レジャー産業 2015年度予測は前年度比100.1%(1月更新)


確報値が発表されたことで、消費税増税の影響が浮き彫りになってきた。
第1四半期が前年同期比で1.5%減、第2四半期が前年同期比で2.6%、上半期では2.1%減といった状況となった。消費税による負担増が3.0%であり、統計は生活者の財布から支出された金額で計算されているため、前年同月比で3.0%程度アップしないと実質的なレジャー関連支出の増加ではない。したがって、上半期は実需では5.0%程度マイナスといえる。
また、円安の影響が出ているのか、夏場以降の海外旅行が2割近く落ちている点が特徴的なトレンドである。

10月は前年同月比で1.5%増となっている。海外旅行、映画等の娯楽が若干弱含みであるが、昨年レベルの消費が実施されている。
2014年度の見通しは3.0%増を見込んでいる。夏場な自然災害に見舞われたこともあって、冬場は穏やかな天候を望みたいところであるが大雪等の影響を受けている地域も少なくない。

月次、四半期、年次の予測値推移およびその他の産業別予測はこちらからもご覧になれます。
http://www.yano.co.jp/mirai/_yosoku/index.html


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