プレスリリース

20180226
次世代型養殖ビジネスに関する調査を実施(2017年)
~次世代型養殖技術(スマート水産・陸上養殖システム・低魚粉飼料)の普及拡大に期待~

※プレスリリース全文(PDF)

調査要綱

矢野経済研究所では、次の調査要綱にて国内の養殖ビジネスにおける次世代型養殖技術について調査を実施した。

1.調査期間:2017年6月~2018年1月
2.調査対象:次世代型養殖技術(スマート水産・陸上養殖システム・低魚粉飼料)を展開している参入事業者、養殖事業を展開している企業、その他大学・関連官公庁、研究機関など
3.調査方法:当社専門研究員による直接面談、電話・e-mail等によるヒアリング調査および文献調査併用

<次世代型養殖技術とは>
本調査における次世代養殖技術とは、スマート水産、陸上養殖システム、低魚粉飼料の3つの技術分野を対象とし、各々の定義は以下のとおりである。
1. 勘や経験に依存しているやり方を、ICT技術で「見える化」して、効率的な水産業を展開する「スマート水産」
2. 陸上に人工的に創設した環境下で養殖を行う「陸上養殖システム」
3. 魚粉の含有率を50%以下にした「低魚粉飼料」

<次世代型養殖技術市場とは>
本調査における次世代型養殖技術市場規模は、国内市場を対象に、①スマート水産、②陸上養殖システム、③低魚粉飼料を展開している参入事業者の事業者売上高ベースで算出した。

調査結果サマリー

◆ 2016年度の次世代型養殖技術(スマート水産・陸上養殖システム・低魚粉飼料)の国内市場規模は132億7,500万円
2016年度の次世代型養殖技術(スマート水産・陸上養殖システム・低魚粉飼料)の国内市場規模は、132億7,500万円となった。内訳は、陸上養殖システム(掛け流し方式+閉鎖循環式)が39億5,000万円、低魚粉飼料が93億2,500万円であった。なお、スマート水産は、2016~2017年は実証試験が中心のため、市場は殆ど無いに等しいものとみる。


◆ 2021年度の次世代型養殖技術(スマート水産・陸上養殖システム・低魚粉飼料)の国内市場規模は203億2,000万円を予測
2021年度の次世代型養殖技術(スマート水産・陸上養殖システム・低魚粉飼料)の国内市場規模は、203億2,000万円を予測する。内訳は、スマート水産が12億6,000万円、陸上養殖システム(掛け流し方式+閉鎖循環式)は、閉鎖循環式の普及に伴い80億4,800万円、低魚粉飼料は110億1,200万円までの拡大を予測する。

この調査結果掲載の資料

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