【カモつぶ】慢性的労働力不足がいずれ無人店舗を増やす


【牛丼チェーン店は無人&自動がスタンダードになるカモ】皆さんは、一般的な食材よりも栄養価が高く、かつ栄養バランスに優れた食材である“スーパーフード”のいずれかをお試しになったことがあるでしょうか。
アサイーやココナッツ、あるいはブロッコリーの芽などは日本でも有名であり、健康的な食材として時に話題になりますね。
うち雑穀類のスーパーフードである「キヌア(Quinoa)」という食材、日本ではまだそれ程話題になっていないようですが、欧米など海外ではとても注目されています。

その理由として、栄養価が高く、栄養バランスに優れているのはもちろんですが、かなり厳しい環境下においても栽培することが可能な農産物だということにもあります。
キアヌは、もともと南米のアンデス山脈で古くから栽培されている農産物であり、寒くても、あるいは水が少なくても良く育つのだそうです。

したがって大半の作物が育たない土地でも栽培が可能であり、2013年には国連が『国際キアヌ年』に定めるなど、近年にわかに注目が高まり、国際取引が活発になってきているようです。
しかしながら、小麦、米、トウモロコシなど、他の穀物類と比べると、従来その生産量は微々たるものに過ぎず、急激な需要拡大は現地のキアヌ栽培農家へ新たな現金収入源をもたらす一方で、取引価格の高騰により地元で食すことを難しくさせつつあります。

長々とキアヌについてご紹介してきましたが、ここでようやく本日の本題です。
サンフランシスコ(米国)のKeenwawa社は、このキアヌを使った食品を提供するビジネスを行う会社です。
こちらの会社では「Eatsa」という近未来のレストランをサービスしようとしています。
「Eatsa」は、店頭に並ぶタッチパネルによって好みのキヌア料理を注文、クレジットカードなどで電子決済される仕組みとなっています。
そしてしばらくすると、その横にある機械式の棚の扉が開き、料理が出てくる仕組みで、イートインでそれを食すようなスタイルの新しいレストランです。

残念ながら、現在のところ調理そのものは人の手を介しているようですが、その他は完全無人&自動化、いずれロボットによる調理も視野に入れている模様。
いずれにせよ、新しい技術と古くからある良きもの(キアヌ)、ファストフードと健康食品という2つの相反する組合わせへの視点は秀逸だと思います。

さて日本でも小売業や飲食店の労働力不足が慢性化しつつありますので、ファストフードや低価格品を取扱うお店ではこのような無人&自動化の波が訪れる可能性が高いのではないでしょうか。
もしかしたら日本の牛丼チェーン店などは、無人&自動となっていくの“カモ”知れませんね。

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kamo4


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