「協働ロボット世界市場に関する調査を実施(2023年)」に関する矢野経済研究所のマーケットデータをご紹介します。

マーケットレポート
2023年版 協働ロボット市場の現状と将来展望

価格(税込):220,000円(本体価格 200,000円)
「2023年版 協働ロボット市場の現状と将来展望」に関するマーケットデータを詳細にまとめた資料です。
市場動向、企業動向など、詳細なデータ・解説など、事業戦略の強力な武器となる情報が満載の書籍です。

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調査結果のポイント

第1章  協働ロボット市場の現状と将来展望

協働ロボット市場の現状と将来展望
 
1.市場規模推移と今後の予測
  世界的な自動化の潮流で、本格的な開花局面を迎える
  2032年までの出荷台数ベースCAGRは、約122.5%
  表.協働ロボットの世界市場規模推移(台数・金額:2021~2032年予測)
  図.協働ロボットの世界市場規模推移(台数・金額:2021~2032年予測)
  表.協働ロボットの形態
2.国別の協働ロボット出荷動向
  各国政府の製造業復興政策や自動化構築に対する支援策で、協働ロボット市場の成長は続く
  表.国別の協働ロボットの世界市場規模推移(台数:2021~2032年予測)
  表.国別の協働ロボットの世界市場規模推移(金額:2021~2032年予測)
  図.協働ロボット市場の国別構成比(台数:2021~2032年予測)
  図.協働ロボット市場の国別構成比(金額:2021~2032年予測)
3.協働ロボットメーカーシェア
  先頭企業の絶対的な存在感、追いかける中華圏の影響力
  図・表.世界における主要協働ロボットメーカーシェア(台数ベース、2022年)
  図・表.世界における主要協働ロボットメーカーシェア(金額ベース、2022年)
4.導入業界別の需要動向
  製造業がメイン市場として成長するなか、サービス業・新規領域は2032年に2割へ
  図・表.業界別協働ロボットの構成比(台数ベース、2022年見込)
  図・表.業界別協働ロボットの構成比(台数ベース、2032年予測)
5.可搬重量別の需要動向
  10kg未満のシェアが圧倒的に高く、高可搬重量製品も増加傾向
  図.可搬重量別の市場シェア(2022年見込)
  図.高可搬重量協働ロボットのイメージ
6.協働ロボット市場のSWOT分析/PEST分析
  市場拡大の好チャンスが出揃い、早期海外展開も一つの方策になる
  表.協働ロボット市場のSWOT分析
  表.協働ロボット市場のPEST分析
7.協働ロボット普及拡大の課題及び対策
  企業・政府共に、課題解決に努力

