モーニングCROSS週間ランキング18.8.20 – 18.8.24
週間ランキング
今年、第100回を迎えた全国高校野球選手権大会は最終日となる21日、甲子園球場で決勝が行われ、北大阪代表の大阪桐蔭が秋田代表の金足農業を13-2で破り、2014年以来となる5度目の全国制覇を果たしました。大阪桐蔭は2012年にも春夏連覇を果たしており、史上初となる2度目の春夏連覇の偉業を成し遂げました。
敗れた金足農業は東北勢として初となる、また、秋田県勢としても1915年の秋田中(現秋田)以来、103年ぶりの決勝進出となりましたが、惜しくも優勝を逃しました。
球児らのひたむきな姿が感動を呼び、数あるドラマがある中で、過密日程や暑さ、投手の連投、登板過多などが毎年話題となる高校野球ですが、目指す方向性を見定め、しっかりと議論した上で改善をしていってほしいものです。
今週のニュースランキングは以下となります。
順位
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ニュースグループ
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クチコミ数
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1位
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大阪桐蔭 春夏連覇 |
86,622
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2位
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ダブル台風 接近 |
79,898
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3位
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菅井きん 死去 |
34,667
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4位
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Netflix 値上げ |
20,461
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5位
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自衛隊イベント 中止 |
18,200
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6位
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貴乃花親方 救急搬送 |
15,306
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7位
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昭和天皇 戦争責任 |
13,995
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8位
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イギリス ペット店 |
11,765
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9位
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障害者雇用 水増し |
11,287
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10位
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日本 研究力衰退 |
10,170
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未来を見通すための戦略思考 ~矢野経済研究所代表による今週のコメント
■トルコ通貨リラ、急落。自国第一主義の対立に世界が軋む
2016年のクーデター未遂に関与したとされる米国人牧師の拘束を巡る問題でトルコと米国の対立が収まらない。トルコ通貨リラの対ドル下落率は5割近くに達しており、もう一段の混乱とその長期化による金融危機の連鎖が懸念される。
2017年のトルコの経常赤字はGDPの5.6%、外資金融機関のトルコ向け債権の総額は2233億ドル(約24兆5千億円)に達する。主要債権国はスペイン、フランス、イタリア、ドイツ。NATOの同盟国であるトルコと米国の対立はEUにとって座視できない状況となりつつある。
リラの急落に拍車がかかったのは、10日、トランプ氏がトルコに対して鉄鋼・アルミ関税の倍増を発表したことによる。しかし、これが問題の本質ではない。そもそもトルコの輸出総額における米国向け鉄鋼・アルミのシェアは1%にも満たない。通貨下落の最大の要因は、エルドアン大統領の強権的な政治手法を警戒した欧米企業がトルコ向けの直接投資を控えたこと、そして、ばらまき政策に象徴される財政規律の緩みにある。
こうした中、エルドアン氏は近隣の湾岸諸国から断交されているカタールと通貨スワップ協定を締結、更には中国からの金融支援も取り付けた。
憲法を改正し、批判を封じ込め、言論を統制することで権力基盤を強化したエルドアン氏、米国に対して一歩も引かない構えである。
13日、独メルケル首相は「ドイツはトルコ経済の繁栄を望んでいる」としたうえで「中央銀行の独立性を確保するためにあらゆる手段を尽くさなければならない」と発言、“金利は悪”と公言するエルドアン政権に阿り、一向に引き締め策を講じないトルコ中央銀行に苦言を呈した。
さて、一方のトランプ氏も同様だ。中間選挙を直前に控えた今、トルコへの譲歩などあり得ないだろう。そして、彼もまた「低金利が好ましい」とFRBに圧力をかける。
独善的な権力者の対立が世界の軋みを拡大させる。同時に独立性を失った中央銀行が“市場”を歪め、積み上がった金融リスクが先送られる。これはこの2国だけの問題ではない。
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