2013年版 病院グループ徹底分析

本調査レポートでは、自治体・民間病院からの経営譲渡、グループ内の法人・病院再編などにより、変化の激しい民間グループと日赤、済生会、厚生連の動向を分析いたしました。また、2012年4月の診療報酬・介護報酬改定の影響、2013年度に見直される地域医療計画と急性期病院の機能分化への対応といった法制度改正を見据えたグループ(病院)の方針転換などを整理し今後を展望いたしました。

発刊日
2012/12/20
体裁
A4 / 510頁
資料コード
C54109600
PDFサイズ
5.2MB
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調査資料詳細データ

リサーチ内容

■本資料のポイント

  • 病院2施設以上+介護保険施設2施設以上または病院3施設以上を持つ団体を「病院グループ」と定義。条件を満たす全国544医療法人の2009年度~2011年度3か年の決算書を収集。事業収益合計(売上・医業収入)、事業利益、経常利益、総資産、純資産をランキング。上位100法人の3年推移を分析
  • 複数の医療法人、財団法人、社会福祉法人で構成されるグループの傘下病院・診療所・介護老人保健施設・特別養護老人ホーム・有料老人ホーム・高齢者住宅等と病床数・定員数、財務諸表等を一覧化。279グループの個票掲載
  • 日赤・済生会・厚生連等の公的、拡大を続ける徳洲会・中央医科グループ等の大手に加え、海外展開計画中のセコムグループ、陽子線治療等集術的ながん診療を実施する南東北グループ、大阪・東京と広域展開を進める伯鳳会グループ等の事例を掲載

■本資料の概要

第1章 病院グループの現状と今後
第2章 2009~2011年度決算書にみる病院グループの実態と実力
第3章 13の病院グループ事例研究
第4章 関連資料 病院グループ個票

■掲載内容

第1章 病院グループの現状と今後

1.2025年モデルを視野に基盤強化すすむ
  ・急性期大規模病院を中心に増収。機能強化、設備投資相次ぐ
  ・地域需要に応じ医療・介護・住宅を一体的に提供
  ・多くのグループが導入したダ・ヴィンチ
  ・大規模グループの財務基盤強化策
  ・急進著しい新たなグループ
  ・グループ統治と成熟度・将来性
  ・グループ施策からよむ「病院グループ」の将来
  ・広域展開、首都圏での拠点展開が増加する可能性も
2.タイプ別病院グループの現状と将来
  ・グループを形成する病院は総病院数の19.1%、病床数では全体の25.4%。2010年より増加
  ・一般病床・療養病床・介護保険施設を有する「複合型のグループ」が44.8%を占める
  ・異なる機能の施設を併せもつことで補い合う複合型の病院グループが約4割
  ・高齢者向け住宅事業に着手した急性期特化型のグループ
  ・機能明確化により利益を確保する療養・介護型グループ
  ・蓄積してきた内部留保の潤沢な精神科医療型グループ。徐々に厳しい状態へ
3.病院グループの病院の実力を問う
  ・DPC/PDPS病院とⅡ群・Ⅲ群
  ・大規模急性期病院と中小規模病院の収益格差拡大。グループメリットを享受する病院が増える
  ・無視できない「在宅医療」への道筋
  ・グループ病院であることのメリットと課題