第2章 主要国別の市場動向

1.日本
  技術で世界をリードする産業用ロボット強国
  1)主要政策
    図.IFRの産業用及び協働ロボット設置台数シェア(2021年)
    図.産業用及び協働ロボットの世界設置量及び日本における生産量(2020~2021年)
    ①「ロボット新戦略」
    ②「ロボットによる社会変革推進計画」
    表.「ロボットによる社会変革推進計画」の施策及び主要内容
  2)主要支援制度
    ①設備投資支援制度
    表.ロボット導入等の設備投資支援制度の主要内容
    表.中小企業庁におけるロボット等の導入に対する税額控除事業
    ②ロボット導入FS支援制度
    表.「ロボット導入実証事業」及び「ロボットFS事業」の概要
    表.ロボット導入FS支援制度の主要内容
    ③NEDOのロボット研究開発支援事業
    表.「ロボット共通ソフトウェア技術の活用拡大推進事業」
    表.「革新的ロボット研究開発基盤構築事業」
    ④自治体のロボット導入支援事業
    表.東京都のロボット導入支援事業
  3)市場規模
    表.日本における協働ロボットの市場規模推移(台数・金額ベース:2021~2032年予測)
    図.日本における協働ロボットの市場規模推移(台数・金額ベース:2021~2032年予測)
    ものづくり大国、製造業の国内回帰で自動化需要が高まる
    表.生産拠点の国内回帰や多元化に対する政府支援
  4)企業動向
    攻める海外勢をディフェンス、高性能化・高機能化に注力
    図・表.日本における主要協働ロボットメーカーシェア(台数ベース、2022年)
    表.日本における協働ロボットメーカー一覧
2.中国
  ロボット産業強国を目指し、技術開発・育成に向けて様々な政策や支援策を展開
  1)主要政策
    表.中国におけるロボット産業関連の主要政策
    ①「中国製造2025」
    表.「中国製造2025」技術ロードマップ10大重点分野及び主要製品
    表.「中国製造2025」技術ロードマップのロボット関連目標
    表.「中国製造2025」技術ロードマップのロボット主要部品の開発目標
    ②ロボット産業発展計画(2016~2020年)
    表.「ロボット産業発展計画(2016~2020年)」の政策目標
    ③「第14次五ヵ年計画及び2035年ビジョン目標要綱(2021~2035年)」
    表.「第14次五ヵ年計画」の8大重点産業
  2)主要支援制度
    表.中国 主要地方政府のロボット関連支援内容
  3)市場規模
    表.中国における協働ロボットの市場規模推移(台数・金額ベース:2021~2032年予測)
    図.中国における協働ロボットの市場規模推移(台数・金額ベース:2021~2032年予測)
    外資誘致政策で、製造業の更なる復興に期待
    世界最大の協働ロボット市場として、市場全体を牽引
    表.2022年の新規外資誘致状況
    図.マッサージ物理療法用協働ロボットのイメージ
  4)企業動向
    ローカル企業4社が市場シェアの63%以上、
    マッサージ物理療法用や高電圧電線の保守作業用が拡大傾向
    図・表.中国における主要協働ロボットメーカーシェア(台数ベース、2022年)
    表.中国進出海外AGVメーカー
    表.中国における協働ロボットメーカー一覧
3.韓国
  ロボット産業のパラダイムは「産業用ロボット」から「知能型ロボット」へ
  1)主要政策
    ①「知能型ロボット基本計画」
    表.「第3次知能型ロボット基本計画」主要内容
    ②「知能型ロボットの開発及び普及に関する実行計画」
    表.「2022年知能型ロボット実行計画」の主要内容
    (ア)「3大製造業を中心に製造ロボットの普及拡大」
    (イ)「4大サービスロボット分野の集中的育成」
