【カモつぶ】“親子”の血のつながりが重要ではなくなる日


【親子の関係が問われる時代がくるカモ】皆さんは、先月、英国で「3人の親による体外受精」に関する法案が可決されたことをご存知でしょうか?
「親が3人!?」、と普通の感覚ならば思われることでしょう。
ただし、“体外受精”というキーワードが入っていることから、何となくは想像できるものもあるでしょう。

さて、こちらを簡単にご説明申しますと、致命的な遺伝性疾患を防止することを目的として、細胞内に存在するミトコンドリアにフォーカスした体外受精を改良した技術を承認する法案が英国で可決したというものとなります。
不妊治療の一種として、両親の受精卵において他の女性から採取したミトコンドリアを取り換えるような技術らしく、これにより遺伝性による赤ちゃんの失明や脳障害、心不全などのリスクを回避できる模様。

この技術に限らず、生命の誕生の操作につながるこのようなテクノロジーについては、これを良しとするのか、悪いとするのか、様々な立場の人が、様々な意見を表明し、賛否両論の議論が続いています。
率直に言って、これに正しい結論などあるとは到底思えず、この議論は平行線のまま進んでいく可能性が高いと考えます。

したがって、個人的な感情だけに依らず、技術の内容やその影響をでき得る限り客観的に評価し、して良いこと&悪いことをきちんと法律で定めていくのが本来の法治国家のあるべき姿であり、その意味では英国の法案成立は先進的な取組みと言えるでしょう。

という少々難しいことはさておき、この法案成立を受け、ある一定の基準下とは言え、このような生命の遺伝子操作が一般的に普及していくことで、いずれ親子の関係が改めて問われる時が訪れる気がしています。
従来、自然の摂理において、一般的に生みの親(遺伝、血のつながり)と育ての親は一致するのが当たり前であり、その有り様が最も良いという認識が定着しています。

しかし遺伝子操作が定着し、血のつながりが希薄になっていけばいくほど、このような当たり前の関係が、本当に当たり前なのか?という疑問が生じるはずです。
そしてこれは、現在問題となっているような児童虐待や教育格差などの解決の糸口になる可能性がある反面、遺伝子や養育者の“選択”といった大いなる負の側面も生み出すことになります。

これが単なる杞憂であれば良いのですが、もしかしたら、これまで暗黙知として自然に受け入れていた親子の関係を改めてきちんと定義し、周知徹底しなければならない時代が来る “カモ”知れませんね。

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kamo4


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