第2章 2009~2011年度決算書にみる病院グループの実態と実力

1.2011年度決算比較・ランキング  
  (1)事業収益(医業収入・売上)上位100医療法人
  (2)事業利益上位100医療法人
  (3)経常利益上位100医療法人
  (4)総資産上位100医療法人
  (5)純資産上位100医療法人
  (6)純資産比率の高い医療法人上位100法人
  (7)グループ内の医療法人事業収益・事業利益・経常利益・総資産・純資産単純合算
2.上位100医療法人2009年度・2010年度・2011年度推移
  (1)事業収益(売上・医業収入)上位100医療法人(単位:百万円)
  (2)事業利益上位100医療法人(単位:百万円)
  (3)経常利益上位100医療法人(単位:百万円)
  (4)総資産上位100医療法人(単位:百万円)
  (5)純資産上位100医療法人(単位:百万円)
3.病院グループの医療法人の収支推移の傾向・特徴
  (1)高収入法人・グループの特徴
  (2)高利益率法人・グループの特徴
  (3)純資産比率の高い法人・グループ
  (4)3年推移にみる、病院数・病床数・病床種類と財務の健全性、行政施策の関係
4.グループ別 財務諸表を取得できなかった法人

第3章 13の病院グループ事例研究

1.IMS(イムス)グループ(板橋中央総合病院グループ)
旧・大和病院跡地にダ・ヴィンチを備えた東京腎泌尿器センター大和病院リニューアルオープン。社会福祉法人をグループに加え、臓器別専門病院、総合病院、在宅医療、介護保険施設など多様なニーズに応じたサービス・人材を備えて、地域ごとに医療・介護・福祉の輪でつなぐ
  社会福祉法人明東会がグループに。東京都板橋ナーシングホーム跡地に特養・老健開設
  横浜宮崎脳神経外科病院もグループ参加、旧・大和病院は東京腎泌尿器センター大和病院へ
  病院・施設が本来業務に専念できるよう関連会社の業務を再整理。外部向け読影サービスも
  2025年モデルを追いかけタイムリーに展開、地域を輪でつなぐ
  2010年以降のグループの主な動き
  IMS(イムス)グループ(IMS;Itabashi Medical System、板橋中央総合病院グループ) 機能別一覧
  IMS(イムス)グループ(IMS;Itabashi Medical System、板橋中央総合病院グループ) 所在地別一覧
  IMS(イムス)グループ(IMS;Itabashi Medical System、板橋中央総合病院グループ) 沿革

2.戸田中央医科グループ(TMG)
「量より質」を重視、急性期・リハビリなど各病院・診療所の機能明確化・質の向上を図りながら、今後は増床計画に積極的に手上げ、良好な条件であれば新病院をグループに迎えることも前向きに検討。グループ内病院との連携を視野においた介護・福祉事業を強化し小規模施設の展開を計画
  社会福祉法人を設立するなど社会貢献活動、質の向上に重点
  200床以上急性期病院の強み明確化。建替やダ・ヴィンチ導入等によりさらに強化を図る
  遠隔読影センター、リハビリ専門クリニック等専門特化した施設開設と介護福祉へのシフト
  再構築が望まれるグループの介護・施設事業の管理体制
  東京23区内に小規模な複合型の介護施設を展開
  新しく加わった病院を中心に建替。増床や好条件の病院をグループに迎えることも前向き
  2010年以降のグループの主な動き
  戸田中央医科グループ(TMG;Toda Medical Group) 機能別施設一覧
  戸田中央医科グループ(TMG;Toda Medical Group) 都道府県別一覧
  戸田中央医科グループ(TMG;Toda Medical Group) 沿革

3.上尾中央医科グループ
方針決定などトータルな施策は協議会、各施設の経営支援はプリオホールディングスと役割を分化、グループ統括機能を充実。既存病院の機能見直し・再編と建て替えを進め、サ高住等の高齢者住宅事業スタート。関東中心から広域での展開を計画、目標は北海道での施設開設
  病院の建て替え、介護施設の新設相次ぐ。浦川会勝田病院がグループに参加
  グループ内外の病院・施設の経営支援事業立ち上げ
  電子カルテ導入病院はリアルタイムで収入データを把握、介護保険病床は返上
  在宅での療養期間延長をめざし、老健で充実したリハビリを集中的に実施
  在宅に戻ることが難しい患者を受け入れるためにサ高住開設
  50周年に合わせ2017年に上尾中央総合病院の改築工事完成後も既存病院の建て替え続く124
  経営支援をプリオホールディングスが担い、上尾中央医科グループ協議会が方針等を決定
  年度の収益目標を達成するのが互いの約束
  関東中心のグループから地域を広げたい。病床過剰地域では老健、高齢者住宅も
  2010年以降のグループの主な動き
  上尾中央医科グループ(AMG;Ageo Medical Group) 機能別施設等一覧
  上尾中央医科グループ(AMG;Ageo Medical Group) 都道府県別一覧
  上尾中央医科グループ(AMG;Ageo Medical Group) 沿革