    (ウ)「ロボット産業のエコシステム強化」
    表.主要技術開発テーマ及び主要内容
    表.「協働ロボット安全認証基盤構築」の主要内容及び実績
    ③「協働ロボット設置作業場安全認証制度」
  2)主要支援制度
    安全認証の規制を緩和し、協働ロボットの導入促進を支援
    ①「協業型知能基盤ロボットのプラス競争力支援事業」
    ②「協働ロボット運転の危険性評価コンサルティングに対する財政支援事業」
    表.協働運転リスク評価のコンサルティング支援事業
    ③「ICT融合スマートファクトリーの普及・拡散事業」
    ④協働ロボットアライアンス
    ⑤その他(協働ロボット関連国策課題の動向)
    表.協働ロボット関連国策課題の動向推移(2017~2022年)
  3)市場規模
    表.韓国における協働ロボットの市場規模推移(台数・金額ベース:2021~2032年予測)
    図.韓国における協働ロボットの市場規模推移(台数・金額ベース:2021~2032年予測)
    世界第1位の産業用ロボット密度、協働ロボットはYoY120%以上の堅調な市場
    表.製造業のロボット密度世界トップ10位(2021年)
    表.韓国製造業におけるロボット密度(2010~2021年)
  4)企業動向
    6軸の垂直多関節型片腕タイプが市場の主流
    プレーヤー各自の領域が決まっており、新規参入が厳しい環境
    図・表.韓国における主要協働ロボットメーカーシェア(台数ベース、2022年)
    表.韓国における協働ロボットメーカー一覧
4.米州
  製造業の復興を支援する政策を強化し、ロボット需要増を期待
  1)米国の主要政策・支援制度
    図.先端技術製品の貿易収支推移(2001~2022年)
    図.米国のリショアリング企業数推移(2010~2021年見込)
    ①「米国ロボティックス・ロードマップ2020」
    表.「米国ロボティクス・ロードマップ2020」の期間別主要内容
    ②国家ロボティクス・イニシアティブ(NRI)
    ③先端製造パートナーシップ(AMP)
    表. AMPプロジェクトの4大重点技術及び投資予算
    ④先端製造業における競争力獲得のための報告
    表.先端製造産業における11重点投資分野
    ⑤次世代の産業用ロボット(ARM)
    表.ARMの技術投資戦略に向けた8つの課題
  2)市場規模
    表.米州における協働ロボットの市場規模推移
    (台数・金額ベース:2021~2032年予測)
    図.米州における協働ロボットの市場規模推移
    (台数・金額ベース:2021~2032年予測)
    求人難が深刻化、自動化ニーズの上昇により協働ロボットの導入が増加
  3)企業動向
    外資系の参入増える中、URの存在感は依然として強い
    図・表.米州における主要協働ロボットメーカーシェア(台数ベース、2022年)
    表.米国における協働ロボットメーカー一覧
5.欧州
  人間と協力可能なロボット技術の開発や製造業のデジタル化に向けた政策を推進
  1)主要政策・支援制度
  2)欧州主要国別の動向
    ①ドイツ
    ②フランス
    ③イギリス
  3)市場動向
    表.欧州における協働ロボットの市場規模推移
    (台数・金額ベース:2021~2032年予測)
    図.欧州における協働ロボットの市場規模推移
    (台数・金額ベース:2021~2032年予測)
    短期的にエネルギー需給問題の影響が設備投資まで及ぶものの
    長期的には製造業強化政策で自動化のニーズが増加する見通し
  4)企業動向
    先進企業がトップシェアを維持
    中華圏及び韓国系の活躍で、欧州系のシェアは減少
    図・表.欧州における主要協働ロボットメーカーシェア(台数ベース、2022年)
    表.欧州における協働ロボットメーカー一覧

