【カモつぶ】「透明マント」のビジネス領域での使い道


【リアル”ウォーリーを探せ”が流行るカモ】いわゆる「透明マント」がリアルに登場する時代が来そうです。
2006年以降、英国、米国の大学研究機関を中心にその研究が進められており、先般、ケンブリッジ大の研究チームがメタマテリアルの製法に関する研究論文を発表したことで、その実現にまた一歩近づいたとのことです。

「透明マント」と言っても、実際に物質が透明になるのではなく、光学的アプローチから光の反射を制御することで視覚的に認識できないようにするメカニズムです。
そのメカニズムこそ違いますが、イメージとしては、いわばカメレオンなどの”擬態”に近いのではないでしょうか。

さてこの「透明マント」、実際にできたとして、何に使うことが想定されるのでしょうか?
真っ先に思い付くのは、軍事用途と犯罪用途ですね。
犯罪用途はともかく、警察領域を含めて軍事用途は非常に大きな需要がありそうです。

あとはエンターテイメントの分野でも色々な仕掛けとして使えそうな気がします。

でも、一般の人たちにとっての用途はあまり思いつきませんね。
結局は「隠れる」、「隠したい」というニーズを満たすことにつながるため、何やらネガティブなイメージが強いからかも知れません。

街並みなどの景観対策いうことはあり得ると思いますが、こちらは見えないことによる新たな課題(衝突など)が想定されるため、部分的には使えても広がり難しい気がします。
自然(動物)の観察などにも使えるのでは?とも言われていますが、これとて動物は対象物の認識を、視覚だけでなく、嗅覚などにも大いに頼っているため、完全ではありませんね。

そう考えていくと、ビジネス視点で見た場合、「透明マント」そのものよりも、これを実現する光学、ナノの技術の方が、産業領域などで活用できる可能性が高いと思います。
いわば、「透明マント」は売りたい技術の象徴、PR素材であり、本当にビジネスとして注目すべきは、その要素技術ということです。

皆さんの「隠れる」、「隠したい」というニーズはどんなところにあるのでしょうか?
近未来、”ウォーリーを探せ”的な参加型ゲームが若者向けのアトラクションとして賑わっているの”カモ”知れません。

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kamo4


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