◆中央医科グループ(CMS;Central Medical System)
病院数86施設、病床数19,600床、介護保険施設の定員数を加えると25,000ベッドを保有。3グループいずれもダ・ヴィンチを導入するなど医療機能の充実を図る一方、社会福祉法人を設立し介護施設・事業、高齢者住宅の整備を進める
  病院数・病床数など規模拡大。各施設の役割の明確化進む。今後の事業展開も見込まれる
  社会福祉法人を設立、保健・医療・介護のシームレスな連携構築をさぐる
  中央医科グループの関連会社<表>

4.愛仁会グループ
グループに迎え入れた明石医療センターがDPCⅡ群に。千船病院、高槻病院も入院診療を一層強化。急性期医療の機能を高め、医療と介護を連携させたエリアマネジメントの充実を図る
  明石医療センターをグループに迎え入れる
  DPCⅡ群に認定された明石医療センターとⅢ群の高槻病院、千船病院
  急性期の入院診療を一層強化
  愛仁会リハビリテーション病院に続き、高槻病院、明石医療センター、千船病院も建替
  友好3法人合同の経営塾を開催
  医療と介護を連携させたエリアマネジメントの充実をめざす
  2010年以降のグループの主な動き
  愛仁会グループ 機能別施設一覧
  愛仁会グループ 都道府県別施設一覧
  愛仁会グループ 沿革

5.武田病院グループ
東山武田病院の機能を武田病院と城北病院、京都駅前のクリニック群に集約。地域医療計画に位置づけられる5疾病の急性期医療を強化、在宅医療に対する需要の高まりを受けグループ本部の介護・福祉部門を充実、2025年モデルに必要な素材が揃ったことで、グループ内・地域連携の両輪でモデルをつくる
  東山武田病院の機能を城北病院と武田病院、京都駅前新設クリニック群に移設
  全床介護保険病床の木津屋橋武田病院で、周囲の有料老人ホームとタイアップし在宅医療実施
  宮津武田病院は透析の準備を進め、十条リハビリテーション病院は急性期2病院の後方病床へ
  京都初の老健「白寿」を新築移転。中間施設としてソフトも見直し
  素材が揃っておりグループと地域の両輪で2025年モデルをつくる。指定管理者への要望多数
  2010年後半以降のグループの主な動き
  武田病院グループ 機能別施設一覧
  武田病院グループ 所在地別施設一覧(全て京都府)
  武田病院グループの沿革

6.洛和会ヘルスケアシステム
病院、老健、特養、グループホームなどに居宅介護支援事業所を設置、近隣または同一建物内で医療介護相談に応じ、訪問看護・訪問介護・デイケア・デイサービスなどを提供。グループ内の急性期病院「洛和会音羽病院」は2012年3月に救命救急センターの指定を受ける
  2010年11月から2012年4月までの間にグループホーム6施設開設、在宅介護拠点整備進む
  幼老統合ケア、小規模多機能居宅介護も好評
  2013年にサービス付高齢者住宅「(仮称)有料老人ホーム洛和今出川」オープン
  洛和会音羽病院は救命救急センターの指定を受け、がん治療棟(D棟)完成
  手術センターを設け、3000例以上の救急受け入れへ。洛和会丸太町病院の新築移転
  2010年以降のグループの主な動き
  洛和会ヘルスケアシステム 機能別施設一覧
  洛和会ヘルスケアシステム 所在地別施設一覧
  洛和会ヘルスケアシステムの施設と法人の関係
  洛和会ヘルスケアシステム 沿革