第3章 主要導入業界別の市場動向

1.主要導入業界別の市場動向
    将来は非製造業向けが大幅成長
    表.協働ロボットの業界別出荷比率推移(台数ベース、2021~2032年予測)
2.主要導入業界別の特徴や自動化の現状及び可能性
  2-1.自動車・自動車部品業界
    「組立工程」や「検査工程」などで、より強みが発揮できる
    ①プレス工程(Stamping)
    ②溶接工程(Welding)
    ③塗装工程(Painting and Coating)
    ④組立工程(Assembly)
    ⑤検査工程(Inspection)
  2-2.エレクトロニクス業界
    自動化が進んでいるものの、組み立てやネジ締め工程など
    人が作業を行う工程で協働ロボットの導入が増加中
  2-3.金属・機械加工関連業界
    複雑な形状の溶接や単純繰り返し作業で活用
  2-4.三品産業(食品・ 医薬品・化粧品業界)
    人手不足が深刻で自動化のニーズが高い
    ①食品業界
    ②医薬品業界
    ③化粧品業界
  2-5.サービス業
    部品や機能を単純化した低価格・低仕様の製品が人気
  2-6.その他の新規領域
    導入業界や活用用途が無限大

第4章 協働ロボット関連主要技術動向

1.協働ロボットの概要
  1-1.協働ロボットの定義
    規定された協働作業空間で、人間と直接的な相互作業をするように設計されたロボット
    表.ロボットの分類及び導入先
    表.産業ロボット及び協働ロボットの定義
    表.従来の産業ロボットと協働ロボットの特徴比較
    表.産業用及び協働ロボットの分類
    図.協働ロボット関連の国際標準規格
    表.主要国における協働ロボット関連の安全要求事項規格
    表.協働ロボットの安全方策分類
  1-2.協働ロボットの特徴
    人間と同じ空間で安全柵無しでの設置が可能
    ①人の作業負担を軽減
    ②プログラミングの設定が簡単
    ③設置の自由度が高く、短時間で導入が可能
    ④安全性の確保
  1-3.協働ロボット導入業界
    図.協働ロボット導入業界のイメージ
  1-4.協働ロボット活用用途
    図.協働ロボットの用途
    表.協働ロボットの用途
2.協働ロボットシステムの構成
    システムのパッケージング化、プログラミング標準化へ
    図.協働ロボットシステムの活用イメージ
    表.協働ロボットシステムの構成及び主要部品・周辺機器技術
    表.協働ロボット関連主要周辺機器の機能及び主要メーカー一覧
  2-1.ロボットアーム
    1)ロボットアームの種類
    3次元の動作が可能で使用範囲が広い垂直多関節型
    高精度・単純作業に特化した水平多関節型
    図.6軸垂直多関節ロボットの構造イメージ
    ①垂直多関節型
    図.垂直多関節型協働ロボットのイメージ
    ②水平多関節型(スカラ型)
    図.スカラ型協働ロボットのイメージ
    2)ロボットアームの主要技術動向
    ①自由度(DoF)
    6自由度が主流
    図.ロボットアームの自由度と回転運動方向のイメージ
    図.ロボットアーム軸の運動方向イメージ
    ②可搬重量(Payload)
    5~10kgの需要が多く、20kg以上の高可搬重量も拡大傾向
    ③リーチ(Reach)
    1,000mm台の製品が主流
    ④位置繰り返し精度(Repeatability)
    0.01mm以下の高精度の開発が進む
    ⑤標準TCP速度
    250mm/s以下である事が必須
  2-2.周辺機器
    2-2-1. ロボットハンド
    ロボットの器用さを左右するのはグリッパーとエンドエフェクタ
    コストメリットのある汎用ロボットハンドの供給・需要が増えて行く
    図.グリッパーのイメージ
    図.エンドエフェクタのイメージ
    2-2-2.ロボットコントローラ
    2-2-3.ロボットビジョンシステム(Robot Vision System)
    AI技術により高精度化
    図.ロボットビジョンシステムのイメージ
    2-2-4.AGV・AMR
    単純走行機能を超え、インテリジェント化へ
    表.AGVとAMRの比較
  2-3.駆動システム
    図.協働ロボットアームの構成要素及びアクチュエータの構造
    1)アクチュエータ
    電気駆動式が一般的で、小型化・軽量化・薄型化がトレンド
    表.駆動方式別の特徴比較
    2)エンコーダー
    エンコーダーレスによる軽量化へ
    3)減速機
    大手を中心に中国製の採用が広がる
    図.「波動歯車装置」の構造イメージ
  2-4.主要センサー
    1)力覚センサー
    電流センサーとトルクセンサーによる力制御
    2)触覚センサー
  2-5.ソフトウェア
    ソフトウェア開発プラットフォームはROSが主流
3.協働ロボットの技術・開発トレンド
4.協働ロボット産業を取り巻く環境
  4-1.協働ロボット産業のバリューチェーン
    図.産業用及び協働ロボットの導入の流れ
    図.産業用及び協働ロボット産業におけるバリューチェーンの構造
    表.産業用及び協働ロボット産業におけるバリューチェーンの概要・特徴
  4-2.主要国のグローバル特許動向及びの産業競争力評価
    図.協働ロボット関連特許出願件数の推移(2010~2019年)
    表.協働ロボット関連特許出願件数の推移(2010~2019年)
    図.協働ロボット関連特許出願件の構成比(2010~2019年累計)
    表.主要国における協働ロボット関連特許の出願順位(2010~2019年累計)
    図.主要国別協働ロボット産業の競争力評価
  4-3.レンタル・RaaS 
    所有から共有へ、気軽に導入できるサービスが広がる
    表.主要国における協働ロボットレンタル企業

第5章 協働ロボット関連企業の動向と戦略

Universal Robots A/S
  Cobotの先駆者、業界のトレンドをリード
  1.事業概要
  2.製品ラインアップ
  新たなジョイント構造で部品点数を約50%削減した可搬重量20kgの製品をリリース
  図.「CB-Series」のイメージ
  図.「e-Series」のイメージ
  表.協働ロボット製品の主な仕様
  3.生産動向
  業界最大規模の生産キャパを誇る
  図.協働ロボットの生産能力推移(2020~2022年見込)
  4.出荷動向
  協働ロボットの認識向上で、世界累積出荷台数10万台が目前
  図.売上高推移(2018~2022年見込)
  図.出荷国別の売上高比率推移(2018~2022年見込)
  図.協働ロボット出荷台数推移(2018~2022年見込)
  5.技術動向
  UI、UXのアップグレードで、インテグレーションを容易に
 
ABB Co., Ltd.
  ソフトウェアやアプリケーションの開発が強み
  1.事業概要
  2.製品ラインアップ
  高速度ながら高精度の新製品を追加
  図.協働ロボット製品のイメージ
  表.協働ロボット製品の主な仕様
  3.生産動向
  上海に新しいメガファクトリーを開設
  表.産業用及び協働ロボットの生産能力と拠点一覧
  4.出荷動向
  日本市場では、一般産業や自動車業界向けがメイン
  図.協働ロボット出荷台数推移(2017~2022年見込)
  図.協働ロボットの業界別出荷比率(日本市場、2022年見込)
  5.技術動向
  建設現場向け協働ロボットや3Dビジョン技術の開発を推進
 
