プレスリリース

20180326
有力FX企業16社の月間データランキング-2018年2月-

※プレスリリース全文(PDF)

調査要綱

矢野経済研究所では、次の調査要綱にてFX(外国為替証拠金取引)店頭取引市場における有力企業16社*1のアンケート調査を実施した。

1.調査期間:2018年3月
2.調査対象:FX業界大手、有力企業のうち社名又は数値の公表を前提として、協力を得られた16社を対象とした。
一部の企業で、統計数値や社名について非公開のものもあるため、集計対象が16社にならないものもある。
※社名及び数値を非公開とする企業は、集計の際、「その他」としてランキングから除外した。
3.調査方法:当社専門研究員によるe-mailによるアンケート調査

調査結果サマリー

◆ 企業単体集計の2018年2月の預かり残高第1位はGMOクリック証券、第2位はDMM.com証券
◆ 企業グループを加味した集計では、第1位はSBIグループ*2、第2位はGMOグループ*2

2018年2月末の有力FX企業15社*1の預かり残高の合計は、9,387億円であった。2月は本調査対象企業15社中12社で預かり残高が増加し、前月比178億円増(1.94%増)となった。


◆ 企業単体集計の2018年2月の口座数の第1位はDMM.com証券、第2位はGMOクリック証券
◆ 企業グループを加味した集計では、第1位はSBIグループ*2、第2位はGMOグループ*2

2018年2月末の有力FX企業16社*1の口座数の合計は、464万口座であった。2月は前月比3.9万口座増(0.86%増)となった。本調査対象企業16社すべてで口座数が増加した。


◆ 2018年2月の取引高の第1位はGMOクリック証券、第2位はDMM.com証券
2018年2月の月間取引高は、有力FX企業12社*1の合計で276兆円(百万通貨は1億円として換算)であった。2月は前月比35.9兆円増(14.97%増)であったが、本調査対象企業12社中10社(その他企業3社含む)で取引高が増加した。

(*1. 集計対象は、預かり残高15社、口座数16社、取引高12社、いずれも無回答を除く。)
(*2. SBIグループはSBI証券、住信SBIネット銀行、SBI FXトレード3社の店頭取引の合算値。GMOグループはGMOクリック証券、FXプライムby GMOの店頭取引の合算値。)