「放熱ベイパーチャンバー世界市場に関する調査を実施(2022年)」に関する矢野経済研究所のマーケットデータをご紹介します。

マーケットレポート
2022年版 放熱部材市場の現状と展望

価格(税込):165,000円(本体価格 150,000円)
「2022年版 放熱部材市場の現状と展望」に関するマーケットデータを詳細にまとめた資料です。
市場動向、企業動向など、詳細なデータ・解説など、事業戦略の強力な武器となる情報が満載の書籍です。

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調査結果のポイント

第1章 放熱ベイパーチャンバー

1.注目されるベイパーチャンバーおよび類似の放熱部材
  1-1.ベイパーチャンバー(Vaper Chamber)
  1-2.ヒートパイプ(Heat Pipe)
  1-3.インテグレーテッドヒートスプレッダー(Integrated Heat Spreader)
2.ベイパーチャンバーの市場規模予測
  【図・表1.ベイパーチャンバーの国内およびWW市場規模推移と予測
  (金額:2020-2025年予測)】
  【図・表2.ベイパーチャンバーの分類別国内市場規模予測(金額:2020-2025年予測)】
  【図・表3.ベイパーチャンバーの分類別WW市場規模予測(金額:2020-2025年予測)】
3.ベイパーチャンバーに関連する企業・研究機関の取組動向
  3-1.FCNT株式会社
    【図1.スマートフォン「arrows NX9」用ベイパーチャンバーと
    筐体の設計(2020年12月発売)】
    【図2.「arrows 5G F-51A」ベイパーチャンバーの放熱の違い(左)と
    熱拡散メカニズム(右)】
  3-2.国立大学法人鹿児島大学
    (1)電子機器の熱問題を解決する高性能冷却システムの重要性
    (2)ラミネートタイプのベイパーチャンバーを用いたLED光源接合部の放熱
    【図3.ベイパーチャンバーの平面図(上)と断面図(下)】
    【図4.FGHP®の積層状態を示す模式図】
    【図5.FGHP®と他のベイパーチャンバーとの特性比較】
    【図6.サンプルの底部による半径方向の熱伝導率の変化】
    【図7.実験装置の概略図(上)と3方向からの形状(下)】
    【図8.電圧-電流特性】
    【図9.電流による接合部温度の変化】
    【図10.Qによる熱抵抗の変化】
    【図11.熱抵抗低減率の変化】
  3-3.株式会社ザワード
    【図12.ベイパーチャンバーの外観】
    【図13.ベイパーチャンバーの作動原理】
    【図14.ベイパーチャンバーの放熱効果】
  3-4.大日本印刷株式会社(DNP)
    (1)DNPが新たに開発した「薄型ベイパーチャンバー」に適用されている技術
    【図15.一般的なベイパーチャンバーの動作原理と構造】
    【図16.DNPの「薄型ベイパーチャンバー」の外観(上)と、
    それがスマートフォンに収まるイメージ(下)】
    (2)「薄型ベイパーチャンバー」を用いた熱輸送の実験結果
    【図17.Cu板とDNP製品のサーモビューア観察結果】
    (3)DNPの「薄型ベイパーチャンバー」は曲げられるため、高効率3次元熱輸送を実現
    【図18.(左)平面的な熱拡散のイメージ、(右)3次元的な熱輸送のイメージ】
    【図19.曲げた状態のベイパーチャンバーのサーモビューア結果】
    (4)DNPの「薄型ベイパーチャンバー」の新たなアプリケーション
    【図20.DNPの「薄型ベイパーチャンバー」の応用事例~スマートグラス~】
  3-5.国立大学法人東北大学
    ①ループヒートパイプ(LHP)
    【図21.LHPの構造と作動原理を示す模式図】
    ②自励振動型ヒートパイプ(OHP)
    【図22.OHPの構造を示す模式図(上)と作動状況(下)】
    【図23.OHPの数値シミュレーションの例】
  3-6.株式会社フジクラ
    【図24.フジクラの熱制御部材開発の歴史】
    【図25.熱制御部材の対象製品】
    【図26.ヒートパイプの作動原理】
    【図27.ベイパーチャンバーの作動原理】
    【図28.CPU冷却ユニットに用いられているベイパーチャンバー】
  3-7.リーディング・エッジ・アソシエイツ株式会社
    (LEA:LEADING EDGE ASSOCIATES)〔台湾〕
    (1)サーマルマネージメント製品のオールインワン・サービスの提供
    【図29.サーマルマネージメント製品のオールインワン・サービスの提供】
    (2)ベイパーチャンバーの基本原理
    【図30.ベイパーチャンバーの動作原理の模式図】
    (3)LEA製アルミニウム製ベイパーチャンバーの利点
    【図31.LEA製Alベイパーチャンバーの優れた点】
    (4)ベイパーチャンバーのアプリケーション
    【図32.EV用バッテリーパックへの応用例】
    【図33.産業用IGBTへの応用例】
4.ベイパーチャンバーの将来展望

