「次世代型養殖ビジネスに関する調査を実施(2025年)」に関する矢野経済研究所のマーケットデータをご紹介します。

マーケットレポート
2025年版 養殖ビジネスの市場実態と将来展望 ~期待高まるスマート水産・陸上養殖・低魚粉/昆虫飼料・アクアポニックスの方向性~

価格(税込):220,000円(本体価格 200,000円)
「2025年版 養殖ビジネスの市場実態と将来展望 ~期待高まるスマート水産・陸上養殖・低魚粉/昆虫飼料・アクアポニックスの方向性~」に関するマーケットデータを詳細にまとめた資料です。
市場動向、企業動向など、詳細なデータ・解説など、事業戦略の強力な武器となる情報が満載の書籍です。

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第Ⅰ章 日本・世界の漁業・養殖業の動向
 
1.日本の漁業・養殖業の概況
  (1)漁業・養殖業の国内生産量の推移(2014~2024年)
  (2)漁業・養殖業の国内産出額の推移(2013~2023年)
2.日本における海面養殖業の概況
  (1)海面養殖 魚種別収穫量推移(2014~2024年)
  (2)海面養殖魚種別産出額推移(2013~2023年)
    ①魚類
    ②貝類・海藻類他
  (3)都道府県別 海面養殖魚収穫量(2024年)
3.世界の水産・養殖の動向
  (1)世界の漁獲量・養殖生産量(1950~2023年)
  (2)主要漁業国における漁獲量(2023年)
  (3)世界における養殖生産量の推移(1950~2023年)
  (4)主要国における養殖生産量(2023年)
  (5)世界の魚介類の一人あたりの年間消費量の推移(1990~2022年)
4.国内における水産物の消費量、価格の推移
  (1)水産物価格の推移(1990~2024年)
  (2)1人当たりの年間供給純食料の推移(1990~2023年度)
5.サケ・マス類の輸入の状況
  (1)サケ・マス類の輸入量の推移(2018~2024年)
  (2)サケ・マス類の輸入価格の推移(2018~2024年)
6.国内における水産物の輸出拡大に向けた取組み
  (1)水産物の輸出動向 ~海外の水産物輸入規制により、各品目とも軒並み減少~
  (2)水産物輸出拡大に向けた取組み ~輸出拡大実行戦略を改訂~
7.「みどりの食料システム戦略」目標達成に向けた取組み
  (1)みどりの食料システム戦略について
    ~生産力向上、持続可能な水産業への目標を策定~
  (2)代替シーフードに関する取組み
    ~水産資源の枯渇による供給不足や価格高騰が懸念、新商品が登場~
 
第Ⅱ章 養殖ビジネスの動向
 
1.養殖業成長産業化総合戦略 ~マーケット・イン型養殖業の推進~
  (1)日本・海外における水産業が取り巻く背景
  (2)養殖業成長産業化総合戦略のポイント
2.海面養殖経営体の概況
  (1)ブリ類養殖業の経営状況とコスト構造
  (2)マダイ養殖業の経営状況とコスト構造
  (3)まとめ
3.先進的な海外養殖経営の取組
  (1)ノルウェー
  (2)チリ
  (3)世界におけるサーモン・マスの生産量
4.国内における養殖ビジネスの取組み
  (1)大手水産会社における養殖ビジネス
    ~持続可能な漁業に向けた取組み 極洋、ニッスイ、マルハニチロの海面・陸上養殖の動向~
    ①陸上養殖
    ~サーモンの大規模陸上養殖の取組みの他、エビやサバなどの陸上養殖も実施~
    ②海面養殖
    ~各社 クロマグロ、ブリを中心とした養殖を実施~
    ③人工種苗
    ~ブリ・マグロなどの完全養殖の他、ニッスイはウナギ人工種苗の共同開発を開始~
    ④養殖機器
    ~給餌システム、養殖魚計測装置などを開発~
  (2)大手商社における養殖ビジネス
    ~三井物産、三菱商事など、大手商社が大規模陸上養殖へ出資・販路開拓~
    ①陸上養殖 ~サーモンの大規模陸上養殖への出資・水産物の販売を実施~
    ②海面養殖
    ~三菱商事や三井物産が海外のサーモン養殖に出資、豊田通商と双日は国内でマグロ養殖を実施~
    ③昆虫飼料 ~海外の昆虫飼料メーカーにも出資~
  (3)国産サーモンにおける取組み動向
    ①国産サーモンでのサーモン生産の動向
    ②日本サーモンファーム 国内最大級のトラウトサーモン養殖を展開
    ③NTTグループ 陸上養殖によるサーモン生産を実施
    ④川崎重工業 神戸港でトラウトサーモンの養殖に成功
  (4)大阪・関西万博における養殖水産物の提供
    ①スシロー未来型万博店 「あしたのサカナ」シリーズを販売
    ②近畿大学水産研究所 近大マグロなどの完全養殖魚を使用した店舗を出店
5.日本における養殖業の今後の方向性
  ~海面養殖・陸上養殖問わず、養殖の大規模化が目立つ~
6.人工種苗の動向
  (1)国内での人工種苗の概要
  (2)ブリ ~人工種苗の導入が進み、完全養殖も実施~
  (3)クロマグロ ~完全養殖は成功したもののコストが課題~
  (4)ウナギ ~完全養殖の商用化に向けた研究が進む~
  (5)その他水産物の動向
  (6)ゲノム編集技術の動向
  ~国内ではリージョナルフィッシュ株式会社が、ゲノム編集技術による品種改良を実施~
 
