【カモつぶ】コーティング加工から表面処理加工へ


【洗浄いらずの自動車が登場するカモ】TV通販番組は、マーケティング的な要素、仕掛けがたくさん含まれており、誰しも思わず買いたくなる衝動に駆られてしまうのではないでしょうか。
そんなTV通販番組の中でも、最近よく目にするのが某通販会社の、セラミック素材でコーティング加工されたフライパン商品です。

近年のフライパン商品は、フッ素加工処理されている商品が一般的になっていますが、使っていくうちにコーティング素材がはがれ落ちていき、機能低下が進んでいきます。
しかし、こちらのセラミック素材を使ったフライパン商品は硬度の高いセラミック素材を使用し、かつ独自技術によって耐摩耗性を格段に高めたことで、これら機能を飛躍的に向上させたアイテムとなります。

さてこのような機能、通常、撥水機能を活用しており、コーティング処理を施すことで撥水機能を高めているケースが多くなります。
したがって、耐摩耗性に差があるものの、使い続けることでコーティングが摩耗し、撥水機能が低下していくことは自然の理として避けられないことでしょう。

ではコーティング処理ではない撥水加工処理方法はないのか?と言えば、そんなことはありません。
ロチェスター大学(米国)の研究者が超撥水機能とも言える金属の表面加工処理技術を開発したそうです。
なんでも金属表面にレーザー加工を施す技術で、「Super-hydrophobic」と称すそうです。

このような技術を使えば、フライパンももはやコーティング処理は不要、表面加工処理による機能的な商品ができますよね。
その他、金属製品で防汚を避けたいようなアイテム、商品などには全般的に応用が可能ではないでしょうか?

例えば、金属の屋根、キッチンンのシンク、あるいは衛生陶器の代替としてのトイレや洗面ボウルなどでの用途が想定できます。
また、一昔前にはやったコンクリート打ちっ放しの建物ではなく、鉄骨打ちっ放しの建物なんかも面白いのではないでしょうか。

カーコーティング技術も随分と発展してきましたが、将来、このような表面加工の採用により洗浄不要の自動車が登場する“カモ”知れませんね。

少しでも、「ふーん」「なるほど」、「そうカモ!」と思えたら、Twitter、Facebookのボタンをポチッとお願いします♪
カウントが増えると、もっとハリきってつぶやくカモ!?

kamo4


コメントを残す