2016年版 セルロースナノファイバー・ナノファイバー市場の展望と戦略

本調査レポートでは、セルロースナノファイバーメーカー及び加工メーカー、ナノファイバーメーカー(電界紡糸法)の現在の動向を把握するとともに、今後の事業計画や研究開発動向を明らかにする。

発刊日
2016/03/14
体裁
A4 / 107頁
資料コード
C57125000
PDFサイズ
5.8MB
カテゴリ

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調査資料詳細データ

調査概要
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調査目的:セルロースナノファイバーメーカー及び加工メーカー、ナノファイバーメーカー(電界紡糸法)の現在の動向を把握するとともに、今後の事業計画や研究開発動向を明らかにすることを目的とする。
調査対象:セルロースナノファイバー(CNF)※市場規模は日本国内/ナノファイバー(電界紡糸法)※市場規模は世界
調査方法:直接面接取材をベースに、文献調査を併用
調査期間:2015年11月~2016年2月

資料ポイント
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  • 妥当性、適合性、信頼性をキーとした
    用途開拓のサイクルを回す“インフラづくり”が重要に
  • セルロースナノファイバーは2016年末に120t/年以上の生産規模へ
    2017年より実証設備による取り組みが加速化の見込み
  • 製紙メーカーはCNFによる「産業化」、
    化学メーカーはCNFによる既存事業への活用や特定開発に重点
  • ナノファイバーは電界紡糸法の課題解決が進展、実用化可能な品質を確保
    衣料用・衛生用向けで採用本格化が軌道に

資料概要
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第1章:セルロースナノファイバー・ナノファイバー市場の展望
第2章:セルロースナノファイバー参入メーカーの動向
第3章:ナノファイバー参入メーカーの動向

リサーチ内容

■掲載内容

調査結果のポイント

第1章:セルロースナノファイバー・ナノファイバー市場の展望

今こそ「デスバレー」に備える適時
妥当性、適合性、信頼性をキーとした
用途開拓のサイクルを回す“インフラづくり”が重要
(図)用途開拓のサイクルをまわすインフラづくり
期待が高まる今こそ共闘し、市場形成を加速化へ
(図)ナノファイバーにおける用途展開の方向性

1.セルロースナノファイバー市場の動向
  2016年末に120t/年以上の生産規模へ
  (表)セルロースナノファイバー製法別概況
  各社が実用化に向けて歩調を合わせるも、戦略の差別化が浮き彫りに
  製紙メーカーはCNFによる「産業化」に注力
  化学メーカーではCNFによる既存事業への活用や特定開発に重点
  (表)CNF事業参入メーカーにおける概況
  樹脂複合材料、シート・フィルム、機能性添加剤をメインテーマに用途開発が活発化
  (図)用途開発テーマにおける現況
  2017年より実証設備による取り組みが加速化の見込み
  2030年までに約250億円の市場規模を予測
  (表)国内CNF市場規模予測
2.ナノファイバー市場の動向
  2016年、本格実用化が視野に!
  電界紡糸法の課題解決が進展、実用化可能なクオリティを確保
  衣料用・衛生用向けでは採用本格化が軌道に
  高付加価値用途向けの取り組みが活発化、フィルター、メディカル向け展開が視野に
  2020年の市場規模は約130億円と予測
  (図・表)世界電界紡糸法ナノファイバー市場予測
  (表)電界紡糸ナノファイバー市場における現状と展望

第2章:セルロースナノファイバー参入メーカーの動向

王子ホールディングス株式会社
  「リン酸エステル化法」により、高透明度・高粘度のCNFを製造
  「CNFシート」と「増粘剤」向けの用途開発を先行
  富岡工場に40t/年規模の実証生産設備導入、2016年後半をめどに稼働予定
  繊維径3~4nm・高透明・高粘度CNF、ウェットパウダー状での出荷も可能に
  化学メーカー、化粧品メーカーなど、他分野の企業と共同で用途開発

日本製紙株式会社(CNF事業推進室)
  実証プラント稼働を機に用途開拓を加速、2016年度内にも量産化へ
  事業化に向けて専門組織を新設、2013年11月TEMPO酸化CNFの実証プラント稼働
  量産化技術の開発に努める一方、国内200社近くにサンプルを提供
  機能性添加剤用途を先行開拓、2015年度内をメドに事業化プラン作成へ
  製造コスト500円/㎏の実現には、革新的技術の開発が不可欠

大王製紙株式会社
  様々な原料パルプを用い、特長ある4種類のナノセルロースを開発
  2016年夏にナノセルロース実証設備が稼働予定、一貫生産体制構築
  ガスバリアフィルム製造に紙を活用、優れたバリア特性実現
  ナノセルロース積層シートは表面印刷も可能に

中越パルプ工業株式会社
  CNF高分散ポリオレフィン複合材料開発に成功、実用化に大きく前進
  潜在市場の大きさを見込み、中長期成長戦略の中核事業に位置づける
  水中対向衝突法(ACC法)の独自の特性を用途開拓に活かす
  実用化に向けて様々な技術を開発、補強材は包装材料などで可能性を探る
  100以上の企業・研究機関にサンプル供給、ポリオレフィン複合材料も供給へ
  実用化レベルの価格を目指し、前処理技術と量産化技術を開発へ