7.セコム提携病院グループ
積極的な設備投資により、急性期病院の機能を高め介護施設・高齢者住宅を整備、急性期医療と在宅医療・介護との連携を進める。JVによりインドで病院運営に従事する計画進行中。提携病院のノウハウの事業化、グループ外病院のネットワーク化等によりスケールメリット拡大を検討
  高齢者施設・住宅も含めてグループ。地域需要に応え急性期病院の機能の向上を図る
  旧・川鉄千葉病院をグループに迎える。
  新東京病院は新築移転に伴い機能を分け2施設に分化
  2011年度は増収増益。
  ダ・ヴィンチやハイブリッド手術室を導入し急性期の機能を高める
  レセプトから直接データを収集し加算の取得状況をベンチマーキング
  医療材料・医療機器の共同購入会社強化、
  医薬品の一括調達のためにセコメディファーマ設立
  インドに病院運営ノウハウを輸出
  2013年度までは設備投資により
  機能を高めグループメリットの拡大を図りノウハウの事業化を検討
  2010年以降のグループの主な動き
  セコム提携病院グループ 機能別一覧
  セコム提携病院グループ 所在地別一覧
  セコム提携病院グループの沿革

8.南東北グループ
サイバーナイフ、ダ・ヴィンチを備えた新百合ヶ丘総合病院オープン。陽子線治療センターは震災による患者減を乗り越え申込件数増加に転じる。同センター横に3大学と提携しBNCT臨床研究施設建設、4年後の実用化をめざす
  東京理科大学と臨床研究面で連携を図り、ダ・ヴィンチ、サイバーナイフを導入し新百合ヶ丘総合病院開設
  震災被害にあった病院をグループに迎え南東北新生病院として開設
  東京病院から総合東京病院に改称。財団法人は一般財団法人、将道会は社会医療法人へ
  震災直後は患者減に陥るも2012年度は申込件数が回復基調にのった陽子線治療センター
  総合病院であることを活かした集学的・集術的な治療「第2世代の陽子線治療」を実践
  3大学と提携、BNCT実用化をめざす
  2010年以降のグループの主な動き
  南東北グループ 機能別一覧
  南東北グループ 所在地別一覧
  南東北グループ 沿革

9.伯鳳会グループ
人口が増加している地域・経営理念を展開できるフィールドを求め地域密着型の保健・医療・介護・福祉を一体的に提供。兵庫県赤穂市から明石市、姫路市、大阪府、東京都へ
  赤穂市内の医療・介護のシェア5割、収入90億円。医療は10年後がピーク
  人口増地域「明石市」「姫路市」の病院がグループに参加。2010年には大阪からも
  スポンサーの降板により破産せざるを得なくなった白鬚橋病院の譲渡を受ける
  大阪暁明館病院の新オープン以外にも2013年には特養開設、サ高住建設も検討
  暁明館病院を軌道にのせるまでの2年間は静観。赤穂市外の収益基盤を固め時期をみてシフト
  2010年以降のグループの主な動き
  伯鳳会グループ 機能別一覧
  伯鳳会グループ 所在地別一覧
  伯鳳会グループの沿革

10.徳洲会グループ
2年間で老健・特養14施設、有料老人ホーム、サ高住などを開設。病院の新設・建替も相次ぐ。大規模病院の建替時にはダ・ヴィンチの導入を検討、320列のCT、3TのMRIに切り替え、ハイブリッド手術室を設置
  老健・特養の介護保険施設、グループホーム、有料老人ホーム、高齢者住宅などを一挙に整備
  新設の病院建築、建替が続くなか建物管理・備品等調達会社設立。電子カルテもベンダを統一
  ダ・ヴィンチ7台導入。320列CT、3TのMRI、ハイブリッド手術室も設置
  「生命だけは平等」の理念に基づき、ブラジル、アフリカ、東南アジア等に医療展開
  小規模医療法人等を大規模法人に統合。将来はいくつかの法人に集約
  2010年以降のグループの主な動き
  徳洲会グループ 機能別一覧
  徳洲会グループ 都道府県別病院・施設等一覧
  徳洲会グループ法人別 病院・施設等一覧
  徳洲会グループ 沿革

