「3Dプリンタ材料の世界市場に関する調査を実施(2019年)」に関する矢野経済研究所のマーケットデータをご紹介します。

マーケットレポート
2019年版 3Dプリンタ材料市場の現状と将来展望

価格:180,000円(税別)
「2019年版 3Dプリンタ材料市場の現状と将来展望」に関するマーケットデータを詳細にまとめた資料です。
市場動向、企業動向など、詳細なデータ・解説など、事業戦略の強力な武器となる情報が満載の書籍です。

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全173ページ
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調査結果のポイント

第1章 3Dプリンタ材料市場の将来展望

3Dプリンタ材料の世界市場規模は2023年に4,750億円へ急増
(表)3Dプリンタの方式と主な材料
(図)3Dプリンタ材料 方式別世界市場規模
(表)3Dプリンタ材料の方式別価格帯
(図・表)3Dプリンタ材料 世界市場規模推移
造形方法の技術革新、材料の多様化・高機能化が進み
3Dプリンタの適用領域がさらに拡大
(表)新規造形方式の概要
材料・用途開発に加え、導入支援サービスへの参画が
素材メーカーの新たな顧客の取り込みにつながる
(図・表)3Dプリンタ材料 方式別世界市場規模推移(重量)
(図・表)3Dプリンタ材料 方式別世界市場規模推移(金額)

第2章 3Dプリンタ材料市場の方式別動向

1.材料押出法向け材料市場
 カラー、質感、機能を切り口にフィラメントの多様化が進展
 2018~2023年のCAGRは重量ベースで20%を超える高成長が続く
 (図・表)材料押出法向けフィラメント 世界市場規模推移
 スタンダード材料としてPLAの需要は堅調推移も
 機械特性に優れるPETGが存在感を増す
 (図)材料押出法向けフィラメント 樹脂別構成比(重量、2018年)
 (図)材料押出法向けフィラメント 樹脂別構成比(重量、2023年予測)
 (表)材料押出法向け樹脂 主要サプライヤー
 海外では専業フィラメントメーカーの生産能力増強が相次ぐ
 (表)材料押出法向けフィラメント 海外の主要メーカー
 (表)材料押出法向けフィラメント 日本の主要メーカー
 (図・表)材料押出法向けフィラメント 樹脂別市場規模推移(重量)
2.粉末床溶融結合法向け材料市場
 (1)樹脂粉末
   機能試験・評価用試作モデルと小ロット最終製品向けの需要が拡大し
   樹脂粉末の市場規模は成長幅が拡大傾向に
   PA12・PA11で需要の9割を占有、サプライヤー各社は増強を急ぐ
   (図・表)粉末床溶融結合法向け樹脂粉末 世界市場規模推移
   (図)粉末床溶融結合法向け材料 樹脂別構成比(2018年:重量)
   (図)粉末床溶融結合法向け材料 樹脂別構成比(2023年予測:重量)
   PA6粉末ではBASF、Solvay、Evonikなどがラインアップ拡充を加速させる
   PEEK、PEKK、PPSの各種粉末は航空宇宙や医療分野で採用が始まる
   Multi Jet Fusion向けではオープンプラットフォームを活用した材料の多様化が進む
   (表)Multi Jet Fusionテクノロジーに使われる樹脂粉末の概要
   (図・表)粉末床溶融結合法向け材料 樹脂別市場規模推移(重量)
 (2)金属粉末
   航空宇宙分野を中心に金属粉末需要は順調に拡大も
   ME法・BJ法の台頭で成長鈍化の懸念が生じる
   (表)光源別粉末床溶融結合装置の特長・主な装置メーカー
   (図・表)粉末床溶融結合法向け金属粉末 世界市場規模推移
   (表)新規造形方式(金属材料)を導入した装置メーカーの概要
   チタン合金やインコネルが好調推移、軽量化ニーズに対応するアルミ合金の開発も活発化
   (表)粉末床溶融結合法向け金属粉末 採用例
   (図)粉末床溶融結合法向け金属粉末 種類別市場構成比(2018年・重量ベース)
   金属粉末メーカーと装置メーカー、サービスビューロとの連携強化が加速
   (表)粉末床溶融結合法向け金属粉末 主要海外メーカー
   (表)粉末床溶融結合法向け金属粉末 主要日本メーカー
3.液槽光重合法向け材料市場
  北米、中国など海外需要が牽引し、年率9%前後の成長率が続く
  企業間連携によるエコシステム構築の取り組みが始動
  (図・表)液槽光重合法向け樹脂 世界市場規模推移
  (表)液槽光重合法向け材料市場の主な参入メーカー
  ワーキングモデル向けでは耐熱性や靭性、透明性を高めたグレードの開発が進む
  (表)液槽光重合法における主な用途
  (図)液槽光重合法向け樹脂 用途別構成比(2018年:重量)
  マスターモデル向けでは残灰を残さないグレード開発が進展も
  ME法向けフィラメントとの競合が生じる
  自動車、医療、ライフスタイルなどの各分野で最終製品向けの需要が拡大
4.材料噴射法向け材料市場
  デザインモデル向け堅調、医療分野が次のターゲットに浮上する
  (図・表)材料噴射法向け光硬化樹脂 世界市場規模推移
  金型向けでは射出からブロー、プレスへMJ法の適用が拡大