第2章 放熱ギャップフィラー/放熱シート

1.放熱ギャップフィラーとは
2.放熱シートとは
3.放熱ギャップフィラー/シートの市場規模予測
  【図・表1.放熱ギャップフィラーの国内およびWW市場規模推移と予測
  (金額:2020-2025年予測)】
  【図・表2.放熱ギャップフィラーの分類別国内市場規模予測
  (金額:2020-2025年予測)】
  【図・表3.放熱ギャップフィラーの分類別WW市場規模予測
  (金額:2020-2025年予測)】
  【図・表4.放熱シートの国内およびWW市場規模推移と予測
  (金額:2020-2025年予測)】
  【図・表5.放熱シートの分類別国内市場規模予測(金額:2020-2025年予測)】
  【図・表6.放熱シートの分類別WW市場規模予測(金額:2020-2025年予測)】
4.放熱ギャップフィラーに関連する企業・研究機関の取組動向
  4-1.株式会社木村洋行
    (1)Polytec PT社製品の特長
    【図1.非接着・1液非硬化タイプのギャップフィラーを塗布した状態】
    【図2.1液非硬化ギャップフィラーをディスペンサーで塗布している場面
    動画:https://www.youtube.com/watch?v=AKfbgNFK8pI】
    【図3.2液硬化ギャップフィラーの塗布場面、渦巻状になっているミキシングノズルで
    主剤と硬化剤を混ぜて塗布している】
    (2) Polytec PT社製品に関する木村洋行の取組状況
  4-2.巴工業株式会社
    (1) BNバウダー
    【図4.BNの典型的な放熱用途】
    【図5.BNパウダーの代表的ラインナップ】
    (2) AlNパウダー
    【図6.AlNの典型的な放熱用途】
    【図7.AlNパウダーの代表的ラインナップ】
    【図8.高耐湿性AlNの特性】
    【図9.不定形パウダーと丸み状パウダー】
    【図10.開発品:130μmの球状パウダー】
  4-3.兵神装備株式会社
    (1)モーノポンプ®の特長
    【図11.モーノポンプ®の特長】
    【図12.モーノポンプ®を組み込んだ製品群の例】
    (2)モーノディスペンサー®を用いた放熱ギャップフィラーの塗布用途例
    【図13.用途例:(左)自動車ECUハウジング、
    (中)インバーターパワーモジュール、(右)ディスプレイIC】
    (3)モーノディスペンサー®およびモーノポンプ®の応用事例
    【図14.モーノディスペンサー®の応用事例】
    【図15.モーノポンプ®の応用事例とアルミナ製ローターの紹介】
5.放熱シートに関連する企業・研究機関の取組動向
  5-1.株式会社イノアックコーポレーション(INOAC)
    (1)放熱シート・テープ
    【図16.放熱シートが使用される電子部品例】
    (2)製品ラインナップ
    【図17.トランスクール®の使用例】
    (3)需要分野
    【図18.自動車用放熱シートの特性】
  5-2.オキツモ株式会社
    (1)VSIの特長
    【図19.マイクロキャビティが形成されたメタマテリアル構造のVSI表面SEM像】
    【図20.(上)VSIを使用していない場合、
    (下)VSIを使用しているためヒートスポットの発生が防止されている場合】
    (2)樹脂密閉筐体における熱問題とVSIによる解決の可能性
    (3)VSIの放熱特性評価
    【図21.VSI熱特性評価モデル(PC樹脂密閉筐体の場合)】
    【表1.VSI熱特性評価結果(PC樹脂密閉筐体の場合)】
  5-3.沖電線株式会社
    【図22.沖電線の放熱フィルム「クールスタッフ®」の外観】
    【図23.「クールスタッフ®」の特長:
    放熱メカニズム(上)と断面構造(下)】
    【図24.「クールスタッフ®」のタイプ:
    シートタイプ(左)とチューブタイプ(右)】
    【図25.熱放射重視の適用事例(シートタイプ):
    構造模式図(左)、実際の使用例(右)】
    【図26.熱伝導重視の適用事例(チューブタイプ):
    構造模式図(左)、実際の使用例(右)】
    【図27.「クールスタッフ®の放熱効果】
  5-4.株式会社タイカ
    (1)αGEL放熱材ラインアップ
    【図28.αGEL放熱材ラインアップ】
    【図29.αGEL放熱材の製品別熱伝導率一覧】
    ①シート状(COHシリーズ)
    ②液状(DPシリーズ)
    ③EMI対策品(REシリーズ)
    ④両面テープ(TPシリーズ)
    ⑤ノンシリコーン
    (2)αGEL放熱材の特長
    (3)αGEL放熱材の放熱メカニズム
    【図30.αGEL放熱材の放熱メカニズム:
    (上)αGELの密着性・追従性で空気だまりを除去した事例、
    (下)αGELの柔らかさで応力を緩和して寸法公差を吸収した事例】
    (4)αGEL放熱材の構造事例・使用事例
    【図31.αGEL放熱材の構造および使用事例】
  5-5.富士高分子工業株式会社
    (1)主要製品ラインナップ
    【図32.「サーコン®」ラバータイプの特徴とアプリケーションガイド】
    【図33.「サーコン®ゲルタイプの商品構成例と特徴】
    (2)製品用途展開例
    ①自動車分野
    【図34.自動車における放熱シートの使用例】
    ②民生・産業機器分野
    ③通信機器分野
6.放熱ギャップフィラー/シートの将来展望
  6-1.放熱ギャップフィラー
  6-2.放熱シート

