「CO2を排出しないカーボンニュートラル燃料(脱炭素燃料)の市場に関する調査を実施(2023年)」に関する矢野経済研究所のマーケットデータをご紹介します。

マーケットレポート
カーボンニュートラル燃料(脱炭素燃料)市場の将来展望

価格(税込):165,000円(本体価格 150,000円)
「カーボンニュートラル燃料(脱炭素燃料)市場の将来展望」に関するマーケットデータを詳細にまとめた資料です。
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調査結果のポイント

第1章 カーボンニュートラル燃料の概要と動向

1.カーボンニュートラル燃料の分類
2.カーボンニュートラル燃料の特徴
  (1)水素
  (2)アンモニア(燃料アンモニア)
  (3)脱炭素化のためのCCS/CCUS
  (4)CO2/カーボンリサイクル
  (5)合成燃料
    ①気体合成燃料
    ②液体合成燃料
  (6)リニューアブル燃料
  (7)バイオ燃料
  (8)水素キャリアの比較
3.カーボンニュートラル燃料の需要分野
  (1)化石燃料とカーボンニュートラル燃料の対応
  (2)カーボンニュートラル燃料の選択肢
    ①船舶燃料
    ②自動車燃料
    ③航空機燃料
    ④発電燃料
    ⑤産業用熱エネルギー燃料
    ⑥カーボンニュートラルLNG・LPG
4.カーボンニュートラル燃料関連の政策
  (1)審議会・研究会等
  (2)団体
  (3)エネルギー安全保障と脱炭素化(経産省)
  (4)再エネ大量導入と電力安定供給(経産省)
  (5)脱炭素化支援機構の新設(環境省)
  (6)脱炭素先行地域の選定(環境省)
  (7)カーボン・クレジット市場(経産省)
  (8)GX経済移行債(経産省、金融庁、環境省)
  (9)NEDO技術開発(経産省)
    ①グリーンイノベーション基金事業
    ②先導研究プログラム
  (10)先行実装開発(経産省、国交省)
    ①カーボンニュートラル・コンビナート
    ②カーボンニュートラル・ポート
    ③先行実装開発の事例

第2章 カーボンニュートラル燃料の現状と開発動向

1.水素
  (1)水素の位置付け
    ①水素の戦略と導入目標
    ②水素の種類と役割
  (2)NEDO技術開発
    ①グリーンイノベーション基金事業
    ②水素社会構築技術開発事業
    ③水素利用等先導研究開発事業
    ④水素ステーション等に係る研究開発
  (3)カーボンフリー水素の製造方法と課題
    ①水電解装置の開発を含むプロジェクト
    ②水電解装置の技術開発
    ③ターコイズ水素の開発
  (4)水素の貯蔵・輸送方法
  (5)気体燃料の分離・回収技術
    ①多孔性材料による分離・回収
    ②水素分離膜による分離・回収
  (6)水素の利用方法
    ①FCV用燃料電池
    ②定置用燃料電池
    ③水素ガスタービン発電
    ④水素還元製鉄
    ⑤水素燃焼工業炉(産業炉)
    ⑥水素燃焼ボイラー、給湯器
    ⑦発電用水素ガスエンジン
    ⑧自動車用水素エンジン
    ⑨航空機用水素エンジン
    ⑩舶用水素エンジン
    ⑪P2Gシステム
  (7)水素サプライチェーン構築の事業化
2.アンモニア(燃料アンモニア)
  (1)アンモニアの位置付け
    ①アンモニアの戦略と導入目標
    ②アンモニアの種類と役割
  (2)NEDO技術開発
    ①アンモニア混焼火力発電技術開発
    ②グリーンイノベーション基金事業
    ③燃料アンモニア利用・生産技術
    ④NEDO先導研究プログラム
  (3)カーボンフリーアンモニアの製造方法と課題
  (4)アンモニアの貯蔵・輸送方法
  (5)アンモニアの利用方法
    ①石炭火力発電
    ②ガスタービン発電
    ③ガスエンジン発電
    ④ナフサ分解炉
    ⑤燃焼炉/工業炉
    ⑥アンモニア燃料船
    ⑦アンモニア燃料航空機
    ⑧アンモニア燃料自動車
  (6)アンモニアのサプライチェーン構築の事業化
3.CO2/カーボンリサイクル
  (1)CO2の特性
  (2)CCS/CCUSの位置付け
    ①カーボンリサイクル燃料/CCUS
    ②脱炭素燃料/CCS
    ③CO2分離・回収技術
    ④CO2輸送方法
  (3)CCS/CCUSの導入・普及計画
  (4)NEDO技術開発
    ①グリーンイノベーション基金事業
    ②環境調和型プロセス技術の開発
    ③カーボンリサイクル・次世代火力発電等技術開発
    ④CCUS研究開発・実証関連事業
  (5)環境省CCUS事業
  (6)CCS/CCUS技術開発・プロジェクトの動向
    ①大崎上島プロジェクト(広島県)
    ②苫小牧プロジェクト(北海道)
    ③三川バイオマス発電所プロジェクト(福岡県)
    ④新潟エリアCCUSプロジェクト(新潟県)
    ⑤国内事業化調査の事例
    ⑥国内企業の海外プロジェクト例
  (7)CO2分離・回収技術の開発動向
    ①アミン吸収法
    ②膜分離法
    ③DAC技術
  (8)CO2輸送技術の開発動向
  (9)カーボンリサイクル技術の開発動向
  (10)人工光合成技術の開発動向
4.合成燃料
  (1)液体合成燃料の位置付け
  (2)合成燃料のメリット
  (3)合成燃料の課題
  (4)自動車用合成燃料の開発動向
  (5)航空機用合成燃料の開発動向
  (6)メタネーションの位置付け
  (7)メタネーションの開発動向
  (8)メタネーションにおけるCO2カウント
  (9)グリーンLPGの位置付け
  (10)グリーンLPGの開発動向
5.リニューアブル燃料
  (1)リニューアブル燃料の位置付け
  (2)リニューアブルディーゼル
    ①リニューアブルディーゼルの現状
    ②リニューアブルディーゼルの国内市場構造
    ③海外リニューアブルディーゼルの国内導入例
  (3)バイオジェット燃料
    ①バイオジェット燃料の現状
    ②NEDO技術開発等
    ③微細藻類バイオジェット燃料の開発動向
6.バイオ燃料
  (1)バイオ燃料の位置付け
    ①バイオ燃料の種類
    ②発電用・燃料用バイオ燃料
    ③輸送機械用バイオ燃料
    ④バイオエタノールの流通
  (2)バイオ燃料の開発動向
    ①環境省技術開発
    ②ブラックペレット
    ③ソルガム/ニューソルガム
    ④バイオエタノール
    ⑤木質バイオマスのガス化発電
    ⑥BECCS(CO2ネガティブ水素)