第Ⅲ章 次世代型養殖技術の動向
 
1.スマート水産
  (1)スマート水産とは
  (2)スマート水産が求められている背景
  (3)スマート水産の社会実装に向けた取組み
    ①水産資源の持続的な利用に向けた取組み
    ②水産業の成長産業化に向けた取組み
  (4)スマート水産を展開している主な企業の取組み
    ①スマート水産を展開している国内メーカー
    ②国内の主な自動給餌機システム
    ③スマート水産を展開している海外企業
  (5)スマート水産の現状の課題・問題点
  (6)今後のスマート水産の方向性
    ①自動給餌システムが各地で導入
    ②魚体計測システムの導入も進む
    ②海面養殖の現状と沖合養殖への展開
    ③地域全体でのスマート水産の実施 ~デジタル水産業戦略拠点の取組みの開始~
  (7)スマート水産の市場規模推移(2024~2029年度予測)
2.陸上養殖
  (1)陸上養殖の方式
  (2)陸上養殖の歴史
  (3)陸上養殖届出制について
  (4)陸上養殖の事業者調査
    ①陸上養殖の届出件数
    ②陸上養殖での出荷数量
  (5)陸上養殖(半閉鎖・閉鎖循環式)水産物市場規模予測(2024~2029年度予測)
    ①サーモン ~アトランティックサーモンの大規模養殖により生産量が急増~
    ②バナメイエビ ~大型施設の建設や、各社の生産量の増加が目立つ~
  (6)海外での陸上養殖の動向
    ①海外の陸上養殖概要
    ②海外における陸上養殖生産事業の動向
  (6)陸上養殖のメリット・デメリット
  (7)国内における陸上養殖を展開している主な取組み
    ①ピュアサーモンジャパン
    ~三重県で日本最大級(年産1万 t)の陸上養殖を建設~
    ②Proximar
    ~静岡県の陸上養殖施設で生産された「FUJI ATLANTIC SALMON」の出荷開始~
    ③FRDジャパン
    ~新施設を建設中、トラウトサーモンを年3,500t増産~
    ④アトランド
    ~2027年にアトランティックサーモン2,500 tの出荷へ~
    ⑤フィッシュファームみらい
    ~発電所の敷地内でトラウトサーモン「みらいサーモン」を生産~
    ⑥宗像陸上養殖 ~放送事業者による陸上養殖への参入の取組~
    ⑦NESIC陸上養殖
    ~ネッツフォレスト陸上養殖の技術を使用した陸上養殖施設での生産開始~
    ⑧NTTグリーン&フード ~静岡県磐田市でエビの養殖を実施~
    ⑨全国主な陸上養殖施設一覧
  (8)陸上養殖における有望水産物
    ①成長が早く飼料効率の良い水産物(サーモンなど) 
    ②サーモン陸上養殖のコスト
    ③輸入が多い水産物(エビ)
    ④高単価の水産物
    ⑤その他(細菌や寄生虫の関係で生食にリスクを伴う水産物)
  (9)参入企業の動向
    ①陸上養殖システム関連企業(海外)
    ②陸上養殖システム関連企業(国内)
    ③陸上養殖生産事業を展開している企業
  (10)陸上養殖の課題・問題点
  (11)陸上養殖の今後の方向性
  (12)陸上養殖プラント 市場規模推移(2024~2029年度予測)
3.アクアポニックス
  (1)アクアポニックスとは
  (2)アクアポニックスで生産できる水産物・植物
  (3)日本国内でのアクアポニックスの現状 
    ~大阪・関西万博でのアクアポニックスの展示など、国内でのアクアポニックスも多様化が進む~
  (4)主要企業におけるアクアポニックスの取組み 
    ~アクポニ、プラントフォームなどのコンサルティング企業が業界をリード~
    ①アクアポニックスのコンサルティング企業
    ②アクアポニックス運営企業(養殖・農作物生産)
  (5)アクアポニックスの海外での事例
  (6)養殖ビジネス参入企業におけるアクアポニックスに関する見解
  (7)アクアポニックスの課題・問題点
  (8)アクアポニックスの事業試算
  (9)アクアポニックスの市場規模推移(2024~2029年度予測)
4.低魚粉飼料
  (1)養殖魚の餌の種類
  (2)養魚飼料生産量の推移(2018~2024年)
  (3)養魚飼料原料使用量の推移(2019~2024年度)
  (4)国内における魚粉の動向
  (5)南米(ペルー・チリ)産魚粉の動向
  (6)世界の魚粉需給の動向
  (7)農林水産省「みどりの食料システム戦略」にて、魚粉代替の利用や低魚粉化を加速化
  (8)国産魚粉の活用と、水産飼料のASC対応への課題
  (9)主要メーカーにおける低魚粉飼料の取組み
  (10)魚粉代替飼料原料の動向
    ①魚粉代替原料の現状
    ②昆虫飼料(昆虫タンパク質飼料)の動向
    ~愛南リベラシオが昆虫飼料の販売、大日本印刷と愛媛大が昆虫飼料の研究を実施~
    ③昆虫飼料(昆虫タンパク質飼料)の課題・問題点
    ④昆虫飼料(昆虫タンパク質飼料)の今後の見通し
    ⑤昆虫利用と法的整備
    ⑥その他飼料原料の動向
  (11)低魚粉飼料の市場規模推移(2024~2029年度予測)
  (12)昆虫タンパク質飼料の市場規模推移(2024~2029年度予測)
 
