プレスリリース
No.2166
2019/07/17

2018年のプラスチック軽量容器の国内出荷量は前年比101.4%の79万6,550tとプラス成長の見込
​~耐熱発泡容器とPET系容器が牽引役となり、プラス成長が続く~

株式会社矢野経済研究所(代表取締役:水越孝)は、国内のプラスチック軽量容器市場を調査し、素材別の動向、参入企業の動向を明らかにした。

国内プラスチック軽量容器市場規模推移・予測
国内プラスチック軽量容器市場規模推移・予測

1.市場概況

プラスチック軽量容器市場(国内出荷量ベース)は2016年が776,250t(前年比101.0%)、2017年は785,750t(同101.2%)であった。中食市場の拡大等を背景に、弁当や総菜、食品等のプラスチック製容器の利用は増えており、2018年の同市場規模(同ベース)は前年比101.4%の796,550tとプラス成長の見込みである。
ここ数年は、電子レンジ加熱するメニュー(レンジアップメニュー)の広がりなどにより、プラスチック軽量容器の新しい需要が創出されている。加えて、中皿を活用した3点式容器の需要拡大になどによって、容器1個当たりの樹脂使用量は増加傾向にある。

2.注目トピック

OPS容器

近年は、容器メーカーがOPS容器からA-PET・OPETといったPET系容器への置き換えを進めたことから、市場規模は縮小傾向にあった。2018年にはその動きがほぼ一巡したほか、耐熱容器の蓋材需要が底堅かったことから、市場規模は微減推移になる見通しである。

3.将来展望

2019年のプラスチック軽量容器市場(国内出荷量ベース)を、前年比101.1%の805,450tと予測する。コンビニエンスストアではチルド弁当やレンジ麺、レンジスープなどのメニュー開発が進み、2018年にはホットサラダも登場した。スーパーマーケットでも電子レンジで加熱・調理する商品の売り場強化が進むなど、レンジアップメニューは電子レンジで加熱することで、本格的なおいしさと出来立て感を手軽に味わえる点が消費者に好評である。
今後もこうした簡易調理に対応したメニューの拡充が進むとみられ、プラスチック軽量容器市場の拡大に貢献していく見通しである。

調査要綱

1.調査期間: 2018年11月~2019年2月
2.調査対象: プラスチック軽量容器メーカー、プラスチックシートメーカー
3.調査方法: 当社専門研究員による直接面接取材、ならびに文献調査を併用

<プラスチック軽量容器市場とは>

本調査におけるプラスチック軽量容器とは、主にスーパーマーケットやコンビニエンスストアなどの小売店で販売される弁当、総菜、食品等のプラスチック製容器を指す。素材別にみると、PSP(発泡スチレンシート製)容器、PET系容器、OPS(二軸延伸ポリスチレン製)容器、PS系容器、PP系容器を対象として、国内出荷量ベースで市場規模を算出した。

<市場に含まれる商品・サービス>

PSP容器、A-PET容器、OPET容器、OPS容器、PS系ソリッド容器、PPフィラー入り単層容器、PP/PSアロイ容器、発砲PP容器

出典資料について

資料名
発刊日
2019年02月28日
体裁
A4 158ページ
定価
120,000円(税別)

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