第3章 3Dプリンタ材料市場 メーカー動向

株式会社ストラタシス・ジャパン
 オンデマンド生産により、ものづくりのプロセス改革をリード
 幅広い材料と装置で、試作から機能性部品まで多様な要求に応える
 2019年2月にLPMテクノロジーを用いて造形した金属パーツを公開
 PolyJet方式では医療・フルカラーをテーマに高機能材料の開発を強化
 FDMはハイエンド大型装置や、スーパーエンプラなど差別化された材料で実部品向けを狙う

Markforged, Inc.
 既存の製造手法と最先端のマテリアル・サイエンスを融合させ
 モノづくりに変革を促す
 優れた強度や剛性、精度が評価され
 PA/CFフィラメント「Onyx」の販売量は順調に拡大
 金属3Dプリンタ「Metal X」は出荷開始から需要が急増
 材料ラインアップの拡充を加速させる

GE Additive
 アディティブ技術の先駆者としての経験と知識を活用し
 ユーザーの革新的な新製品開発・製造をサポート
 アディティブ製造、コンサルティングなどのソリューションビジネスを強化
 日本でも代理店との提携による拠点整備が進む
 2019年にモジュラーマシンアーキテクチャーを採用したM LINE FACTORYの出荷を開始
 AP&Cは材料選定ノウハウに強み、2019年にAl合金の提供をスタートさせる
 アディティブ・マインドセットを醸成する「AddWorks」は日本での導入が始まる

DSM N.V.
 パートナーシップを通し、参入企業各社とのエコシステムを構築
 カスタマーのニーズ・用途に合った材料の開発・供給を推進
 紫外線硬化樹脂「Somos®」の実績をベースにPA・TPCフィラメントやPBTパウダーを展開
 光造形向けでは軽量化やカスタマイズニーズなどを捉えた実部品への採用事例が増加
 2018年に産業分野の試作品・実部品向けにCF充填フィラメントの新グレードを上市

ARKEMA S.A.
 参入企業各社との戦略的パートナーシップにより
 量産に繋げられる材料の開発・供給を目指す
 2018年11月には、独自の材料開発プラットフォームを立ち上げる
 PBF・ME・VP装置など、多様な造形方式に対応できる材料を幅広くラインアップ
 3Dプリンティング向け材料の需要増を見込み、各樹脂・エラストマーの生産能力を増強
 PEKKはフランスに続きアメリカでも生産に乗り出す
 PA11・PA12粉末は自動車における試作用途向けで安定的な需要を確保
 PEKKは航空宇宙分野での採用拡大に向け、2019年6月にCF充填グレードを上市
 光硬化樹脂はサートマーを通した海外市場の開拓、材料開発に取り組む

東レ株式会社
 強化グレードのラインアップ拡充により実部品への採用拡大を図る
 粉末床溶融結合法向け微粒子「トレミル®」のラインアップ拡充
 業界初となるGF強化グレードを上市へ、さらなる高強度グレードの開発にも取り組む

colorFabb B.V.
 革新的・高品質なフィラメントを相次ぎ市場に投入し
 3Dプリンタ市場の裾野拡大に貢献
 旺盛な需要に対応するため、2019年に押出設備1ラインを導入
 発泡、レーザマーキングなど新たな機能をフィラメントに付与
 製造コスト低減に効果を発揮、インベストメント・キャスティング向けの需要が立ち上がる

三菱ケミカル株式会社
 現地フィラメントメーカーの買収により欧州市場でトップシェアへ
 海外市場の更なる開拓にも乗り出す
 2019年に米国拠点で樹脂フィラメントの量産へ

Shenzhen Esun Industrial Co., Ltd
 更なる収益創出を目指し、SLA用材料のラインアップ拡充・拡販に取り組む
 光硬化樹脂の生産能力は2021年までに300/年へ増強
 自動車・工業分野向けではCF・GFなどフィラー充填フィラメントが好評

Polymaker LLC
 実部品への採用拡大を目指し、
 インダストリアルフィラメントの開発・拡販に取り組む
 汎用フィラメントはコンシューマー分野で安定的な需要を確保
 2021年までにフィラメント生産能力の倍増へ乗り出す
 PCやPAを中心に実部品向けインダストリアルフィラメントを相次ぎリリース

キョーラク株式会社
 主力とするSMPフィラメントは医療分野で引き合いが増加
 2019年下半期にはJSR社のFABRIAL®の販売・製造ライセンスを取得
 義手・義足など医療分野での採用拡大を目指す

