【カモつぶ】欧州で広がる自転車専用高速道路計画


【自転車通勤者対象のサービスエリアが必要になるカモ】欧州の大都市、ロンドン(英)、パリ(仏)、ミュンヘン(独)で自動車専用ハイウェイが計画されていることをご存知でしょうか。
その他、オランダ、デンマークでは既に自転車専用道路網が出来ており、市民の多くが利用しているようです。
このように都市中心部と都市郊外を自転車専用のハイウェイで結ぶことで、都市近郊に住む方も自転車通勤しやすい環境が整います。

これは環境問題に加えて、都市部の渋滞緩和、市民の健康増進という観点から、自動車ではなく自転車で移動(通勤等)する市民が増えているためであり、政策としてもより一層これを推し進める傾向にあるようです。

さて、日本を見てみると、先の道交法改正によって原則として車道走行の遵守など、自転車の走行に関する規制がより厳格化されたことは記憶に新しいことでしょう。
しかしながら、ロードレーサーでもない限り、車と一緒に車道を走ることに身の危険を感じる方も少なくないはずです。
その意味で、自転車専用のハイウェイとまではいかなくても、自転車専用の走行スペース(道路)の必要性は高まっています。

ところで、日本でこのような自転車専用ハイウェイが現実化する可能性はどこまであるのでしょうか。
正直なところ全くわかりませんが、土地が狭く、都市部・都市近郊であっても比較的起伏に富んでいること、そして何より都市近郊の電車交通網が発達していることを考えると、そうそうその必要性が問われることはないと思われます。

ただ比較的簡便な形で、既存の道路を改修するだけで自転車専用道路を設置できる技術が開発されればその可能性は高まるでしょう。
例えば、既存道路上に柱と二階床、天井からなる小ユニットを据え付けて、次々つなげていくイメージです。
併せて柱は高さ調整が可能で、立地の起伏によらず、その傾斜はできるだけ平坦にすれば、郊外と都市中心部の通勤なども可能となるはずです。

実現のためには財政問題や道交法の改正等々、様々な課題がありますが、これにより通勤ラッシュの緩和、健康増進、そして都市部の渋滞緩和などが期待できるのであれば、検討しても良いのではないでしょうか。

もし欧州のように首都圏や近畿圏の都心部と郊外を結ぶ自転車ハイウェイ構想ができるとすればどのような新しい商品やサービスが必要になると思いますか。
小規模×多数の専用サービスエリア、例えば都市部の各所に通勤でかいた汗を流せるシャワー更衣室や、軽い飲料・軽食の販売、そして自転車のメンテナンス場が必要になる“カモ”知れませんね。

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kamo4


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