第Ⅳ章 認証水産物・陸上養殖のアンケート結果
 
1.アンケート概要
  (1)調査実施時期
  (2)調査対象条件
  (3)調査対象者
  (4)調査対象市場
2.MSC/ASC/MEL認証水産物
  (1)MSC/ASC/MEL認証水産物の認知状況
  (2)MSC/ASC/MEL認証水産物の購入状況
  (3)MSC/ASC/MEL認証水産物の購入意欲
  (4)MSC/ASC/MEL認証水産物の購入理由
3.天然水産物・養殖水産物の印象・選択状況
  (1)価格・品質について
  (2)天然水産物の選択状況
  (3)天然水産物の食べ物について
  (4)養殖水産物の餌について
4.陸上養殖
  (1)陸上養殖の認知状況
  (2)陸上養殖水産物の購入状況
  (3)陸上養殖水産物の印象(複数回答可)
  (4)陸上養殖水産物に求める条件(複数回答可)
  (5)陸上養殖水産物に求める価格帯
  (6)陸上養殖水産物の特長を考慮した上での、陸上養殖に求める価格帯
 
第Ⅴ章 参入企業等の個別実態調査
 
□(株)ARK
~純国産の革新的な小型・分散型陸上養殖システムで、「養殖の民主化」を実現~
 
□IMTエンジニアリング(株)
~「オープンイノベーション研究・実用化推進事業」に採択されたことを発表~
 
□(株)愛南リベラシオ
~カイコ由来の免疫賦活効果がある飼料「シルクロース」等の開発・販売~
 
□(株)アクポニ
~全国51ヶ所でアクアポニックスを施工、海水アクアポニックスの実証実験も開始~
 
□岩谷産業(株)
~既存の養殖システムの販売を強化、陸上養殖機器の強化を目指す~
 
□エア・ウォーター(株)
~陸上養殖関連ビジネス、2030年度90億円を目指す~
 
□(株)NTTアクア
~誰もが参加できる先進的な陸上養殖システムで、地域を元気にする~
 
□NTTグリーン&フード(株)
~静岡県磐田市でシロアシエビの養殖を開始、宮城県ではサーモン養殖を実施~
 
□(株)荏原製作所
~バナメイエビの大規模商業化に向けた取組みを実施~
 
□(株)FRDジャパン
~年産3,500t規模の商業プラント建設中、「おかそだち®サーモン」事業化へ~
 
□大阪府立大学 増田昇名誉教授
~「いのちの湧水」で水域の多様性と生態系の循環を視覚的かつ科学的に体現~
 
□(株)大林組
~「大阪湾おさかな牧場」構想を発表、豊かな海を次世代へつなぐ~
 
□(株)オカムラ食品工業
~青森県で大規模な海面養殖を実施、2029年度には、1万2千トンの生産を目指す~
 
□かもめミライ水産(株)
~福島県浪江町に陸上養殖イノベーションセンターを開設、サバの陸上養殖を実施~
 
□昆虫ビジネス研究開発プラットフォーム
~アメリカミズアブの養魚飼料への実用化研究を支援~
 
□合同会社シーベジタブル
~~海藻類の陸上・海面養殖を実施、黒海苔の陸上養殖の量産化に成功~
 
□大日本印刷(株)
~これからも変わらない食を守るために、昆虫を材料にした水産養殖向け飼料原料の開発に挑む~
 
□日清丸紅飼料(株)