ナノダックス株式会社
 GWを用いた独自のPPフィラメントで、
 医療・自動車・工業分野で需要開拓に乗り出す
 世界初!樹脂充填用のガラス短繊維製GlassWool(GW)の量産に成功、対応できる樹脂が拡大する
 2019年にはGWを用いた樹脂成形機用洗浄剤を上市
 PP/GWフィラメントは義肢・装具分野で採用が拡大
 3D造形技術を世界各国に提供することでサステイナブル・ケミストリーを実現

大塚化学株式会社
 フィラー入り高機能コンパウンドを用い、実部品への展開を図る
 ティスモ繊維を添加することで薄肉かつ高強度を実現、摺動部品などで採用が広がる
 ポチコンの優れた摺動性・他摩耗性を活かし、ロボット向け摺動部品などへ提案

ダウ・東レ株式会社
 LSR(液状シリコーンゴム)で最終製品を造形、採用分野拡大を目指す
 2018年に液体積層方式3Dプリンタ向けにLSRを開発、日本では2019年1月より展開
 2018年4月からECCO社のカスタムシューズプロジェクト「QUANT-U」にLSRを供給

長瀬産業株式会社
 商社としてのノウハウと、グループ会社による研究開発機能を融合
 様々な造形方式に求められる材料の開発・供給に取り組む
 造形スピードと優れた造形精度を両立させた光硬化樹脂を開発
 フィギュア専用グレードなど、日本マーケットの特色にあったグレードを供給
 2018年8月には米国に子会社を設立、ME方式向け水溶性サポート材を開発

株式会社大阪チタニウムテクノロジーズ
 スポンジチタンから遡った合金開発・品質管理を優位性に
 様々な造形方法・装置に最適な粉末を供給
 積層造形用途を中心とした需要拡大を見据え
 2020年初頭に合金粉末専用の新工場を稼働へ
 2019年4月に独自のコールドスプレー技術を保有する豪Titomic社と提携

東洋アルミニウム株式会社
 金属積層造形用に球状度の高いアルミニウム合金粉末を開発
 航空機部品向けを中心に海外からの試作依頼案件が急増
 Airbus APWorksとパートナーシップを結び「Scalmalloy®」の適用分野拡大にも取り組む

山陽特殊製鋼株式会社
 真空溶解‐不活性ガスアトマイズ法による
 3Dプリンタに最適な低酸素・高純度の球状粉末を供給
 金型用途でマルエージング鋼粉末の需要拡大に期待
 Coフリーマルエージング鋼など独自材料の提案も強化

株式会社ディーメック
 装置・樹脂の開発から販売までを手掛け
 光造形装置を用いたラピッドプロトタイピング市場の成長に貢献
 「ACCULAS®BA-85S」は国内で最大級サイズの造形ができることでユーザーから好評価
 2017年に靱性、耐熱性、透明性をバランスよく向上させた新グレードを上市
 2020年にはDSM「Somos® PerFORM」の国内販売を開始へ

エス・ラボ株式会社
 ペレット溶解積層方式大型3Dプリンタで実部品への採用拡大を狙う
 設計・加工・ソフトウェアまでを一貫して手掛ける装置メーカ
 オレフィン系など独自の材料開発にも取り組んでいく
 リコー及び豊田合成の資本出資を受け、各社との業務提携及び共同開発に取り組む

Arevo Inc.
 CFRTPの大幅なコスト削減を実現、モビリティ分野で実績化が進む
 独自のDEDプロセスで高強度・高剛性CFRTPを造形、課題とされるZ軸強度も高める
 主力のモビリティ分野では2019年9月に2社目のパートナーシップを発表
 スーパーエンプラのラインアップ拡充、CF添加率の向上により航空宇宙分野を狙う

CEAD B.V.
 連続繊維を用いて高速・大型造形を可能とする独自のCFAM技術を開発
 2018年11月に産業用大型3Dプリンタ「CFAM Prime」をリリース
 2019年9月には連続GFとPETを組み合わせた歩道橋の建設プロジェクトを発表

ショートレポート
「2019年版 3Dプリンタ材料市場の現状と将来展望」の概要版

価格:1,000円(税別)
「2019年版 3Dプリンタ材料市場の現状と将来展望(2019年発刊、税別180,000円)」の一部の内容についての概要をまとめたリーズナブルな資料です。 右記マーケットレポートの入門的な情報としてご活用ください。

掲載内容

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1.市場概要 ※1

2.セグメント別動向
 材料押出法向け3Dプリンタ材料市場

3.注目トピック
  造形方法における技術革新の進展 ※1
  3Dプリンタ材料の多様化・高機能化
  試作品から最終製品へのさらなる適用拡大


4.将来展望 ※2

掲載図表
  • 3Dプリンタ材料世界市場規模推移・予測 ※1
  •  ※データ掲載年:2016~2018年、2019年見込、2020~2023年予測
  • 材料押出法向け3Dプリンタ材料世界市場推移・予測
  •  ※データ掲載年:2016~2018年、2019年見込、2020~2023年予測

※本レポートは、2019年発刊の「2019年版 3Dプリンタ材料市場の現状と将来展望」を元に作成しています。

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