在宅高齢者の増加により、在宅配食サービスは拡大の見込

在宅配食サービスには、在宅の高齢者(健常者)や身体障害者、糖尿病や肝臓病などの在宅患者(又はその予備群)に対して、定期的に食事の宅配を行うサービスである。地方自治体が独自予算で実施し利用者個人が一部負担する公的補助サービスに加え、利用者個人が全額を負担するサービスも含まれる。
民間事業者の在宅配食サービスの伸びはここ数年やや落ち着きを見せているが、国による在宅介護へのシフトもあり、在宅配食サービス市場は今後拡大する見通しである。2016 年度の在宅配食サービスの市場規模は前年度比106.3%の1,190 億円(給食サービス最終価格ベース)と推計している。
                                                            2017年版 メディカル給食、在宅配食の市場展望