~水産技術研究所の稼働開始、三重県に水産用配合飼料の新工場を建設~
 
□(株)ニッスイ
~2030年度を目標に、海面養殖によるブリ、サーモンの生産量増加を目指す~
 
□日鉄エンジニアリング(株)
~自動養殖システムの販売、SIP(戦略的イノベーション創造プログラム)へ参加~
 
□(株)Niterra AQUA
~地産地消型えび陸上養殖事業の展開で持続可能な社会実現に貢献~
 
□日本農産工業(株)
~日本企業初のASC飼料認証を取得~
 
□NESIC陸上養殖(株)
~富士の天然水が育てた陸上養殖サーモンで、社会課題の解決を目指す~
 
□(株)ハーツ
~食品廃棄物を餌としたアメリカミズアブの生産と飼料製品化に取り組む~
 
□ピュアサーモンジャパン(株)
~三重県津市に年産10,000 tのサーモン養殖施設を建設、2027年夏出荷予定~
 
□フィッシュファームみらい合同会社
~発電所でのサーモン養殖を実施、年間300 tを生産~
 
□(株)フジキン
~チョウザメ養殖で地域創生と食文化創出に挑む~
 
□(株)プラントフォーム
~キャビア生産の高収益モデルで、アクアポニックスの拡大を目指す~
 
□古野電気(株)
~作業性・精度が高い「魚体重推定システム」を開発・販売~
 
□Proximar(株)
~2024年9月より陸上養殖アトランティックサーモン「FUJI ATLANTIC SALMON」を出荷~
 
□(株)養殖屋
~ウミブドウの生産が可能なシリンダー式の閉鎖循環式室内養殖システムを販売~
 
□理研食品(株)
~海藻のブルーカーボン効果の解明により、海藻文化と産業の発展につなげる~

ショートレポート
次世代型養殖ビジネス(2025年)

価格(税込):1,980円(本体価格 1,800円)
「2025年版 養殖ビジネスの市場実態と将来展望 ~期待高まるスマート水産・陸上養殖・低魚粉/昆虫飼料・アクアポニックスの方向性~(2025年発刊、税込220,000円」の一部の内容についての概要をまとめたリーズナブルな資料です。 右記マーケットレポートの入門的な情報としてご活用ください。

掲載内容

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OPEN ▼
1.市場概況 ※1

2.注目セグメントの動向
 大規模陸上養殖システムが稼働、建設も続く
 低魚粉飼料と昆虫飼料

3.注目トピック
  国内でアクアポニックスの建設が本格化 ※1
  ~農林水産省が輸出拡大実行戦略を改訂~


4.将来展望 ※2

掲載図表
  • 次世代型養殖技術の市場規模(5分野計)推移・予測 ※1
  •  ※データ掲載年:2024~2029年度(予測)

※本レポートは、2025年発刊の「2025年版 養殖ビジネスの市場実態と将来展望 ~期待高まるスマート水産・陸上養殖・低魚粉/昆虫飼料・アクアポニックスの方向性~」を元に作成しています。

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