【カモつぶ】血液採取だけじゃない!注射を不要にする錠剤の開発


【注射で泣く子がいなくなるカモ】先般、毛細血管現象を利用して針を使わず血液採取するデバイスやシールなどについてご紹介しました。(ご覧になってない方やお忘れになった方はこちらからどうぞ)
これによって注射による採取の必要性の低下が期待されますが、あくまでも血液採取に関しての事。。。
血液採取とは反対に、血流中への直接的な投薬に関する注射の必要性はなくなりません。

一般的に錠剤やカプセルによる服用では、血流中へその成分が到達する前に薬効が低下するような投薬類については注射に頼らざるを得ません。
しかし、まだ実用化には至っていませんが、これを解決する新しい錠剤がMITの研究により開発されています。

“The microneedle pill”と呼ばれるこの錠剤、文字通り極小針上の突起が付いている点に大きな特徴があり、これにより血液への吸収が行われる腸へ到達したときに薬効が解放されるメカニズムとなっています。
すなわち、腸の伸縮運動によって、錠剤の極小針から直接腸へ注射を行うようなスタイルです。

“The microneedle pill”は直径1cm、長さ2cmの大きさで、タイプとしては2つあり、腸への注射による痛みはないそうです。
そして現在も開発は続けられており、いずれ腸の伸縮によりゆっくりと錠剤から薬効成分を搾り取るような錠剤、かつ絞り終えた錠剤の残りは体内で糖などへ分解されるような成分で形成される錠剤の開発を目指しています。

このような錠剤が開発されると、もはや注射をしなければならないシーンがかなり減少するかと思います。
大人も子供も、注射嫌いの人にとってはとても待ち遠しい技術開発です!

もしかしたら近い将来、予防接種で泣くような子供はいなくなる“カモ”知れませんね。

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kamo4


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