◆公的病院グループ「日赤」「済生会」「厚生連」の最近の動向
大規模急性期病院の良好な収支により、2010年度はいずれも増収。他方で、中小規模病院の機能見直し、再編すすむ。保健・医療・介護を一体的に提供する施設の開設相次ぐ
  大規模急性期病院の好決算を反映し、いずれも増収だが中小病院の経営は厳しい傾向
  保健・医療・介護・福祉を一体的に提供する施設を整備

11.日本赤十字社
新築移転等が相次いだ2011年度も161億円の黒字決算。良好な収支を維持する大規模急性期病院と、経営難の中小病院の2極化すすむ。グループ全体の効率化に向け、調達のあり方や資金の効率的運用について検討
  10年ぶりの黒字決算となった2010年度の263億円に次ぐ161億円の利益を2011年度に計上
  経営難の病院に対する本部の支援
  共同交渉・購入は実施可能な地域で実施。医薬品価格、DPC病院のベンチマークを本社で実施
  東日本大震災での教訓を活かし病院を建て替え
  日赤初の複合型施設「日本赤十字社総合福祉センターレクロス広尾」オープン
  強固な病院グループをめざし、グループ全体で協力する体制へ
  2010年以降のグループの主な動き
  日本赤十字社 保健・医療・介護・福祉施設 機能別施設一覧
  日本赤十字社 保健・医療・介護・福祉施設 都道府県別一覧
  日本赤十字社 病院の開設動向等

◇徳島赤十字病院(徳島県小松島市・405床)
徹底した地域連携と入院診療へのシフト、職員意識の向上により平均在院日数8.5日、病床稼働率98.0%を実現するDPCⅡ群の病院。さらなる医療機能充実と患者にとり居心地のよいスペースづくりを検討したい
  2次医療圏の状況/患者を集めるには他院とは異なる施策が必要
  10数年をかけて地域連携に注力、急性期医療に特化
  「断らない救急」実現の背景に職員すべてが持つ「患者を救う」意識
  1日平均外来患者数2,500名から450名に縮小も外来診療単価アップ、入院収支の利益拡大
  医師確保策と、医師との情報共有・運営方針浸透策
  連携成功の鍵は「病院」「連携医療機関」「患者」3者のHAPPY
  良質な医療の提供には強固な財務基盤確立も
  徳島県南部の医療を守りつつ、機能強化・患者満足度の向上につながるスペースづくりも検討
  徳島赤十字病院 施設概要
  関連機関等
  徳島赤十字病院の沿革

12.社会福祉法人恩賜財団済生会
100周年を迎え次の100年に向けたグループ全体のマスタープラン、5か年の中期事業計画作成。スケールメリットを活かした健全経営を基盤に、総合的な医療・福祉サービスの提供、地域医療への貢献をめざす
  2011年度は増収減益、患者数減少するも診療単価アップ
  創立100周年を期にマスタープラン・中期事業計画作成
  経営難の病院であっても資金調達が可能というリスク
  放射線治療装置・画像診断機器などの共同購入を検討。ベッドは既に一括調達
  健全経営を維持しながら、既存のノウハウを活用し保健・医療・福祉を一体的に提供
  2010年以降のグループの主な動き(病院・診療所・介護保険施設)
  社会福祉法人 恩賜財団 済生会 機能別施設一覧
  社会福祉法人 恩賜財団 済生会 都道府県別施設一覧
  社会福祉法人 恩賜財団 済生会 病院開設の経緯等

