はじめに

第１章 パレット市場の現状と展望

1．パレット総市場

全般的に続く価格の下落はどこまで続くのか

2003年度の行方が今後を大きく左右する

市場拡大するも競争激化、価格の是正は進むのか

市場停滞。新規需要先の開拓が急務

価格の下落が見られない有望市場
生産拠点の海外移転が不安材料

 （1）紀州造林

木製パレットの生産高トップ木製メーカー唯一 の全国展開企業

（2）樽谷包装産業

梱包・物流関連資材の総合メーカー

（3）ウベパレットレンタルリーシング

設計・製造から販売レンタル及び、回収・補 修・リサイクルまで行なう総合パレット企業

（4）東陽木材興業

木製パレット市場縮小するも本業重視、海外仕入れ力強化で収益体質を築く

（5）昭和ドラム製作所

木製パレットの減少傾向の中、営業力強化で新規開拓に注力

（1）三甲

プラスチック製物流資材に特化した専門性が強み

（2）大日本インキ化学工業

日本プラパレットの完全子会社化でパレット事業に注力

（3）岐阜プラスチック工業

プラスチック製品の総合グループを志向

（4）明治ゴム化成

低発泡、リサイクル素材のパレットに強み

（1）新日石シートパレットシステム

 ＰＰ製シートパレットで圧倒的なトップシェア

（2）旭化成商事サービス

小ロット生産が中心米・中間使用で輸出ワンウェイ需要を期待

（3）アキレス

米穀用途の直販ルートを中心に展開市場の伸びなく拡販せず

（4）日本大昭和板紙

低価格とリサイクル性で輸出ワンウェイ用に支持される

（1）セリュウ・ジャパン

荷重に強い「ユニパル」中心に販売ダンボールパレットでトップシェア

（2）中津川包装工業

物流のムダを指摘する提案営業力と顧客の望む商品開発力が強み

（3）日本マタイ

「ダンパレット」に加え、シート状の新製品「ネオパレックス」でシェア拡大を目指す

（4）日本ハイパック

最適なパッケージングを提案する総合包装資材メーカー

レンタル市場は踊り場を迎え、効率化がカギとなる

（1）日本パレットレンタル

全国規模の一貫パレチゼーションを目指すレンタルのトップ企業

（2）日本パレットプール

石化業界の一貫パレチゼーションに強みを持つ

（3）ウベパレットレンタルリーシング

脱木製パレットメーカー合併によりレンタル化を加速

（4）パレネット

 クローズド環境下の最適を目指し独自の戦略を展開

（5）三甲リース

 保有枚数100万枚超え自社生産プラスチックパレットで強みを発揮

ＩＳＯ、ゼロエミッションの進行によりリターナブル包材の需要増大

（1）三甲

豊富なラインナップと専業メーカーの強みでトップシェアを維持

（2）積水化学工業

 プラスチック製パレットの歴史も古い産業用
 プラスチックメーカー

2002年上期もマイナス成長続く

 レンゴーグループ
 王子製紙グループ
 日本ユニパックグループ
 大王製紙

（１）紀州造林(株)
（２）墫谷包装産業(株)
（３）ウベパレットレンタルリーシング(株)
（４）東陽木材興業(株)
（５）(株)昭和ドラム製作所
（６）三甲(株)
（７）大日本インキ化学工業(株)
（８）岐阜プラスチック工業(株)
（９）(株)明治ゴム化成
（10）積水化学工業(株)
（11）新日石シートパレットシステム(株)
（12）日本大昭和板紙(株)
（13）セリュウ・ジャパン(株)
（14）中津川包装工業(株)
（15）日本マタイ(株)
（16）日本ハイパック(株)
（17）日本パレットレンタル(株)
（18）日本パレットプール(株)
（19）ウベパレットレンタルリーシング(株)
（20）パレネット(株)

（1）輸送機関別国内貨物輸送量（輸送トン数）
（2）輸送機関別国内貨物輸送量（輸送トンキロ）
（3）鉄道貨物地方運輸局別輸送量
（4）自動車貨物地方運輸局別輸送量
（5）港湾取扱貨物の現況
（6）我が国の国際輸送量
（7）国内航空貨物輸送実績
（8）我が国航空企業の国際線輸送実績
（9）港湾別コンテナ取扱個数ランキング