第3章 放熱接着剤・封止材/放熱基板

1.放熱接着剤・封止材
2.放熱基板
3.放熱接着剤・封止材/基板の市場規模予測
  【図・表1.放熱接着剤・封止材の国内およびWW市場規模推移と予測
  (金額:2020-2025年予測)】
  【図・表2.放熱接着剤・封止材の種類別WW市場規模推移と予測」
  (金額:2020-2025年予測)】
  【図・表3.放熱接着剤の分類別国内市場規模予測(金額:2020-2025年予測)】
  【図・表4.放熱接着剤の分類別WW市場規模予測(金額:2020-2025年予測)】
  【図・表5.放熱封止材の分類別国内市場規模予測(金額:2020-2025年予測)】
  【図・表6.放熱封止材の分類別WW市場規模予測(金額:2020-2025年予測)】
  【図・表7.放熱基板の国内およびWW市場規模推移と予測(金額:2020-2025年予測)】
  【図・表8.放熱基板の分類別国内市場規模予測(金額:2020-2025年予測)】
  【図・表9.放熱基板の分類別WW市場規模予測(金額:2020-2025年予測)】
4.放熱接着剤・封止材に関連する企業・研究機関の取組動向
  4-1.積水化学工業 株式会社(積水化学)
    (1)積水化学の放熱技術
    (2)放熱ペースト
    【図1.放熱ペーストの適用例】
    【図2.封止適用例の拡大図】
    【図3.サーモビュアーによる放熱効果確認 ペースト塗布なし(左)、
    ペースト塗布あり(右)】
  4-2.利昌工業 株式会社
    (1)高熱伝導性・高耐熱性絶縁性接着樹脂
    【図4.接着シート「AD-7210N」の外観】
    (2)高熱伝導セラミックス基板の代替として活用可能な接着シート
    【図5.セラミックス基板のイメージ(上)と、
    接着シート「AD-7210N」を用いた利昌工業からの提案(下)】
5.放熱基板に関連する企業・研究機関の取組動向
  5-1.UBE 株式会社
    (1)高熱伝導性の銅-炭素複合材料
    【図6.異方性銅-炭素複合材料の概要】
    【図7.他の材料と比較した銅-炭素複合材料の物性値】
    (2)多軸通電焼結法
    【図8.多軸通電焼結法のメカニズム】
    (3)銅-炭素複合材料から得られる製品例
    【図9.銅-炭素複合材料の加工例】
    【図10.銅-炭素複合材料の製品例~放熱板~】
  5-2.日本発条 株式会社(ニッパツ)
    (1)IMS
    【図11.IMSの構成】
    【図12.IMS絶縁層における導電性フィラーの状況】
    【図13.ニッパツIMSの主要ラインナップ】
    (2)DBC
    【図14.DBCとIMSの比較 DBC(左)、IMS(右)】
    【図15.DB-I/Cサンプル外観】
  5-3.株式会社 メイコー
    【図16.メイコーの事業領域】
    【図17.メイコーの基板ラインナップ】
    (1)メタルベース放熱基板
    【図18. メタルベース樹脂基板の構造と放熱メカニズム】
    (2)高放熱絶縁樹脂基板
    【図19.高放熱絶縁樹脂シートの構造と組織】
    【図20.高放熱基板をパワーモジュールに使用した場合の例】
    (3)高信頼性放熱基板
    【図21.車載用半田クラック対策基板】