第一工業製薬株式会社
  増粘剤をキーワードに高付加価値・高機能のCNF実用に取り組む
  2014年中旬より大潟の実証プラントが稼働、2018年をめどに増強要否を判断
  CNF増粘剤「レオクリスタ」がボールペンインク用増粘剤で採用、初実用化に成功
  長年の事業経験で築いた顧客層を武器に、応用技術の開発を提案

北越紀州製紙株式会社
  CNFの多孔質材料への応用展開で差別化
  CNF適用の超高性能エアフィルターを開発、2016年内でのサンプル供給を目指す
  多孔質化CNF技術で高機能フィルターの実用化に取り組む
  熱乾燥と凍結乾燥でCNFの凝集を抑制、多孔質化技術を確立
  世界的に注目されているエアロゲルの開発も検討

花王株式会社
  CNFを用いポリ乳酸容器にガスバリア性を付与、オール天然由来容器を実現
  ガスバリア材料は優先的に自社向けに使用、一部は外販も
  アプリケーション研究開発に重点、樹脂フィラーや化粧品向け用途も検討

東京大学(同大学院農学生命科学研究科・磯貝明教授)
  TEMPO酸化を含む化学処理法でCNF基礎研究に注力
  「TEMPO触媒酸化法」によりCNFの研究が加速化
  企業と政府の連携による応用研究により、実用化が実現に
  バイオ由来のメリットを武器に、既存の素材との競合
  TEMPO触媒酸化法に固執せず、新たな製法や応用技術を研究

京都大学(生存圏研究所・矢野浩之教授)
  CNFの「産業化」を目指し、技術開発とインフラ構築に総力
  「CNFの複合材料」をメインテーマに、産官学連携による研究開発に注力
  2020年までに全部品にCNFを使用したデモンストレーションカーの製作に取り組む

九州大学(同大学院農学研究院・近藤哲男教授)
  水中対向衝突(ACC)法により疎水性ナノセルロースを実現
  水と材料のみを原料に、衝突圧で疎水性部位の分子間相互作用を開裂
  衝突圧・回数を制御し、他素材のナノ化も可能に
  中越パルプにおいてACC法ナノセルロースのサンプルワークを展開
  製造技術の改善やアプリケーション開発にも本腰入れ

愛媛大学(紙産業イノベーションセンター)
  地域社会の連携で様々なCNF研究に取り組む
  ミカン内皮やコットンなど、酵素処理による非木質系CNF研究に注力
  地域の製紙メーカーと共同でCNFの製造・応用・用途開発
  ミカン内皮由来CNF、可食性・製造の容易さ・低コストを武器に実用化につなげる
  酵素による前処理+機械装置での解繊でコットン由来のCNFを製造

Seoul National University(ソウル大学)(山林科学部・Youn Hye-jung教授)
  樹脂コンポジットやフィルターなど、ナノセルロースの応用研究に注力
  2009年に「Hansol Paper」とナノセルロースの製造とアプリケーションの研究開発を実施

Kangwon National University(江原大学)
(製紙環境科学大学・Won Jong-myoung 教授、Lee Seung-hwan 教授)
  古紙を原料にしたCNFの大量生産技術確立を目指す
  韓国国内での研究開発ネットワーク構築も計画に
  古紙由来CNF、最大のメリットは低コスト
  パルプ・木材でのCNFと比べ、性能差はほぼ無し
  CNFの凝集防止と分散性向上が実用化のキーポイント
  韓国のCNF研究におけるコントロールタワー設置を計画

韓国国立山林科学院
  CNF複合材料による高付加価値の用途開発を目指す
  電極とセパレーターに3次元構造CNFを適用し、「紙バッテリ」を開発
  フレキシビリティ・低コスト・薄肉・高性能を実現
  2020年まで数百kg/日規模までCNF生産能力を段階的に増強方針

第3章:ナノファイバー参入メーカーの動向

廣瀬製紙株式会社
  ノズルレスの「エレクトロニクスバブルスピニング法」により
  高生産性で均一なナノファイバーを製造
  2016年に本格的な販売開始が視野に
  「中間素材」主要ターゲットとした用途展開に注力
  紡糸環境におけるマネージメントがナノファイバーの品質を左右
  ナノファイバー産業活性化のために、各プレイヤーの協力体制が必要

TOPTEC HNS CO., LTD.
  2013年より世界最大級のナノファイバー量産開始
  衣料用向けでニーズ拡大
  亀尾事業所で幅3,400mm、最大生産速度80m/分、
  衣料用向けで最大キャパ700万ヤード/年の設備が稼働中
  FA制御技術を導入し、マルチノズル電界紡糸法の課題を解決
  防水性・高透湿素材として衣料用向けに採用が活発、売上のけん引役に
  2016年にはメディカルやベント、コスメティック素材向けに拡販

信州大学(ナノ融合技術研究室・金翼水準教授)
  量産ベースのナノファイバーにより、高付加価値用途開発に注力
  世界最大級のナノファイバー量産設備を共同開発、2013年より稼働中

京都工芸繊維大学(バイオベースマテリアル学・山根秀樹教授)
  各種バイオ材料のナノファイバー化に取り組む
  ナノファイバーならではの性能を用い、特定市場に特化した展開が必要
  従来のバイオベース材料より安価で優れた性能の新規材料開発に注力

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