◇社会福祉法人恩賜財団済生会 済生会小樽病院(北海道小樽市・287床)
マネジメント戦略が組織風土を変え経営数値を改善。病院の組織改革を経て、新築移転はメディカルタウン構想「街づくり」へ。現病院跡地には後方機能を担うメディカルケアセンターを開設するなど道内済生会施設の医療・介護・福祉体制を見直し事業価値を高める
  2次医療圏の状況/大規模急性期病院が集まる札幌市に隣接。新築移転で患者層に変化
  診療報酬上の評価が厳しくなった後に業績回復
  経営データを可視化。「済生会」の名称の付いた病院名に変更
  BSCを導入するために職員向けのBSCを導入。QC活動を通じヒーローをつくる
  経営戦略を中吊り広告に。2008年頃から改革効果が表れる
  街づくりへと発展した新築移転
  現病院跡地には病院の後方を担う医療と介護機能をもった施設あるいはサ高住等の建設を予定
  済生会小樽病院 施設概要
  関連機関等(済生会北海道支部)
  済生会小樽病院の沿革

13.全国の厚生連の病院の動向
地域医療の再編とともに、自治体病院、民間病院等と再編統合
  診療所への転換、自治体病院と統合後に独法化。2年間で総病院数113施設へ
  地域医療の維持・再生に向け、さらに再編・統合すすむ
  2010年以降のグループの主な動き(病院・診療所・介護保険施設)
  厚生連施設(病院・診療所・介護老人福祉施設・介護老人保健施設等)機能別一覧
  厚生連の施設(病院・診療所・介護老人保健施設・介護老人福祉施設)都道府県別一覧
  JA全厚連(全国厚生農業協同組合連合会)及び厚生連の病院の主な動向

◇JA長野厚生連(長野県厚生農業協同組合連合会)
14病院・11診療所等を有する厚生連。遅れ気味であった病院建物建て替えと、地域需要に応える病院としての機能見直しを図る「再構築」複数エリアで進行中
  4地域で建て替えと同時に、地域住民が求める医療を提供する病院への「再構築」進む
  JA長野厚生連 施設一覧
  JA長野厚生連の沿革

◇JA長野厚生連 佐久総合病院(長野県佐久市・821床)
2013年に基幹病院「佐久医療センター」開院、2016年に佐久総合病院本院リニューアルオープン。3次医療圏を視野におく急性期病院と地域密着型病院とに分割し再構築を進める
  2次医療圏の特徴/高齢化の進んだ人口減少地域。介護、看取りニーズの拡大見込まれる
  動き始めた病院の再構築事業。基幹医療センターと地域密着型の本院に分割
  分割後の2病院、関連施設含め全てセントラルキッチン化、リフター利用、共同購入実施
  3次医療圏である東信地域に高度な急性期医療を提供する佐久医療センター
  地域・多職種と連携し保健・医療・福祉(介護)全般、生活支援を担う佐久総合病院本院
  健診・検診、人間ドックを担う健康管理センターを整備、佐久医療センターとも提携
  分割後の2病院に共通の電子カルテ導入を決定、関連施設とも遠隔診療、WEB会議等を実施
  JA長野厚生連 佐久総合病院 施設概要
  JA長野厚生連 佐久総合病院 関連施設一覧
  JA長野厚生連 佐久総合病院 沿革

