プレスリリース

20171205
「オタク」市場に関する調査を実施(2017年)

※プレスリリース全文(PDF)

調査要綱

矢野経済研究所では、次の調査要綱にて国内の「オタク」市場に関する調査を実施した。

1.調査期間:2017年9月~10月
2.調査対象:
アニメ/漫画(電子コミック含む)/ライトノベル/同人誌/プラモデル/フィギュア/ドール/鉄道模型/アイドル/プロレス/コスプレ衣装/メイド・コスプレ関連サービス(メイド喫茶・居酒屋・マッサージ、コスプレ飲食店、コンセプトカフェ等)/オンラインゲーム/アダルトゲーム/AV(アダルトビデオ・DVD、ダウンロードコンテンツ含む)/恋愛ゲーム/ボーイズラブ/ボーカロイド(関連商品含む)/トイガン関連商品を扱う事業者、及び業界団体等
3.調査方法:当社専門研究員による直接面談及び、電話・FAXによるヒアリング、インターネット調査、文献調査を併用

<「オタク」市場とは>
本調査における「オタク」市場とは、一定数のコアユーザーを有するとみられ、「オタクの聖地」である秋葉原等で扱われることが比較的多いコンテンツや物販、サービス等を指す。ここでは主要15分野を取り上げる。なお各分野別市場定義、及び市場規模算出ベースは表2を参照のこと。

調査結果サマリー

◆ 2017年度のアイドル市場規模は前年度比12.3%増の2,100億円と拡大を予測
2016年度のアイドル市場規模は前年度比20.6%増の1,870億円であった。「ジャニーズ」「AKB48」グループのファン層が市場を支えるとともに、そのほか、複数のアイドルグループの台頭によって市場は拡大傾向にあり、2017年度のアイドル市場規模は前年度比12.3%増の2,100億円と拡大を予測する。


◆ 2017年度のボーカロイド市場規模は前年度比4.2%増の100億円を予測、今後も拡大傾向
2016年度のボーカロイド市場規模(関連商品を含む)は前年度比4.3%増の96億円であった。「初音ミク」の登場を契機に、市場が形成され、コンサートを始め、関連商品の発売や二次創作が引き続き活発化している。昨今ではキャラクターが一般的に認知されたことで、食品やアパレル商品などに使用され、またライブ活動も大規模化してきていることから、2017年度は前年度比4.2%増の100億円と拡大を予測する。


◆ 2017年度のトイガン・サバイバルゲーム市場規模は前年度比3.0%増の209億円と堅調を予測
2016年度のトイガン・サバイバルゲーム市場規模は前年度比3.0%増の203億円であった。サバイバルゲームは近年のブームにより、従来の顧客層に加え、新規ユーザー層が増加していることから好調に推移、これに伴い、トイガンも堅調である。今後も新規ユーザー層の開拓や、ユーザーのリピート需要が見込まれることから、2017年度は前年度比3.0%増の209億円と堅調に推移すると予測する。

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