2024年版 医療関連マーケットの構造変革

医療関連業界の構造変革が進む状況下、新しい視点で需要が掘り起こされている周辺サービスビジネスの将来性探索を目的としました。業界内市場統計等が未整備でありながら、成長性が期待される「医薬品・医療器材物流アウトソーシング」、「医療器材通信販売」、「中古医療機器流通」の3領域を取り上げております。これ以外にもビジネス観点で重要と推察される「主要医療機器ディーラーの経営概況」「主要大規模病院の新・改築状況および計画」についてまとめるなど、類書の少ない貴重な構成となっております。

発刊日
2024/01/31
体裁
A4 / 267頁
資料コード
C65124100
PDFサイズ
3.7MB
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調査資料詳細データ

調査概要
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調査目的
・本書では主に 3 分野の市場動向、企業動向などについての調査を実施した。
・対象は「医薬品・医療器材物流アウトソーシング」、「医療器材通信販売」、「中古医療機器流通」の 3 つである。
・医療関連業界の構造変革が進む状況下、新しい視点で需要が掘り起こされているビジネスに焦点を当てた。業界内市場統計などが未整備でありながら、成長性が期待されることなども選択のポイントとなっている。
・主要参入企業動向などを調査し、当該ビジネスの現状および将来性などを明らかにすることを目的としている。
・上記のほかにも、「主要医療機器ディーラーの経営概況」、「主要大規模病院の新・改築状況および計画」などに関して別に章を設け記した。
調査対象
・医薬品・医療器材物流アウトソーシング
・医療器材通信販売
・中古医療機器流通
調査対象企業数
・国内の当該関連事業者 約 20 社
・原稿掲載は計 16 社
調査方法
・弊社研究員による直接面接取材、オンライン面接取材、一部電話取材
・文献調査、その他データ収集
調査期間:2023年11月~2024年1月

調査結果サマリー
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医薬品・医療器材物流アウトソーシング市場に関する調査を実施(2024年)
2022年度の医薬品・医療器材メーカー物流アウトソーシング市場は1,250億円
​~物流の2024年問題を背景に共同輸配送などの検討も進む~

資料ポイント
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  • 異業種企業などが支える医療分野メーカー物流アウトソーシング。個社最適から業界全体最適を志向。一気通貫に向け卸、ラストワンマイルまでの連携はカギ。バイオ医薬品等ではコールドチェーン体制必須
  • 歯科医院、動物病院のほか、一般診療所・介護分野等需要旺盛の医療器材・消耗品通信販売。課題、事業成長性等視野の提携・M&Aも進行。物流センター投資、運営ノウハウがポイントに
  • 環境面、コスト面、参入障壁観点から注視の中古医療機器流通。SDGsの取り組みとしても有意義。国内販売は医療機器メーカー確認必須。事業性では海外向け優位、2023年は為替プラスに作用
  • 主要医療機器ディーラー(196社)の経営概況を明示。同企業過去10年以上の売上推移、系列化動向を整理。提携・M&A等は着実に進展。RFID利活用などは本業界の将来指針として注目
  • 設備系の初期導入を狙う医療マーケッターに不可欠な病院建替え情報。主要300床以上病院の新・改築状況(2005~2028年頃完成)。 対象約750病院の着工、完成時期、設計、施工等全国リスト掲載
  • <前回版との違いポイント〉物流の2024年問題を背景とした業界内取組みなどを意識

リサーチ内容

調査結果のポイント

第1章 医療関連マーケットの構造変革

・医療サービス適正化議論の端緒へ
・(図表)財源別国民医療費の推移
・異業種目線のサービスが定着しさらに発展
・(図)通販事業者(カタログ・Web等)による医療分野製品流通関与の構図
・物流の2024年問題は業界慣行等を見なおす機会にもなりうる
・(図)病院の建築等にかかわる情報の流れ、ビジネス視点
・(図)卸・ディーラーおよび通販事業者における医療材料等供給先のイメージ

