2025年版 住宅産業白書(建材編)
本書においては、住宅、建材市場の調査を行い、市場実態を明らかにすることを目的としている。建材について木質系建材、窯業系建材、金属系建材、プラスチック系建材、断熱材、インテリアのカテゴリに分類し、それぞれの市場における市場規模、シェア、事業者動向、今後の展望などをレポーティングする。
また、2020年度より住宅・建材市場においても環境・カーボンニュートラルに関する施策が本格化しているが、それらの施策が商品として具現化してきたのは研究・開発期間を経た2024年頃からであり、現在では各社の商品戦略にも組み込まれている。加えて2025年度より住宅への省エネ基準適合義務化が始まり、より具体的な施策が求められるようになっている。そうした住宅や建材に関する環境配慮やカーボンニュートラルに向けた動向をサーチし、商材やサービスへの展開などもレポートする。
※紙媒体で資料をご利用される場合は、書籍版とのセット購入をご検討ください。書籍版が無い【PDF商品のみ】取り扱いの調査資料もございますので、何卒ご了承ください。
調査資料詳細データ
調査目的:本書においては住宅、建材・設備市場の調査を行い、住宅、建材・設備市場を明らかにすることでわが国経済に寄与することを目的としている。
(1)各住宅、建材市場の市場規模
(2)各住宅、建材市場の参入企業別シェア
(3)各住宅、建材市場の企業別の動向
(4)各住宅、建材市場の展望と課題
(5)各住宅、建材市場の将来の市場規模予測
調査対象:本書においては下記市場を調査対象とした。
(1)住宅市場 (2)木質系建材市場 (3)窯業系建材市場
(4)金属系建材市場 (5)プラスチック系建材市場 (6)断熱材市場 (7)インテリア市場
調査対象エリア:日本
調査方法:
(1)弊社研究員による直接面接取材
(2)郵送式アンケート調査
(3)文献調査その他データ収集
調査期間:2025年4月~2025年7月
調査担当:株式会社矢野経済研究所 生活・環境・サービス産業ユニット 生活産業グループ
住宅建材市場に関する調査を実施(2025年)
2024年度の主要6分野の住宅向け建材市場は前年度比99.9%の1兆5,510億円と推計
~価格改定の浸透や高付加価値化、住宅の高性能化に寄与する建材は堅調に推移~
- 2024年度の新設住宅着工戸数は前年度比2.0%増の約81.6万戸と、2021年度(約86.6万戸)以来3年ぶりに増加した。ただし、増加の要因は2025年4月の制度変更を前にした“駆け込み需要”であるとみられ、2025年度はその反動で再び減少に転じるとみられる。
- 厳しさが続く建材市場、各メーカーでは取扱商材の高付加価値化や取捨選択、事業体制の見直しを図る事業者も出てきている。
- 建材市場における環境の取組として生産工程中の再エネ電力活用、リサイクル資材活用が進む他、EPD(製品環境宣言)取得など環境関連の各種認定取得もトレンド。今後はより加速していくとみられる。
- 住宅・建材市場の直近の動向に加えて、建材メーカーにおける環境配慮型建材やカーボンニュートラルに寄与する取組などを特集。
(3)樹脂サッシ
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