Rethink Robotics GmbH
  IoT技術により、リアルタイムで作業データの管理が可能
  1.事業概要
  2.製品ラインアップ
  全軸に高性能トルクセンサーを搭載し、高精度作業を実現
  図.「Sawyer」と「Baxter」のイメージ
  表.「Sawyer」と「Baxter」の主な仕様
  3.生産動向
  表.協働ロボットの生産能力と拠点一覧
  4.出荷動向
  欧州や中国向けが7割以上を占める
  図.協働ロボットの出荷台数推移(2020~2022年見込)
  図.協働ロボットの国別出荷比率推移(2022年見込)
  5.技術動向
  汎用ソフトウェアの開発で、設置や運用を容易に
 
KUKA AG
  中国資本が飲み込んだ世界四大産業用ロボットメーカー
  1.事業概要
  2.製品ラインアップ
  特殊形状のワークに強みを持つ7軸に、高感度かつ軽量の6軸製品を追加ラインアップ
  図.「LBR iiwaシリーズ」と「LBR iisyシリーズ」のイメージ
  表.「LBR iiwaシリーズ」と「LBR iisyシリーズ」の主な仕様
  3.生産荷動向
  中国拠点において生産規模拡大の兆し
  表.協働ロボットの生産能力と拠点一覧
  4.出荷動向
  自動車及びエレクトロニクス業界が強い需要先
  図.協働ロボットの出荷台数推移(2019~2022年見込)
  図.協働ロボットの業界別出荷比率(日本市場、2022年見込)
  5.出荷動向
  人とコミュニケーション可能な言語機能を開発中
 
達明機器人股份有限公司(Techman Robot Inc.)
  製品開発コンセプトは高可搬・高精度・高機能化
  オムロンとの連携強化で更なるユーザビリティ強化を目指す
  1.事業概要
  2.製品ラインアップ
  2023年中に可搬重量20kgと25㎏の製品をリリース予定
  図.「TMシリーズ」のイメージ
  表.「TMシリーズ」の主な仕様
  3.生産動向
  2025年初旬に新工場を稼働予定
  表.協働ロボットの生産能力と拠点一覧
  4.出荷動向
  2023年はYoY120~130%を期待
  図.協働ロボットの出荷台数推移(2018~2023年予測)
  図.協働ロボットの国別出荷比率(2020~2022年見込)
  5.技術動向
  統合コントローラーの開発で、タクトタイムやスループットの向上を実現
 
遨博智能科技有限公司(AUBO Robotics Inc.)
  低価格製品から高性能製品までランアップが豊富
  1.事業概要
  2.製品ラインアップ
  2022年に可搬重量12kg、20kgの製品をリリース
  図.「AUBOシリーズ」のイメージ①
  図.「AUBOシリーズ」のイメージ②
  表.「AUBOシリーズ」の主な仕様
  3.生産動向
  中国国内の生産体制、2022年に1.2倍増強の見込み
  表.協働ロボットの生産能力と拠点一覧
  4.出荷動向
  2022年YoY 167%、2023年には1万台出荷の可能性も
  図.協働ロボットの出荷台数推移(2019~2023年予測)
  図.協働ロボットの国別出荷比率推移(2020~2022年見込)
  図.協働ロボットの業界別出荷比率推移(中国・海外市場、2020~2022年見込)
  5.技術動向
  高精度・高速度技術の開発で更なる製品競争力強化を図る
 
上海节卡机器人科技有限公司(Shanghai JAKA Robotics Ltd.)
  高信頼性や高技術性が認められ、8万時間のMTBFを獲得
  1.事業概要
  2.製品ラインアップ
  無線遠隔モーション制御で、距離制限を超えた利便性を提供
  図.「JAKAシリーズ」のイメージ
  表.「JAKAシリーズ」の主な仕様
  3.生産動向
  中国に新工場を建設中、2024年には5万台の生産体制へ
  日本の需要や品質基準に対応すべく、生産拠点の建設を計画中
  表.協働ロボットの生産能力と拠点一覧
  4.出荷動向
  自動車業界やエレクトロニクス業界に注力
  図.協働ロボットの出荷台数推移(2020~2022年見込)
  図.協働ロボットの国別出荷比率推移(2021~2022年見込)
  5.技術動向
  AGVメーカーとの技術提携で、アプリケーションの拡大が見込まれる
 