第2章 医薬品・医療器材物流アウトソーシングビジネスの展望

・医薬品分野は三菱倉庫が市場を開拓
・(図)物流アウトソーシングの主な範囲
・スズケングループは具体的なソリューションを実行
・(図)医薬・医療器材関連 物流アウトソーシングの変遷
・医療機器系では日本通運先行も、安田倉庫などが追う構図
・データプラットフォーム活用などが重要テーマに
・(図)医薬品・医療器材物流アウトソーシング企業シェア(2022年度)
・(図)医薬品・医療器材物流アウトソーシング市場規模推移(2012年度~2022年度)
・(表)主要物流企業における医療分野の物流受託展開の状況
・(表)主要製薬企業の物流業務外部委託状況
・(表)メディカル系物流受託を想定した倉庫の新設状況
・(表)主な医療機器メーカーにおける物流専門企業拠点の活用、連携状況
・(表)主要製薬企業の物流拠点一覧
  (1)(株)エス・ディ・コラボ
  (2)(株)エヌ・ティ・ティ・ロジスコ
  (3)日本通運(株)
  (4)三井倉庫(株)
  (5)三菱倉庫(株)
  (6)安田倉庫(株)
  (7)ヤマト運輸(株)
  (8)ロジスティード(株)

第3章 医療器材通信販売ビジネスの展望

・ファンドなどの関わりが増え業界構造は進化
・(表)医療材料、ヘルスケア関連のカタログ販売、通販事業等を展開する主要企業、注目企業および事業概要
・(図)(株)歯愛メディカルの売上推移
・(表)主な医療系通販企業と主要顧客層
・感染対策商品の流通網として広く浸透
・(図)医療機器・材料関係のカタログ販売、通販市場の位置づけ
・物流センター投資判断などが重要ポイント
・(図)医療材料・医薬品関連のカタログ販売、通販事業概念図
・オンライン診療、オンライン薬局等とも一定相性のテーマ
・(表)アズワン(株) 看護・医療用品分野カタログ販売事業における都道府県別の主な販売店
  (1)アスクル(株)
  (2)(株)スズケン
  (3)フィード(株)
  (4)メディエントランス(株)

第4章 中古医療機器流通ビジネスの展望

・関連するディーラーは80社以上確認
・(表)中古医療機器ビジネスの年代別 主な参入動向
・市場的には海外向け優位構造のビジネス
・(図)中古医療機器の流通フロー
・グリーンメディカル、エム・キャスト、インターメディカルなどが販売大手
・直近年は為替の影響でプラス要素に
・(図表)中古医療機器市場規模推移
・(図)海外に流通する中古医療機器
・(表)中古医療機器市場の成長要因と停滞要因
・(表)主な中古医療機器ディーラーおよび企業概要
  (1)(株)インターメディカル
  (2)(株)エベレックス・ジャパン
  (3)エム・キャスト(株)
  (4)(株)グリーンメディカル

第5章 主要医療機器ディーラーの経営概況

・2023年、丸木医科器械はクロスウィルグループに経営統合
・(図)主要医療機器ディーラーの売上推移(2013年~2022年)
・(図)年間売上300億円以上の医療機器ディーラー数 推移
・(図)主要医療機器ディーラーの分布図
・(表)株式を公開している主な医療機器ディーラー
・全国区の近代的な物流網構築は課題に
・(図)医療機器ディーラー等の機能変化 概念図
・(表)医療機器ディーラーの合併、提携、倒産等に関する変遷
・(表)主要大手医療機器ディーラーとグループ内の主な関連ディーラー
・(表)主な医療機器ディーラーにおける主要物流拠点
・(表)主要医療機器ディーラー売上高ランキング
 
◇企業別個表[計196社]
(1)北海道ブロック
アクト、梅川医科器械店、SMC、エム・イー器械、常光、竹山、ノアインターナショナル、ノバメディカル、プラステンメディカル、プロメディックス、北医企画、北海メディカル、マック、ムトウ、メディカル池田
 
(2)東北ブロック
アイ・シーメディカル、秋田医科器械店、いわしや、江渡商事、エヌジェイアイ、大塚商店、岡崎医療、共立医科器械、協和医療器、コーア、三櫻、サンセイ医機、三陽、シバタ医理科、シバタインテック、テスコ、南部医理科、ファーストメディカル、北斗医理科、丸木医科器械、レジットメディカル
 
