【カモつぶ】歯科治療の“キーン”音が消える日


【自然治癒力を高める治療法が増えるカモ】いわゆる医学には、科学的な根拠に基づく西洋医学と、長い年月をかけた経験値に基づく東洋医学の2つあることをご存知かと思います。

これらの違いを大まかにかつ平易に表現すれば、西洋医学は身体の中の異常箇所を特定して、徹底的にそこへフォーカス、投薬や手術などで部分集中的に治療を試みるアプローチです。
これに対して東洋医学では、もちろん異常個所を特定しないというわけではありませんが、どちらかと言えば、自然治癒力を高めるための施術を行う、身体全体への治療を試みるアプローチとなります。
どちらもアプローチの違いであり、優劣が有るわけではないのですが、西洋医学の方が部分的かつ強制的な治療を行うが故に効率良く、短期的な対処を可能とするため、近代の医学はこちらを中心に発展してきました。

ではこれからの医学はどうなのでしょうか?
もちろん西洋医学の重要性、発展性はこれからもあまり変わりないと思いますが、これからは東洋医学的なアプローチも重視される気配が濃厚です。
例えば、“未病”や“予防医学”、“健康寿命”という概念、考え方がジワジワと拡がりつつありますが、これは西洋医学よりも東洋医学のアプローチに近しいでしょう。

ただし従来のように西洋医学、東洋医学、それぞれが独立したまま発展するというよりも、これからはそれぞれの良いところを融合させた医学が発展していきそうです。

ある海外の企業が、革新的な歯科治療法の実用化のため、クラウドファウンディングなどを活用して英国と米国から資金調達を行っていることが話題となっています。
この歯科治療法、従来の虫歯を削り、薬剤を塗り込むということを必要としないもので、特殊な機械を使って虫歯箇所の再石灰化を図るものだそうです。

これはすなわち、人が元来有している自然治癒力を高めることに等しいものとなります。
もちろん早期の虫歯のみ対処できる治療法のようですが、これが実用化されると、もはや歯を削る時の痛みなどは全くないまま自然な形で治療を行う事ができるようになり、歯医者嫌いの子供は減少するでしょう。

歯科に限らず、再生医療はこれからの医療技術であり、その発展は日進月歩、当たり前のように医療行為に活用される日はそう遠いことではなさそうです。
そしてすべてとは言いませんが、再生医療の中に、今回ご紹介した歯科治療のような人の自然治癒力を高めるアプローチ方法も数多く出てくる可能性があります。

もしかしたら西洋医学的には特効薬のない風邪や花粉症なども、自然治癒力を活用した画期的な治療法が確立される“カモ”知れませんね。

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kamo4


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