発刊日
    2019年02月27日
    体裁
    A4 508ページ
    定価
    125,000円(税別)

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    マーケティング本部 広報チーム
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