モーニングCROSS週間ランキング18.1.15 – 18.1.19

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2018年1月19日 | ランキング

週間ランキング

6434人が犠牲となった阪神・淡路大震災の発生から、17日で23年。被災地ではこの日、朝から雨が降る中、各地で追悼行事が行われ、鎮魂の祈りに包まれました。多くの遺族や被災者らは、発生時刻の午前5時46分に合わせ黙とうを捧げ、震災の記憶を後世に語り継いでいくことを改めて胸に誓っていました。しかし、23年もの月日が経ち、震災後に生まれた人が多くなっていく中、この教訓をどう語り継いでいくかが課題となってきています。何よりも一人一人がこの思いを忘れずに、風化させないことこそが大事なことではないでしょうか。
今週のニュースランキングは以下となります。
 

順位
ニュースグループ
クチコミ数
1位
阪神・淡路大震災 23年
55,561
2位
センター試験 ムーミン
46,526
3位
イプシロン3号機 打ち上げ成功
21,383
4位
UZI 大麻所持
19,841
5位
新潟 電車立ち往生
19,334
6位
フグ肝臓 販売
18,259
7位
河野太郎 外相会合
17,156
8位
平昌五輪 南北合同チーム
15,360
9位
ながら運転 厳罰化
15,096
10位
芥川賞 直木賞
11,023

未来を見通すための戦略思考 ~矢野経済研究所代表による今週のコメント

■「イプシロン3」、「アスナロ2」が拓く民間宇宙マーケットの可能性

18日、JAXAは小型ロケット「EPSILON3号機」の打ち上げに成功した。同機の打ち上げ費用は日本の基幹ロケット「H2A」の半分以下の45億円、1、2号機に続く成功は小型衛星の商業打ち上げ市場への参入可能性を開く。
搭載された衛星はNECの地球観測衛星「ASNARO2」、高性能小型レーダーにより気象条件や昼夜を問わず地上を観測、撮影できるという。

今回のミッションで注目すべきは、NECが衛星メーカーとしてのポジションから宇宙利用サービス事業者への第一歩を踏み出した点にある。同社は「ASNARO2」の打ち上げに際し、衛星の自主運用拠点となる「NEC衛星オペレーションセンター」を新設、システムの運用から画像やデータの配信サービスを一貫して行うこと、今後3年間で宇宙ソリューション事業を50億円規模に育てることを発表した。

日本の宇宙産業の市場規模は年間1兆2千億円、政府は“2030年代には現在の2倍規模に拡大”との目標を掲げている。先行する米、欧、露、中、印と渡り合うにはロケットや衛星といった機器開発や打ち上げサービスなどのハード分野はもちろんであるが、ソフト分野、すなわち宇宙利用サービス市場における事業創出力の強化が鍵となる。NECの戦略はこうした流れの中で評価されるべきであり、この意味において宇宙ゴミ対策に取り組む「アストロスケール」や通信衛星アンテナのシェアリングを目指す「インフォステラ」など高度なビジネス構想力をもったベンチャーの台頭、成長に期待したい。

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