ブロックチェーンを活用した次世代モビリティ産業の将来像 -MOBI/サステナビリティ/データ共有

EV自動車の中でもEVバッテリーは、複数のレアメタルが使われているものの、鉱山での採掘が難しく、都市鉱山よりレアメタルを回収、再利用する動きが活発化している。特にSDGsを背景に欧州委員会のバッテリー規則やバッテリーパスポートの導入が迫るなか、EVバッテリーに係る鉱山からの採掘から製造、販売、リユース、リサイクルに至るまでの一貫した流れをトレースする手段としてブロックチェーンの活用に注目が集まっている。実際にMOBIをはじめとした動きも出てきている。
特にEVバッテリーはOEMにとって大きな差別化要因となるため、従来、バッテリーの使用履歴などのデータはOEMを中心としたクローズドなSCMのなかでのみ取扱われてきた。しかしながら、ブロックチェーンを活用することで、データのオープン化が可能となるため、劣化診断や寿命診断などについて、より高精度な予測の実現が期待されている。
劣化診断や寿命診断は中古車の査定やBaaSなど各種サービスにも影響を与える可能性があるなど、ブロックチェーンによるデータのオープン化はモビリティ産業にとって大きな影響を及ぼすことが期待される。
本レポートでは、EVバッテリーを巡るデータの動きについて、現状の動向と合わせてブロックチェーンを活用した際のデータの流れに係る仮説を提示することを試みた。

発刊日
2023/03/28
体裁
A4 / 99頁
資料コード
C64122800
PDFサイズ
5.8MB
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調査資料詳細データ

調査概要
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調査目的:本レポートでは、EV 自動車を対象に MOBI(Mobility Open Blockchain Initiative)の動向を踏まえて、ブロックチェーンの活用先を検討したうえで、活用先候補である EV バッテリーを巡る現状およびブロックチェーンを適用した際の将来像について仮説を示すことを目的としている。
調査対象:MOBI参画企業 4社 + MOBIに参画していない企業 4社 = 合計8社
調査方法:弊社研究員による直接面談取材、文献調査など
調査期間:2022年11月~2023年3月
EV自動車におけるブロックチェーン活用の範囲
EV自動車は、大きく「電池と車載充電器などの車載電池システム(バッテリー)」、「モーターとモーターの制御装置で構成されるパワーユニット」、「動力を車輪に伝達するドライブトレーン」から構成される。
この3つのうち、特にバッテリーには数種類のレアメタルが含まれる。こうしたレアメタルは、輸入に頼らざるを得ないうえに、政情不安を抱える国があり、供給の不確実性にさらされている。そこで「都市鉱山」と呼ばれる廃棄された電子機器からレアメタルを回収、再利用に繋げる動きが積極化してきている。
本稿では、EV自動車のうち、バッテリーに焦点を絞ったうえで、レアメタルについて鉱山からの採掘から製造、販売、リユース、リサイクルに至るまでの一貫した流れをトレースするための手段として、ブロックチェーンの活用が適していると考えられている。

調査結果サマリー
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車載用EVバッテリーにおけるブロックチェーン活用可能性に関する調査を実施(2023年)
車載用バッテリーを巡るデータのオープン化についてブロックチェーンを活用した際の仮説を提示

資料ポイント
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  • EVバッテリーのトレースにおいてブロックチェーンを活用した際のデータ流通に関する仮説
  • EVバッテリーに係る従来のクローズドなデータの流通状況
  • MOBIに関する動向および取材先におけるMOBIへの加盟の狙い
  • MOBI加盟企業およびEVバッテリーを巡る周辺企業に取材、企業個票として掲載

リサーチ内容

調査結果のポイント

第1章 EVバッテリーを巡る現状と課題

1.ブロックチェーンの適用先
  1.1.バッテリーのSCM基盤への適用
  1.2.バッテリー規則など適用を加速させる要因
2.バッテリーのデータ取得や劣化診断を巡る現実
  2.1.OEMごとに異なるデータ取得方法
  2.2.さまざまな劣化診断方法

第2章 MOBIの役割と現状

1.MOBIとは
  1.1.MOBIの概要
  1.2.ワーキンググループの概要
  1.3.EVバッテリーに関する取組み
2.取材企業におけるMOBIへの加盟の狙いや取組内容
  2.1. MOBIへの加盟の狙い
  2.1.1.参画を見極めるうえでの3つの視点
    2.1.2.参画企業の狙い
  2.2.MOBIでの取組み概要

第3章 EV車におけるブロックチェーン活用可能性

1.バッテリーでのブロックチェーン活用に係る仮説
  1.1.概要
    1.1.1.仮説の概要
    1.1.2.ブロックチェーンを使う必要性に関する検討
  1.2.レイヤー構成
    1.2.1.概要
    1.2.2.レイヤー1
    1.2.3.レイヤー2
    1.2.4.レイヤー3
2.ブロックチェーンを適用した際の各領域の詳細
  2.1.データ提供領域
    2.1.1.提供可能なデータとそのタイミング
    2.1.2.データの権利関係
    2.1.3.データ提供によって受けられる提供者の恩恵
  2.2.データ活用領域
    2.2.1.劣化診断/寿命診断での活用
    2.2.2.BaaS(Battery as a Service)での活用
    2.2.3.中古EV車の査定
    2.2.4.リユース電池の製造
    2.2.5.保険
  2.3.データ取引領域――V2H、VPP
    2.3.1.V2Hの概要
    2.3.2.ブロックチェーン活用によるVPPへの発展
    2.3.3.実証実験
3.現実と理想とのギャップ

第4章 個別企業の実態

1.アンリツ
2.オークネット
3.カウラ
4.損害保険ジャパン
5.Datachain
6.TRENDE
7.日本IBM
8.R3

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