第4章 関連資料 病院グループ個票

IMSグループ(板橋中央総合病院グループ)、戸田中央医科グループ(TMG)、上尾中央医科グループ(AMG)、
愛仁会グループ、洛和会ヘルスケアシステム、武田病院グループ、セコム提携病院グループ、南東北グループ、
伯鳳会グループ、徳洲会グループ、日本赤十字社、社会福祉法人恩賜財団済生会、
JA厚生連(厚生農業協同組合連合会)、国家公務員共済組合連合会、社団法人日本海員掖済会、
財団法人東京都保健医療公社、VHJ、全日本民主医療機関連合会、渓仁会グループ、厚生院グループ、
タナカメディカルグループ、財団法人太田綜合病院、温知会グループ、財団法人星総合病院グループ、
(財)竹田綜合病院・(福)白百合会、常仁会グループ、メディカルシステムグループ、
社会福祉法人毛呂病院グループ、亀田メディカルセンターグループ、医療法人社団誠馨会グループ、
(医)健仁会・(医)踏青会・(医)つくば健仁会・(医)積愛会、国際医療福祉大学・高邦会グループ、葵会グループ、
大坪グループ、慈誠会グループ、翠会ヘルスケアグループ、苑田病院グループ、医療法人社団永生会、
ふれあいグループ、友愛病院会グループ、立川メディカルセンターグループ、長岡医療と福祉の里、
浅ノ川グループ、社会医療法人厚生会グループ、聖隷福祉事業団グループ、医療介護グループひかり会、
(医)生生会・(医)親和会、十全会グループ、藍野グループ、錦秀会グループ、生長会グループ、
ホロニクスグループ、山西会グループ、友紘会グループ、協和会グループ、敬愛会グループ、
新仁会グループ、社会福祉法人旭川荘、医療法人和同会グループ、平成医療福祉グループ、麻生グループ、
カマチグループ、(医)永寿会・(福)永寿会、北九州病院グループ、相生会グループ、
医療法人財団白十字会グループ、(医)朝日野会・(医)蘇春堂、社団法人八日会グループ、
公益財団法人慈愛会、(医)聖十字会・(医)緑水会・(医)ちゅうざん会、明日佳グループ、
カレスサッポログループ、静和会グループ、医療法人禎心会、東小樽グループ、社会医療法人母恋、
社会医療法人孝仁会、北武グループ、交雄会グループ、医療法人康和会、(医)芙蓉会・(福)温和会、
(社)慈恵会・(福)敬仁会、社団医療法人啓愛会、医療法人財団仁医会、医療法人松田会、医療法人運忠会、
医療法人篠田好生会、公徳会グループ、財団法人磐城済世会、財団法人大原綜合病院、医療法人昨雲会、
財団法人湯浅報恩会、福島病院グループ、(医)辰星会・(福)恒星会、貞心会グループ、愛正会グループ、
(医)友志会・(医)駿仁会・(福)延寿会、藤和グループ、医療法人社団双愛会、トワームグループ、
医療法人社団明雄会、聖光会グループ、(医)新都市医療研究会「君津」会・(医)新都、
市医療研究会[関越]会、医療法人社団寿光会、医療法人社団聖仁会、(医)心和会・(福)栄寿会、
医療法人社団回心会・青秀会グループ、医療法人財団河北総合病院、医療法人杏林会、健育会グループ、
医療法人研精会・一陽会グループ、湖山医療福祉グループ、社会福祉法人賛育会、社会福祉法人仁生社、
社会福祉法人白十字会グループ、医療法人社団和風会、石心会グループ、研水会グループ、
医療法人社団三喜会、ジャパンメディカルアライアンスグループ、医療法人新光会、清光会グループ、
医療法人社団鵬友会、セブンスデー・アドベンチスト教会、横浜メディカルグループ、
医療法人愛広会グループ、医療法人青山信愛会、医療法人真仁会、和・道グループ、医療法人社団城南会、
(医)翠十字・(医)翠十字会、久藤グループ、新田塚医療福祉センター、(医)寿人会・(医)寿人堂、
加納岩グループ、医療法人南山会、財団法人山梨厚生会グループ、春日居リハビリテーショングループ、