第3章 業界別対応動向

1.設備・システムメーカー、エンジニアリング会社
  (1)総合重機
    ①川崎重工業
    ②三菱重工業
    ③IHI
  (2)エンジニアリング会社
    ①日揮
    ②千代田化工建設
    ③東洋エンジニアリング
  (3)設備機器・システムメーカー
    ①日立造船
    ②東芝エネルギーシステムズ
    ③富士電機
    ④ヤンマーエネルギーシステム
2.エネルギー会社
  (1)発電事業者・電力会社
    ①JERA
    ②Jパワー
    ③東北電力
    ④東京電力
    ⑤関西電力
    ⑥沖縄電力
  (2)都市ガス会社
    ①東京ガス
    ②大阪ガス
    ③東邦ガス
  (3)石油・LPG会社
    ①ENEOS
    ②出光興産
    ③コスモ石油
    ④INPEX
    ⑤JAPEX(石油資源開発)
    ⑥岩谷産業
  (4)エネルギー商社
    ①三菱商事
    ②伊藤忠商事
    ③三井物産
    ④丸紅
    ⑤豊田通商
3.鉄鋼会社
4.自動車会社
    ①トヨタ自動車
    ②その他自動車メーカー
    ③デンソー
5.運輸会社
  (1)海運会社
  (2)航空会社
    ①日本航空
    ②全日本空輸
    ③その他

第4章 カーボンニュートラル燃料の将来展望

1.カーボンニュートラル燃料普及の課題と方策
  (1)事業投資の予見可能性と低コスト化
  (2)水素エネルギーとメタネーションの位置付け
  (3)産業用の水素、燃料アンモニア導入
  (4)再エネ電力の拡大と電力需給管理
  (5)ロシアによるウクライナ侵攻の影響
  (6)石炭火力等の位置付け
  (7)カーボンニュートラル実現の条件
  (8)脱炭素燃料の選択肢
2.カーボンニュートラルの政策動向
  (1)COP27
  (2)省エネ法改正
  (3)カーボンプライシングとGX経済移行債
3.カーボンニュートラル燃料の市場規模推移予測

ショートレポート
「カーボンニュートラル燃料(脱炭素燃料)市場の将来展望」の概要版

価格(税込):1,100円(本体価格 1,000円)
「カーボンニュートラル燃料(脱炭素燃料)市場の将来展望(2023年発刊、税込165,000円」の一部の内容についての概要をまとめたリーズナブルな資料です。 右記マーケットレポートの入門的な情報としてご活用ください。

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1.市場概要 ※1

2.セグメント別動向
 水素
 (燃料)アンモニア
 気体合成燃料
 液体合成燃料

3.注目トピック
  発電事業者・電力会社の動向 ※1
  都市ガス会社の動向
  石油・LPG会社の動向


4.将来展望 ※2

掲載図表
  • カーボンニュートラル燃料の市場規模予測 ※1
  •  ※データ掲載年:2030年予測、2050年予測

※本レポートは、2023年発刊の「カーボンニュートラル燃料(脱炭素燃料)市場の将来展望」を元に作成しています。

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