2022 介護ロボットの可能性と将来性

撤退企業もあり、なかなか普及の実感が見られない介護ロボット。一方で新規参入や新製品もあり、よりユーザニーズに沿った製品改良は進んでいる。こうした第二世代製品が牽引することで介護ロボットは普及に向かうか

発刊日
2022/09/28
体裁
A4 / 137頁
資料コード
C64106200
PDFサイズ
2.1MB
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調査資料詳細データ

調査概要
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調査目的:介護ロボットを対象に、参入企業の取り扱い製品、新規需要開拓や機能拡大の取り組み、需要展望等の事業展開を把握すると共に、それら全体を俯瞰した上で介護ロボット市場の将来性や課題を考察する
調査対象先:国内の介護ロボットメーカや販売会社、それらを応用したシステムの取り扱い企業に加え、介護ロボットに関連する技術開発に取り組む企業や関連団体、関係省庁等
調査方法:弊社研究員が直接面接取材を中心に、電話ヒアリング等を併用した。また、公表されている資料やデータ、文献、研究成果、新聞記事、社内資料等も参考にしている
調査期間:2022年5月~2022年9月

調査結果サマリー
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介護ロボット市場に関する調査を実施(2022年)
普及に向けてステージを一段上がる介護ロボット市場
~ユーザーニーズを反映させた新製品が牽引することで、2025年度の市場規模は36億円まで拡大と予測~

資料ポイント
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  • 介護ロボットは、その用途(目的)により移乗支援、移動(歩行)支援、排泄支援、入浴支援、見守り支援に分類できる。それぞれこれまで製品化はされてきたものの、総じてなかなか普及は進んでいない
  • しかし、介護現場時は人手不足の状況は変わらず、加えて新型コロナウイルス蔓延もあり、介護作業の省力化と効率化のニーズは高い。ただ、介護ロボットは用途によって製品改良や機能拡充がユーザニーズに追いついていない
  • 用途ごとに参入企業や製品性能、市場実態、課題点等を考察すると、その製品力の差は広がりつつある。これから市場を牽引していくであろう参入企業を抽出し、その狙いや展望を明らかにする
  • 介護ロボットは、介護手段としてなくてはならないものとなるのか?そのための条件は何か?期待できる用途とできない用途は何か、そして定着し普及していくのか?見え隠れする期待材料と普及のための条件を考察する
  • 前回版との違い:需要を開拓し、市場拡大を牽引するのは間違いなく第二・三世代の製品。普及が期待できる用途や製品に絞り込み情報収集を行い、取材先も見直してその可能性と将来性を考察する

リサーチ内容

第1章 介護ロボットの市場実態

1.2017年以降変わりがない「ロボット技術の介護利用における重点分野」。開発支援は継続
2.大きな変化は見られないが、少数ながら撤退と新規参入がある参入企業
3.総市場規模推移
  (1)用途により差はあるが、新製品により拡大傾向にある数量ベースの市場規模
  (2)金額では移乗支援、排泄支援、見守り支援が柱で、新製品により総じて拡大傾向

第2章 用途(目的)別介護ロボットの市場動向

1.移乗支援ロボット
  (1)参入社数こそ少なくないが、積極的な取り組みは限られる参入企業
  (2)絶対値こそまだ小さいが、数量・金額とも拡大する市場規模
  (3)数量、金額ともにFUJIとジェイテクトがシェアを独占。競合他社との差は開く
  (4)ユーザの使い勝手を向上させた第三世代製品がカギ。真価の見極めはもう少し先
2.移動(歩行)支援ロボット
  (1)屋内向けと屋外向けで、異なる顔ぶれと製品構造。撤退もあるが新規参入もある
  (2)数量・金額ともに減少傾向にある市場規模。2022年度からの屋内向けに注目
  (3)RT.ワークスが他を圧倒するメーカシェア。新規参入企業がこれからのカギを握る
  (4)屋外向けは、なくてはならない姿が見えてこない。屋内向けはこれから正念場
3.排泄支援ロボット
  (1)顔ぶれは固定し、撤退もある参入企業。2020年以降の新規参入や新製品はごく僅か
  (2)ラップ式簡易トイレと排泄予測が牽引する格好で拡大続く市場規模
  (3)数量でも金額でも、日本セイフティー、アロン化成、TWJで寡占するシェア
  (4)コストメリットで優れるラップ式簡易トイレと排泄予測が実用性で一歩リード
4.入浴支援ロボット
  (1)参入社数も製品も変化はなく、機能の進化も見られない
  (2)市場規模は僅かなもの。新製品も新提案も見られず、話題も盛り上がりも少ない
  (3)なくてはならない製品になる手応えはない。現機能では需要拡大は考えにくい
5.見守り支援ロボット
  (1)社数も製品数も多い参入例。非ロボット製品もあり、実際はさらに多い競合先
  (2)新製品が寄与することで、2022年度は数量・金額ともに大きく拡大する市場規模
  (3)新製品投入で、2022年度にシェアが急伸するトーテックアメニティ
  (4)需要開拓の余地は大きく期待できるが、非ロボット製品に対して優位性確立が条件

第3章 注目参入企業の取り組み実態

1.(株)アイザック
2.エイ・アイ・ビューライフ(株)
3.キング通信工業(株)
4.GROOVE X(株)
5.(株)ジェイテクト
6.トリプル・ダブリュー・ジャパン(株)
7.トーテックアメニティ(株)
8.日本セイフティー(株)
9.(株)FUJI
10.リコージャパン(株)

第4章 介護ロボットの可能性と将来性

1.用途により異なるが、介護ロボットの市場拡大はまだまだ期待できる余地がある
2.期待企業の多くは新製品や新たな提案を展開。旧態依然とした製品では限界
3.介護ロボットの使いこなしには、メーカはもちろんユーザの努力や工夫も必要
4.第二、第三世代の新製品によって拡大が期待できる市場規模予測

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