社会医療法人城西医療財団グループ、医療法人誠広会グループ、医療法人社団綾和会、すずかけグループ、
恒仁会グループ、フジ虎ノ門グループ、財団法人復康会グループ、医療法人社団八洲会、和恵会グループ、
新富士病院グループ、(医)明徳会、偕行会グループ、杏嶺会グループ、医療法人純正会・橘会グループ、
豊岡会グループ、医療法人福友会、医療法人博報会、豊田会グループ、医療法人宝美会・浜名会グループ、
医療法人社団主体会、社会医療法人峰和会グループ、(医)尚徳会・(医)尚豊会、(財)青樹会・(福)青祥会、
医聖会グループ、清水病院グループ、社会福祉法人京都社会事業財団、青山メディカルグループ、
きつこう会グループ、医療法人弘道会グループ、社会福祉法人四天王寺福祉事業団、信愛会グループ、
医療法人橘会、東朋グループ、医療法人東和会グループ、医療法人篤友会、ハートフルグループ、
ひかりメディカルグループ、医療法人ペガサス、医療法人宝山会、医療法人孟仁会グループ、医療法人守田会、
医療法人山紀会、社会医療法人若弘会、医療法人藤井会、明生会グループ、医療法人若葉会グループ、
(医)仁悠会・(福)南の風、一般財団法人甲南会、順心会グループ、医療法人尚生会グループ、医療法人尚和会、
スミレ会グループ、医療法人緑水会、(医)仙齢会・(福)太子福祉会、朗源会ウェルフェアグループ、
(医)宮本会・(医)藤民病院・(医)宮本病院、社会医療法人仁厚会、医療法人里仁会、医療法人仁康会、
医療法人陽正会・みのり会グループ、社会福祉法人三篠会、医療法人南和会、医療法人社団生和会、
(医)青寿会・(医)養寿園・(福)豊寿会・(福)祥寿園、みまグループ、田岡グループ、財団法人正光会、
仁生会グループ、近森会グループ、医療法人十全会、医療法人信和会、青洲会グループ、医療法人聖峰会、
医療法人済世会、医療法人錦会・碧水会グループ、社会医療法人陽明会、(医)隆幸会・(医)慈恵会・(福)慈恩会、
(医)成晴会・(医)成雅会・(医)成康会・(福)つつみ会、(医)優なぎ会・(医)共和会、和仁会グループ、
医療法人洗心会、一陽会グループ、財団法人杏仁会、(医)春水会・(医)回生会・(医)健生会、
(財)潤和リハビリテーション振興財団・(福)凌雲堂、(財)弘潤会・(福)広和会、医療法人仁心会、
医療法人碩済会、おもと会グループ、田崎グループ、医療法人社団延山会、翔嶺館グループ、
(医)恒貴会・(福)恒徳会、医療法人俊仁会、医療法人ひかり会、
(医)彩優会・(医)純真会(福)昭仁会・(福)みゆき会、宗教法人救世軍、医療法人社団嬉泉会、上宮会グループ、
医療法人社団純正会、(医)正志会・(医)直和会、医療法人社団美誠会、社会福祉法人聖テレジア会、
善仁会グループ、サンバリー医療福祉グループ、(医)三医会・(福)三寿会、千寿会医療福祉グループ、
恵信会グループ、医療法人仁寿会、望星第一グループ、医療法人幸会、医療法人生寿会、泰玄会グループ、
医療法人澄心会、生登会グループ、医療法人大生会、牧ヘルスケアグループ、医療法人みどり会グループ、
良秀会グループ、松井医療福祉グループ、(医)朋優会・(医)春日野会、誠仁会グループ、
(医)うしお会・(医)ひまわり会・(福)淡路島福祉会、医療法人同仁会、医療法人井口会グループ、
財団法人操風会、梶川病院グループ、大神子グループ、(医)和風会・(福)福寿会・(福)徳樹会、くじらグループ、
医療法人友朋会グループ、(医)恕泉会・(医)治久会・(福)ふるさと会、(医)清和会・(福)百八会、
医療法人親和会グループ、ケイメイグループ、医療法人春光会、厚生会グループ、医療法人仁愛会、
天陽会グループ、クオラグループ、(医)卓翔会・(福)市比野福祉会

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