モーニングCROSS週間ランキング16.10.23 – 16.10.27

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2016年10月28日 | ランキング

週間ランキング

27日、天皇陛下の叔父にあたる三笠宮崇仁さまが入院先の聖路加国際病院で亡くなられました。三笠宮さまは、昭和天皇の14歳年下の弟で皇族の中で最高齢の100歳でした。
宮内庁の発表によると、今年の5月に急性肺炎と診断され、聖路加国際病院に入院されていました。その後症状は治まったものの、8月には一時不安定な状態となったため、ご家族がお見舞いに訪れたこともあったが、最近は体調を持ち直しておられ、手足を動かすなどの運動もしていたという。死因は心機能の低下による「心不全」と発表されました。
今週のニュースランキングは以下となります。
 

順位
ニュースグループ
クチコミ数
1位
宇都宮 爆発
123,183
2位
鳥取 地震
75,305
3位
高樹沙耶 大麻所持
56,698
4位
ボブ・ディラン 無礼
51,083
5位
三笠宮さま 逝去
34,021
6位
TPP 参考人質疑
26,971
7位
いじめ認知 過去最多
24,757
8位
肝付兼太 死去
24,028
9位
衆院補選 自民
23,886
10位
北斎 オランダ
21,097

未来を見通すための戦略思考 ~矢野経済研究所代表による今週のコメント

■異質な文化に対する相互の寛容が過激主義を封じる

24日、国際捕鯨委員会(IWC)の総会がはじまった。日本は国際司法裁判所の判決(2014年)を受けて南極海での捕鯨を一端中止したが、昨年末から再開、今回は再開後初めての総会ということもあり反捕鯨国の強硬姿勢が目立つ。
調査捕鯨の実施主体である財団法人日本鯨類研究所の予算が鯨肉の売上収益で成り立っているという視点に立てば、反捕鯨国が主張する「調査捕鯨の名を借りた商業捕鯨」との批判に一定の理があることは否めない。これに対して、日本は、これまで要求してきた“日本近海での捕獲枠”問題を取り下げ、調査捕鯨の科学的意義と正当性を議論の俎上にあげる。しかしながら、そもそも捕鯨産業の発展を目的に設立されたIWCの性格は既に変質してきており、捕獲頭数を巡る現実的な交渉を展開してきた日本と反捕鯨国との論点は?み合わない。

もはやこの問題は、“産業の保護”や“資源の維持”といった議論では片付かない。民族の伝統や食文化、生態系の維持、動物愛護、先住民族の権利や地球温暖化や環境問題も絡む。反捕鯨の急先鋒オーストラリアやニュージーランドにとっては観光資源(=ホエール・ウォッチング)の拡大といった思惑もあるだろう。シーシェパートに象徴される過激な暴力集団を封じ、IWCにおける議論を前へ進めるためにも日本は戦略全体を再構築すべきではないか。現実の国際世論に対応した、ぶれることのない大義をベースに捕鯨の在り方そのものを自ら問い直す必要があるということだ。キーワードは生物と文化の多様性、そして、共生である。

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