2017年版 医療用ディスポーザブル製品 汎用品市場の将来展望

本調査レポートでは、薬剤注入関連製品、輸液ライン、手術用関連製品の製品別分析を行うと共に、各製品別の国内トータル市場規模推移と企業別マーケットシェア分析、更に、製品区分別に参入企業シェアと市場規模・将来成長率分析を実施。ディスポーザブル医療機器のうち、拡大が期待される「Safety製品(感染防止製品)」、「Home Use市場」、「キット化製品」の3区分についても、それぞれ算出、分析した。

発刊日
2017/09/29
体裁
A4 / 509頁
資料コード
C59108800
PDFサイズ
9.9MB
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調査資料詳細データ

調査概要
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調査対象:国内メーカー及び輸入製品の総発売元
調査方法:面接取材とTEL取材、郵送取材併用(一部推定企業含む)
調査期間:2017年4月~2017年9月

資料ポイント
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  • 医療用ディスポーザブル27項目(53製品)の市場分析と販売元シェアを調査。また、有力参入企業の動向や将来に向けての戦略も徹底分析。
    (1)医療用ディスポーザブル27項目(53製品)の06~16年度実績数量・金額ベース市場規模分析と製造販売業:販売元シェア(国内ベース)
    (2)2017~2021年度までの中期予測
    (3)各製品におけるSafety製品の市場推移と企業別動向
    (4)各製品における在宅分野の市場規模推移と企業別動向
    (5)キット化製品、セット化製品の市場動向
    (6)有力企業の参入製品個表

資料概要
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PARTⅠ 医療用ディスポーザブル製品の市場動向
PARTⅡ 製品別市場推移とSafety・キット化、病院・在宅分野の展望
PARTⅢ 参入企業分析 約120社

リサーチ内容

■掲載内容

SUMMARY

医療用ディスポーザブル製品 汎用品市場の将来展望 ~SUMMARY~

1.市場動向及び市場推移 52製品で2016年度2,413億92.9百万円(大人用紙おむつ除く)
2.区分別 市場動向
  (1)Safety(安全機構付)製品
  (2)Home Use(在宅向け)製品
  (3)キット製品
3.医療用汎用品市場の展望と課題
  (1)市場背景
  (2)単回使用医療機器の「再製造」に関する制度の創設
  (3)留置針(プラスチックカニューレ型静脈内留置針、血液透析用留置針)
  (4)サクション排液システム(パック・ボトル)
  (5)尿失禁治療・手術ディバイス(TVT・TOT・TMV、人工尿道括約筋術)

PARTⅠ 医療用ディスポーザブル製品の市場動向

医療用ディスポーザブル製品の市場動向 汎用品市場推移

薬事工業生産動態統計
  2015年における主要42分類で、医療用ディスポーザブル関連製品国内出荷は9,638億28百万円
  ディスポ製品主要品目推移・金額ベース(生産:歯科用除く2011年~2015年)
  ディスポ製品主要品目推移・金額ベース(輸入:歯科用除く2011年~2015年)
  ディスポ製品主要品目推移・金額ベース(国内:歯科用除く2011年~2015年)
  ディスポ製品主要品目推移・金額ベース(輸出:歯科用除く2011年~2015年)
  ディスポ製品主要品目推移・数量ベース(生産:歯科用除く2011年~2015年)
  ディスポ製品主要品目推移・数量ベース(輸入:歯科用除く2011年~2015年)
  ディスポ製品主要品目推移・数量ベース(国内:歯科用除く2011年~2015年)
  ディスポ製品主要品目推移・数量ベース(輸出:歯科用除く2011年~2015年)

調査品目の市場推移
  52製品で2016年度2,413.9億円、2017年度は2,452.5億円の市場予測(大人用紙おむつ除く)
  表:調査品目における市場推移(2006年度~2021年度)
  (1)Safety関連製品:2016年度501億76.6百万円市場、2017年度は508億98.6百万円の予測
  Safety製品別 数量・金額 市場規模推移(表)
  (2)キット製品:前年比4.5%アップの358億11百万円市場、2017年度は387億8百万円の予測
  (3)Home Use市場:2016年度244億39.9百万円、2017年度243億88.7百万円の予想
  Home Use製品別数量市場規模推移(表)
  Home Use製品別金額市場規模推移(表)
  図:Safety製品・キット化製品・Home Use製品の市場推移(金額ベース)
  調査品目における金額ベース市場規模推移(表)
  調査品目における数量ベース市場規模推移(表)
  総トータル市場におけるsafety、キット製品、Home Useの製品割合(図)
  表:品目別マーケットリーダー(2016年度総販売元ベース)