苏州艾利特机器人有限公司(Elite Robot Co., Ltd.)
  自社設計の技術力と資金力を原動力に、グローバル展開にスピードを上げる
  1.事業概要
  2.製品ラインアップ
  URの「eシリーズ」をベンチマーキングした新製品をリリース
  図.「ECシリーズ」と「CSシリーズ」のイメージ
  表.「ECシリーズ」と「CEシリーズ」の主な仕様
  3.生産動向
  中国で一括生産、年産5千台の体制で運営中
  表.協働ロボットの生産能力と拠点一覧
  4.出荷動向
  2022年はYoY 196%増を見込む
  図.協働ロボットの出荷台数推移(2019~2022年見込)
  5.技術動向
  増資により、技術投資及びグローバル展開を加速化
 
深圳市越疆科技有限公司(DOBOT)
  中国の輸出トップ企業、140カ国以上のレファレンスを獲得
  1.事業概要
  2.製品ラインアップ
  衝突前停止や自動障害物回避などの安全機能を搭載
  図.DOBOT協働ロボットのイメージ
  表.DOBOT協働ロボットの主な仕様
  3.生産動向
  協働ロボットを導入した新工場を稼働
  表.産業用及び協働ロボットの生産能力と拠点一覧
  4.出荷動向
  大手自動車及びエレクトロニクス企業との提携で、中国出荷増の期待
  図.協働ロボットの出荷台数推移(2021~2023年見込)
  5.技術動向
  3万時間のMTBFを獲得
 
ファナック株式会社
  産業用ロボットトップメーカーならではの高信頼性・高耐久性を誇る
  1.事業概要
  2.製品ラインアップ
  5kg、20kg、25kg可搬の新製品を発表
  図.「CRシリーズ」と「CRXシリーズ」のイメージ
  表.「CRシリーズ」と「CRXシリーズ」の主な仕様
  3.生産動向
  「CRXシリーズ」の受注好調で更に生産増強へ、発売当初の約10倍まで拡大
  表.産業用及び協働ロボットの生産拠点及び生産能力(2019~2022年見込)
  4.出荷動向
  米・中を中心に需要増の見通し
  5.技術動向
  基本機能を増やし、協働ロボットの導入メリットを強化
 
株式会社安川電機
  業界や用途にフィットした製品ラインアップが充実 
  1.事業概要
  2.製品ラインアップ
  2022年に、ショートアーム製品と高可搬仕様の製品を追加
  図.「MOTOMAN-HCシリーズ」のイメージ
  表.「MOTOMAN-HCシリーズ」の主な仕様
  3.生産動向
  産業用及び協働ロボット、約5万台の生産体制で運営
  表.産業用及び協働ロボットの生産能力と拠点一覧
  4.出荷動向
  2022年度のロボット事業売上高はYoY114%を見込む
  図.ロボット事業の売上高推移(2018~2022年度見込)
  5.技術動向
  協働ロボットの軽量化に向け、アクチュエータの研究に取り組む
 
川崎重工業株式会社
  2本の腕を使って、人と同じような効率的な作業が可能
  1.事業概要
  2.製品ラインアップ
  上下ストロークによる距離設定で、小物製品の組み立て用途に特化
  図.「duAroシリーズ」のイメージ
  表.「duAroシリーズ」の主な仕様
  3.生産動向
  日本と中国2カ国に計3,000台/年規模の生産体制
  表.協働ロボットの生産能力と拠点一覧
  4.出荷動向
  2022年はエレクトロニクス業界向けの出荷がけん引し、微増の見込み
  図.協働ロボットの出荷台数推移(2019~2022年見込)
  図.協働ロボットの国別出荷比率(2020~2022年見込)
  図.協働ロボットの業界別出荷比率推移(2020~2022年見込)
  5.技術動向
  ユーザーフレンドリー技術の開発を進める
 
株式会社デンソーウェーブ
  既存産業用ロボットユーザーを中心に、製造業向けの導入拡大を目指す
  1.事業概要
  2.製品ラインアップ
  高速生産性と安全性の両立、高精度の画像認識技術で不定形物のハンドリングが可能
  図.「COBOTTAシリーズ」のイメージ
  表.「COBOTTAシリーズ」の主な仕様
  3.生産動向
  新製品の発売により、2023年には生産能力1.5倍へ
  表.協働ロボットの生産能力と拠点一覧(2021~2023年予測)
  4.出荷動向
  自動車業界向けリピーターの需要増で、前年同等の出荷を見込む
  図.協働ロボット出荷台数推移(2019~2023年度予測)
  図.協働ロボットの国別出荷比率(2020~2022年度見込)
  図.協働ロボットの業界別出荷比率(2019~2022年見込)
  5.技術動向
  AI、5Gなどの技術をより活用できるシステムの構築を目指す
 