(3)関東ブロック
アークパル、アステック、アスト、いわしや西方医科器械、いわしや盛田器械店、エム・アイ・シー、キヤノンメドテックサプライ、グランメイト、栗原医療器械店、ケイアイ医科器械、サンライフ、G・I、スガマ、セントラルメディカル、ソルブ、つむぐメディカル、中嶋メディカルサプライ、日成メディカル、日東、福山医科、双葉、プロメディカル、豊前医化、ヘルス、マコト医科精機、ムトウ山梨、メディコ
 
(4)東京ブロック
アペックス・インターナショナル、アルバース、イトー医科器械、イノメディックス、ウイン・インターナショナル、MMコーポレーション、エムシー、オリンパスマーケティング、齋藤医療器械、佐々木器材、サンメディックス、サンユーメディカル、サンワケミカ、ダイナメディックジャパン、ディーブイエックス、東京医療化学、永島医科器械、西野医科器械、バイタル、フジタ医科器械、本郷いわしや、松吉医科器械、六濤
 
(5)北信越ブロック
エムテック、上條器械店、共栄医科器械、クロスウィルメディカル、コムラ、セントラルメディカル、中央メディカル、冨木医療器、中川医療器械、中日本メディカルリンク、ナレッジメディカル、ハイメック、マスト、丸文通商、ミタス、メディス、リバー・メディック
 
(6)東海ブロック
アクセス、井上精機、イノチア、大森器械店、協和医科器械、CTM、東西医用器、トヨタ産業、中辻医科器械、名古屋医理科商会、ホープ産業、マストレメディカル、三輪器械、ムサシエンジニヤリング、メディカルK、八神製作所
 
(7)近畿ブロック
アダチ、石黒メディカルシステム、石坪、いわしや森川医療器、エア・ウォーター・リンク、SWHメディカル、エム・イー・サイエンス、エルアンドエル、北畠医科器械、京都医療設計、グリーンホスピタルサプライ、小西医療器、佐野器械、三笑堂、城南メディカル、セイコーメディカル、大黒、ダテ・メディカルサービス、辻本メディカル、西村医科器械、日光医科器械、ホクシンメディカル、ホスピタルサービス、増田医科器械、増富、マテリクス、宮野医療器、村中医療器、メディテイク、やよい、祐本医科器械、ライトテック、レオクラン
 
(8)中国ブロック
赤木医科器械、アミック、海井医科器械、尾道医療器、カーディオメディックス、カナヤ医科器械、カワニシ、五洋医療器、ジェイ・シー・ティ、タニモト、鳥取医療器、西日本メディカルリンク、ピー・エム・エス、藤井医療器
 
(9)四国ブロック
エヒメ医療器、大島器械、サンメディカル、シーメック、四国医療器、大一器械、日新器械、ムトウ四国
 
(10)九州・沖縄ブロック
アイティーアイ、エー・エムメディカル、エムアイディ、エム・ケイ物産、沖縄三和メディカル、沖縄メディコ、鹿児島オルソ・メディカル、キシヤ、九州風雲堂販売、九州メディカルサービス、ジーエムメディカル、人健メディカルライジング、田吹ムトウ、長崎病協、南西医療器、八郷医療器、バイオメディカル、フィデスワン、メディカル・アプライアンス、八尾ムトウ、山下医科器械、横尾ムトウ
 
*企業別個表における掲載内容
・企業概要:住所、電話、設立、資本金、従業員数、系列など
・業績推移:5年間(2019年~2023年主体)の売上高、同当期利益
・主要仕入先、主要販売先

第6章 主要大規模病院の新・改築状況および計画

・(表)主要大規模病院の新・改築状況および計画(300床以上、2005年完成以降)
*掲載内容:病院名、県名、病床数、着工年、完成年、設計事務所、施工会社、概要など
[約750病院を掲載]

第7章 関連資料

・(表)日本医療機器販売業協会 企業会員一覧

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