プレスリリース

20180220
アフィリエイト市場に関する調査を実施(2017年)

※プレスリリース全文(PDF)

調査要綱

 矢野経済研究所では、次の調査要綱にて国内のアフィリエイト市場の調査を実施した。

1.調査期間:2017年5月~12月
2.調査対象:主要アフィリエイトサービス事業者、ポイントサイト/ポイントモールサービス事業者
3.調査方法:当社専門研究員による直接面談、電話・e-mailによるヒアリング、ならびに文献調査併用

<アフィリエイトとは>
 アフィリエイトとは、WebサイトやSNS、メールマガジンなどに、ある企業サイトへの広告(リンク)を張り、閲覧者がそのリンクを経由して当該企業のサイトで会員登録したり商品を購入したり(コンバージョン)すると、WebサイトやSNS、メールマガジン(アフィリエイトサイト)のオーナーに成果の発生内容に応じて一定額の報酬が支払われるという広告手法を指す。
 本調査におけるアフィリエイトとは、各種広告主とアフィリエイトサイトオーナーを仲介する代理店方式のASP(アフィリエイトサービスプロバイダ)型や、仮想ショッピングモール運営企業がアフィリエイト機能を提供するショッピングモール型、自社のショッピングサイトにある商品の販売促進を目的として、自社が広告主となりアフィリエイトを提供する独自型、ASPや広告主に対してアフィリエイトに必要なトラッキングシステムや分析ツールなどの機能を持つプラットフォームを提供するプラットフォーム型を対象とした。
<アフィリエイト市場とは>
 本調査におけるアフィリエイト市場は、アフィリエイト広告の成果報酬額、手数料、諸費用(初期費用、月額費用、オプション費用等)などを合算し、市場規模を算出した。

調査結果サマリー

◆2017年度のアフィリエイト市場規模は前年度比113.5%の2,275億8,700万円の見込
 広告主によるアフィリエイト利用拡大とともに、スマホ経由での集客、コンバージョンの向上によりASP(アフィリエイトサービスプロバイダ)各社の売上は堅調に拡大を続けている。2016年度の国内アフィリエイト市場規模は2,004億7,700万円(前年度比117.2%)と推計、2017年度は2,275億8,700万円(前年度比113.5%)まで成長すると見込む。

 ◆ITPへの対応が急務となるASP
 アフィリエイト市場は堅調に拡大しているものの、Safariに搭載されたITP(Intelligent Tracking Prevention;トラッキング防止機能)への対応が課題となっている。ASP(アフィリエイトサービスプロバイダ)は特定のブラウザ経由のトラッキングが制限されることになり、Cookieを使用しないトラッキング手法などの対応策を講じている。

◆2021年度のアフィリエイト市場規模は4,058億円まで拡大すると予測
 EC市場のさらなる拡大による既存広告主の売上拡大に加え、新たにアフィリエイトを採用する様々な需要分野の広告主が増えることで、市場は今後も確実に成長を続け、2021年度の国内アフィリエイト市場
規模は4,058億円まで拡大と予測する。

この調査結果掲載の資料

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