住友重機械工業株式会社
  ロボット導入を支援するSI事業を開始
  1.事業概要
  2.製品ラインアップ
  高自由度・高安全性で、使用性やリスクアセスメントが容易
  図.「Sawyer」のイメージ
  表.「Sawyer」の主な仕様
  3.出荷動向
  自動車業界は減少する一方、産業部品やプラスチック業界が上昇見込
  図.「Sawyer」の出荷台数推移(日本市場、2018~2023年予測)
  図.「Sawyer」の販売価格推移(日本市場、2018~2023年予定)
  図.「Sawyer」の業界別出荷比率(日本市場、2022年見込)
  図.「Sawyer」の用途別出荷比率(日本市場、2022年見込)
  4.技術動向
  画像処理及び無線制御ソフトウェアを開発中
 
斗山ロボティクス株式会社(Doosan Robotics Inc.)
  北米・欧州市場開拓に拍車、韓国トップから世界上位を目指す
  1.事業概要
  2.製品ラインアップ
  トルクセンサー搭載で精密な力制御が可能
  図.Doosan協働ロボットのイメージ
  表.「Mシリーズ」「Hシリーズ」「Aシリーズ」の主な仕様
  図.「NINA」のイメージ
  3.生産動向
  韓国一国生産体制から、米国拠点の生産法人化を推進中
  表.協働ロボットの生産能力と拠点一覧
  4.出荷動向
  2022年はYoY 139%見込み、海外向け比率が7割以上
  図.協働ロボットの出荷台数推移(2018年~2022年見込)
  図.協働ロボットの国別出荷比率推移(2020年~2022年見込)
  5.技術動向
  故障診断や遠隔診断などの知能型自動化ソリューション開発に取り組む
 
現代ロボティックス株式会社(Hyundai Robotics Co., Ltd.)
  グループ会社が強いパートナー、韓国を超えて欧州市場を拡大
  1.事業概要
  2.製品ラインアップ
  図.「YLシリーズ」のイメージ
  表.「YLシリーズ」の主な仕様
  3.生産動向
  800台の生産体制で運営中
  表.協働ロボットの生産能力と拠点一覧
  4.出荷動向
  現地企業とのパートナーシップ締結が海外市場拡大のカギ
  図.協働ロボットの出荷台数推移(2020~2022年)
  図.協働ロボットの国別出荷比率推移(2020~2022年)
  5.技術動向
  アーク溶接用途、高可搬、AGV、安全知能ソフト内蔵が開発テーマ
 
株式会社レインボーロボティクス(Rainbow Robotics Co., Ltd.)
  主要部品の内製化で製造原価を大幅削減、減速機も開発中
  1.事業概要
  2.製品ラインアップ
  2023年には、小型・高精密モデルと高可搬モデルを発売予定
  図.「RBシリーズ」のイメージ
  表.「RBシリーズ」の主な仕様
  3.生産動向
  設備投資を惜しまず、2025年には3,000台へ
  表.協働ロボットの生産能力と拠点一覧
  4.出荷動向
  2023年に北米とドイツ市場に本格参入
  図.協働ロボットの出荷台数推移(2020~2023年予測)
  5.技術動向
  開発テーマは、高精密製品やAMR
 
株式会社ニューロメカ(Neuromeka Co., Ltd.)
  RaaS事業で中小企業や飲食業界を中心に自動化を促進
  1.事業概要
  2.製品ラインアップ
  減速機やモーターなどの主要部品の内製化で、コスト及び調達リスクを減らす
  7kg、12kg可搬製品に主力、まもなく25kg可搬も製品化
  図.「Indyシリーズ」と「Core」のイメージ
  表.「Indyシリーズ」の主な仕様
  3.生産動向
  2024年までに年産18,000台規模の体制を構築
  表.協働ロボットの生産能力と拠点一覧
  4.出荷動向
  2023年は600台へ
  米国では飲食業界、欧州では製造業の組立工程への拡販を狙う
  図.協働ロボットの出荷台数推移(2019~2023年予測)
  図.協働ロボットの国別出荷比率(2019~2023年予測)
  図.協働ロボットの業界別出荷比率(2021~2022年見込)
  5.技術動向
  PFL方式の安全機能や3Dビジョン内臓型協働ロボット製品の開発を推進
 