PARTⅡ 製品別市場推移とSafety・キット化、病院・在宅分野の展望

§1 シリンジ・注射筒
  市場概要
  市場規模:2016年度インスリン用含め、11億4,980万本、2017年度は11億3,265万本の予測
  インスリン用ディスポーザブル市場規模:2016年度5,116万本、2017年度は5,086万本の予測
  Safety製品市場動向:2015年度以降の販売実績なし
  表:シリンジ総市場とHome Use市場の推移・構成比
§2 注射針
  市場概要
  市場動向:2016年度8億2,290本・17億84百万円、2017年度は7億9,820万本の予測
  Home Use(ペンニードル)市場動向:2016年度9億9,208万本、2017年度は9億9,390万本の予測
  インスリン療法について
  インスリン製剤の種類
  表:注射針総市場とHome Use市場の推移・構成比
§3 輸液セット
  製品概要
  市場概要
  市場動向:2016年度2億6,371万セット・126億12百万円、2017年度は2億6,425万セットの予測
  定量筒付輸液セット(微量・精密用)Measured Volume Set市場動向:2016年度前年比11.7%ダウンの
  35.4万セット市場、2017年度は32.3万セット、1億20.5百万円の予測
§4 翼状針・翼付静注針
  市場概要
  市場動向:2016年度 数量ベースで前年比0.4%アップの2億3,756万本、17年度は2億4,607万本の予測
  Safetyタイプ市場動向:2016年度1億4,704万本、37億15百万円、2017年度は1億5,330万本の市場予測
§5 留置針
  市場概要
  市場規模:2016年度 トータル市場2億4,349万本、206億71百万円市場、
  2017年度は2億4,831万本・209億32百万円
  企業別動向:メディキットが好調推移 静脈内留置針、透析用留置針ともに牽引
  透析用留置針
  Safetyタイプ:9,472万本・73億14百万円市場、金額ベース市場規模に対し71.3%の占有率に
  2017年度は9,590万本・73億2百万円の予測
  表:プラスチックカニューレ静脈留置針総市場とHome Use市場の推移・構成比
§6 延長チューブ
  市場概要
  市場動向:2016年度8,493万本・75億49百万円、2017年度は8,729万本、75億39百万円の予測
  Safety輸液製品:ライン製品市場259億79百万円、栄養ライン製品市場89億円
§7 三方活栓
  市場概要
  市場規模:2016年度 数量ベース前年比0.2%アップの3,222万ケ市場、2017年度は3,249万ケの予想
  耐圧用三方活栓(低圧・中圧・高圧)
  市場動向
§8 高カロリー輸液用カラバック
  市場概要
  市場動向:2016年度107万枚・4億60.5百万円、2017年度は106.6万枚・4億58.5百万円の予測
  在宅輸液療法市場概要:患者数伸びず
§9 連結管
  市場概要
  市場動向:2016年度 1,090.7万本・2億71.8百万円、2017年度は1,070.7万本の予測
§10 各種フィルター
  各種フィルターの2016年度市場規模
  輸血(血液)フィルター市場
  市場概要
  市場動向:2016年度 1億40百万円市場
  輸液フィルター(セット)市場
  市場概要
  市場動向:2016年度 244万セット・15億83百万円
  表:輸液フィルターセット総市場とHome Use市場の推移・構成比
  除菌フィルター(バクテリアフィルター)・HME・HMEF(人工鼻)市場
  市場概要
  市場規模:バクテリア+HME+HMEFトータル市場約1,010.8万ケ、49億18.9百万円市場、
  2017年度は約1,039.8万ケ・50億38.4百万円の予想
  企業別動向(HME・HMEF)
  表:バクテリアフィルター総市場とHome Use市場の推移・構成比
  表:HME(HMEF)総市場とHome Use市場の推移・構成比
  トランスデューサー 保護 フィルター市場
  市場概要
  人工心肺用動脈フィルター市場(胸部心臓血管外科)
  市場動向:2016年度23,050ケ、2億93百万円市場、2017年度は22,085ケの予測
  硬膜外カテーテル用フィルター市場
  市場動向:2016年度55.2万ケ、1億86百万円市場、2017年度は55.98万ケ・1億87百万円の予想
§11 各種吸引具(排液システム)
  吸引器(具)市場概要
  1.チェストドレナージユニット(胸腔吸引器)
  市場概要
  市場動向:2016年度180,700セット、住友ベークライト圧倒的シェア
  参考資料:気胸セット市場動向
  2.(電動式吸引器)排液ボトル
  市場概要
  市場動向:2016年度約61.1万ケ・6億38百万円市場を形成
  3.ポータブル低圧持続吸引器市場概要
  市場概要
  市場動向:2016年度 855,300ケ/セット・43億89百万円、
  2017年度は875,000セット・44億97百万円の予測
  4.サクション排液システム(パック・ボトル)
  市場概要
  市場動向:2016年度 1,286.7万ケ/枚・60億38百万円、2017年度は1,414.5万ケ/枚の予測
  参考資料:閉鎖式サクションカテーテル市場(感染防止)
§12 尿バッグ市場
  市場概要
  市場規模:尿バッグトータル市場は1,793.2万枚・38億円市場に
  閉鎖式尿バッグ市場(Closed Type)
  市場動向:2016年度は865.9万枚市場 メディコンがシェアトップ、2017年度は862.9万枚の予測
  精密尿量計付尿バッグ市場 