    (4)ヒートシンク一体型放熱板
    【図22.ヒートシンク一体型放熱板の熱抵抗比較(Cuベース)】
    (5)メガスルーホール/MegaTH®
    【図23.ヒートシンク一体型放熱板の熱抵抗比較(Cuベース)】
  5-4.利昌工業株式会社
    (1)高熱伝導プリント配線板材料のラインナップ
    【図24.利昌工業の高熱伝導プリント配線板の主なラインナップ】
    (2)両面プリント配線基板
    【図25.基板の薄型化による熱抵抗低減のイメージ(左)、
    実際の採用イメージ(右)】
    (3)Alベース基板材料
    【図26.Alベース基板材料の材料構成(左)、
    はんだクラックが生じるイメージとその対策を示した模式図(右)】
    (4)接着シート/樹脂つき銅箔
    【図27.接着シートと樹脂つきCu箔の材料構成(上)、適用イメージ(下)】
    (5)液状封止樹脂「リコリット」
    【図28.「リコリット」でパワー半導体を搭載する基板などを封止するイメージ】
6.放熱接着剤・封止材/基板の将来展望
  6-1.放熱接着剤・封止材
  6-2.放熱基板

第4章 特別企画/関連市場(ヒートパイプ)

1.市場概況
2.セグメント別動向
  2-1.冷蔵庫、エアコン用ヒートパイプ
  2-2.パソコン用ヒートパイプ
  2-3.国内ヒートパイプ筐体原料
3.注目トピック
  3-1.環境事業として、再生可能エネルギーを活用した熱輸送技術に期待
  3-2.元祖である宇宙関係も別用途に負けず革新技術を追い求める
4.将来展望
  【図1.ヒートパイプ国内市場規模推移・予測(金額:2018-2030年度予測)】
  【図2.ヒートパイプ国内市場の筐体原料別構成比(2021年度)】

ショートレポート
「2022年版 放熱部材市場の現状と展望」の概要版

価格(税込):1,100円(本体価格 1,000円)
「2022年版 放熱部材市場の現状と展望(2022年発刊、税込165,000円」の一部の内容についての概要をまとめたリーズナブルな資料です。 右記マーケットレポートの入門的な情報としてご活用ください。

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1.市場概要 ※1

2.セグメント別動向
 ヒートパイプ(Heat Pipe)
 インテグレーテッドヒートスプレッダー(Integrated Heat Spreader)
 ループヒートパイプ(LHP)
 自励振動型ヒートパイプ(OHP)

3.注目トピック
  放熱を中心とする熱制御対策は重要な課題へ ※1


4.将来展望 ※2

掲載図表
  • 放熱ベイパーチャンバー世界市場規模推移・予測 ※1
  •  ※データ掲載年:2020年~2025年予測
  • ベイパーチャンバーのアプリケーション別国内市場規模予測
  •  ※データ掲載年:2020年
  • ベイパーチャンバーのアプリケーション別国内市場規模予測
  •  ※データ掲載年:2025年予測

※本レポートは、2022年発刊の「2022年版 放熱部材市場の現状と展望」を元に作成しています。

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