株式会社ハーモニック・ドライブ・システムズ
  高技術力・高信頼性により波動歯車装置分野において高いプレゼンスを誇る
  1.事業概要
  2.製品ラインアップ
  小型・軽量でありながら、大きなトルク容量や正確な位置決めが可能
  図.「波動歯車装置」の構造イメージ
  図.「波動歯車装置」の形状イメージ
  表.「波動歯車装置」の形状別特徴
  図.「CSF-ULWシリーズ」のイメージ
  3.生産動向
  波動歯車装置の生産能力、25万台以上の生産体制で運営
  表.波動歯車装置の生産拠点及び生産能力
  4.出荷動向
  協働ロボット向け出荷は1割以下
  図.産業用及び協働ロボット向け波動歯車装置の出荷比率(2021年)
  5.技術動向
  更なる軽量化・小型化・低振動・低騒音化などが開発のコンセプト
 
蘇州緑的諧波伝動科技有限公司(Leader Harmonious Drive Systems Co., Ltd.)
  後発企業ながら技術面では世界同等かそれ以上、シェア逆転は時間の問題
  1.事業概要
  2.製品ラインアップ
  高剛性・高精度・長寿命・高安定性の改良品を展開
  図.波動歯車装置のイメージ
  3.生産動向
  年産80万台の生産設備を構築、今後も継続的に設備投資
  表.波動歯車減速機の生産能力と拠点一覧
  4.出荷動向
  ロボット向け需要の上昇で、出荷は引き続き好調
  図.波動歯車装置の出荷台数推移(2019~2022年見込)
  図.波動歯車装置の用途別出荷台数構成比率(2022年見込)
  図.品目別の売上高構成比率(2022年見込)
  5.技術動向
  ビジョンシステムメーカーと技術協力を強化
 
オリックス・レンテック株式会社
  製造業からの引き合いが増加傾向
  1.事業概要
  2.製品ラインアップ
  品質や対応力の面で、国内製ニーズが高い
  表.取り扱い協働ロボットの製品及び料金一覧
  3.レンタル動向
  エレクトロニクス業界での需要が多い
  図.協働ロボットレンタル台数の前年比増減率(2019~2022年度見込)
  図.製造業の構成比(2022年度見込)

ショートレポート
「2023年版 協働ロボット市場の現状と将来展望」の概要版

価格(税込):1,100円(本体価格 1,000円)
「2023年版 協働ロボット市場の現状と将来展望(2023年発刊、税込220,000円」の一部の内容についての概要をまとめたリーズナブルな資料です。 右記マーケットレポートの入門的な情報としてご活用ください。

掲載内容

全10ページ
掲載内容
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1.市場概要 ※1

2.セグメント別動向
 日本市場~製造業の国内回帰で自動化需要が高まる、攻める海外勢をディフェンス、高性能化・高機能化に注力
 中国市場~外資誘致政策で、製造業の更なる復興に期待、世界最大の協働ロボット市場として市場全体を牽引
 韓国市場~YoY120%以上の堅調な市場、プレーヤー各自の領域が決まっており、新規参入が厳しい環境
 米州市場~求人難が深刻化、自動化ニーズの上昇により協働ロボットの導入が増加
 欧州市場~短期的にエネルギー需給問題の影響が設備投資まで及ぶものの、長期的には製造業強化政策で自動化のニーズが増加する見通し

3.注目トピック
  協働ロボットの動作速度改善に対する研究開発が進む ※1
  高可搬重量製品に対する需要が増加
  コスト削減が必須、製品価格を10年後に30%ダウンが目標


4.将来展望 ※2

掲載図表
  • 協働ロボット世界出荷台数推移・予測 ※1
  •  ※データ掲載年:2021年実績、2022年見込、2023~2026年、2030~2032年予測
  • 協働ロボット世界市場規模推移・予測 ※1
  •  ※データ掲載年:2021年実績、2022年見込、2023~2026年、2030~2032年予測

※本レポートは、2023年発刊の「2023年版 協働ロボット市場の現状と将来展望」を元に作成しています。

※1…プレスリリースにて無料公開中です
※2…プレスリリースにて一部無料公開中です