  市場動向:メディコンが数量ベースシェア84.9%
  開放式尿バッグ、(架台式)貯尿・蓄尿袋市場
  市場動向:2016年度は合計で前年比8.1%ダウンの778.0万枚、2017年度は726.0万枚の予測
§13 尿失禁市場
  市場概要
  Diveice市場・医療用具市場 
  市場動向:2016年度4億5百万円、2017年度4億9百万円の予想(大人用紙おむつ市場除く)
  自己導尿カテーテル市場
  市場概要
  治療分野市場
  手術市場(Invasive)
  市場動向
  表:Device関連 Total市場とHome Use市場推移・構成比
  表:大人用紙おむつ Total市場とHome Use市場推移・構成比
§14 酸素マスク・カニューラ
  市場概要
  市場規模:2016年度 数量ベースで前年比4.0%アップの9,238,700ケ(本)に
  企業別動向:日本メディカルネクスト 375.7万ケ、テレフレックスメディカル220万ケ
  在宅酸素療法患者数は推定で55.4万人(矢野経済研究所 推定)
  表:酸素マスク・カニューラ総市場とHome Use市場推移・構成比
§15 呼吸回路・麻酔回路
  市場概要
  市場規模:2016年度209.98万セット、2017年度222.94万セットの市場予測
  企業別動向:2016年度 スミスメディカル、日本BD販売数量UP
  在宅人工呼吸療法患者は2016年度8.8万セット
  表:呼吸回路・麻酔回路 総市場とHome Use市場推移・構成比
§16 自動吻合器・自動縫合器、止血・結紮クリップ、皮膚縫合器
  市場概要
  自動吻合器・自動縫合器市場
  市場動向: 2016年度383億36百万円、2017年度は403億56百万円見込み
  血管領域自動吻合器/血管縫合補助器具市場:2016年度7,400セット
  循環器止血材(縫合器、コラーゲン)市場:2016年度は20億37百万円の市場形成
  止血・結紮クリップ市場(Open Surgery)
  市場動向:2016年度9億11百万円、2017年度予定9億10百万円
  皮膚縫合器(スキンステイプラー)市場
  市場動向:2016年度 18億3百万円、2017年度は18億73百万円の見込み
§17 血液バッグ・輸血セット
  市場概要
  市場規模・企業別動向:2016年度356.0万枚・29億57百万円市場、2017年度は352万枚の予測
  輸血セット市場動向:2016年度493.9万本・5億85百万円、2017年度は503.1万本の予測
§18 自己血輸血製品
  市場概要
  市場動向:2016年度154台、2017年度186台見込みに回復、
  リヴァノヴァ「XTRA」が高シェア維持、Freseniu製品はJMSが販売元に
  自己血輸血の消耗品市場
  1.貯血式・希釈式における血液バック市場
  2.術中回収式における自己血回収システム
  3.術後回収式における自己血輸血(セット)市場
§19 替刃メス・スカルペル
  市場概要
  市場規模/企業別動向:ディスポ替刃メス市場 合計で11億58.9百万円市場
§20 キット製品・パック製品
  市場概要
  市場規模:前年比4.5%アップの358億11百万円市場、2017年度は387億8百万円の予測
  企業別動向:ホギメディカルのオペラマスター契約施設増加
  参考資料:主要ディスポーザブル製品 キット/セット製品(表)
§21 インフューザー
  市場概要
  市場動向:2016年度 約185.0万ケ/セット・52億47百万市場を形成、
  2017年度は194.4万ケ/セット・55億4百万円の予測
  インフューザー疾患対応別市場:2016年度 施設内173.4万セット、在宅分野11.6万セット
  参照資料:麻酔針(スパイナル針、硬膜外麻酔針、神経ブロック針)市場(表)
§22 生検針
  市場概要
  市場規模
  企業別動向
  オープンMRI用生検針市場:販売実績なし
§23 真空採血管
  市場概要
  市場動向:2016度 9億7,935万本・120億27百万円市場、2017年度は101億240万本の予測
  プラスチック製品:2016年度99.9%
  Safety(広義・狭義)製品:2016年度数量ベース 2億3,337万本でトータル市場の23.8%
§24 血液ガス測定用採血キット
  市場概要
  市場規模:2016年度1,368.6万セット、17億17百万円市場、2017年度は1,364.8万本の予測
  企業別動向
  Safety製品:2016年度数量ベース 2億3,337万本でトータル市場の23.8%
§25 ECG電極
  市場概要
  市場動向:2016年度72億19百万円、2017年度72億36百万円
  Home Use市場:ホルター用は約14.5億円(推定)
§26 床ずれ防止用パット
  市場概要
  市場規模:2016年度 62,200枚、6億50.3百万円市場、2017年度 58,120枚の予測
  企業別動向
§27 安全機構付き/Safety(感染防止)製品市場
  市場概要
  市場動向:2016年度 市場規模は501億76.6百万円、2017年度は508億98.6百万円の予測
  企業別動向:テルモ 145億34百万円で29.0%シェアトップ、次いでJMS 17.4%、トップ13.8%のシェア
  Safety市場参入企業シェア
  (表)感染防止・セーフティ製品別推移 製品別
  (表)感染防止・セーフティ製品別推移 企業別
  (表27-6)Safety製品実績推移と予測(2012年度~予)2017年度)

PARTⅢ 参入企業分析 約120社

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