レジャー産業 2015年度予測は前年度比104.3%(3月更新)


●2014年4-9月 確報値
第1四半期が前年同期比で1.5%減、第2四半期が前年同期比で2.6%、上半期では2.1%減といった状況となった。消費税による負担増が3.0%であり、統計は生活者の財布から支出された金額で計算されているため、前年同月比で3.0%程度アップしないと実質的なレジャー関連支出の増加ではない。したがって、上半期は実需では5.0%程度マイナスといえる。
また、円安の影響が出ているのか、夏場以降の海外旅行が2割近く落ちている点が特徴的なトレンドである。

●2014年10-12月 速報値
12月は0.04%減となった。海外旅行・ゴルフ・外食が昨年より弱含みとなっている。。
2014年度の見通しは、1.3%増と予測しているが、実質的に2%弱のマイナスとなる見込みである。
来月確報値が発表されるため、消費税増税からの反動減からどこまで回復しているか注目したい。

●2015年度の見通し
2015年度は2014年度に対して4.3%増(2013年度比5.6%増)を見込んでいる。2015年度にかけて更なる所得改善・堅調な株価などから、レジャー関連への支出に期待が高まるところである。

月次、四半期、年次の予測値推移およびその他の産業別予測はこちらからもご覧になれます。
http://www.yano.co.jp/mirai/_yosoku/index.html


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