プレスリリース
No.2018
2018/10/29
化粧品市場に関する調査を実施(2018年)

インバウンド需要の継続と国内需要の確かな復調により、全カテゴリーで市場拡大
~2017年度の国内化粧品市場は前年度比103.0%の2兆5,450億円~

株式会社矢野経済研究所(代表取締役社長:水越 孝)は2017年度の国内化粧品市場を調査し、製品カテゴリー別や流通経路別の動向、参入企業動向、将来展望を明らかにした。

国内の化粧品市場規模推移と予測
国内の化粧品市場規模推移と予測

1.市場概況

2017年度の国内化粧品市場規模(メーカー出荷金額ベース)は、前年度比103.0%の2兆5,450億円となった。総市場の伸長に伴って製品カテゴリー別でも、2017年度も全てのカテゴリーで前年度実績を上回って推移した。要因としては、訪日外国人客によるインバウンド需要の取り込みの継続が大きいが、日本人の化粧品への需要増加や、高い機能性のある商品が周知され化粧品メーカーによる拡販が進んだことから市場は拡大した。
​2017年度の化粧品市場をカテゴリー別にみると、スキンケア市場が構成比46.6%(1兆1,850億円)と最も高く、メイクアップ市場が同22.6%(5,752億円)、ヘアケア市場同17.5%(4,451億円)、男性用化粧品市場同4.8%(1,209億円)、フレグランス市場同1.2%(303億円)と続いた。伸び率ではメイクアップ市場が一番であるものの、スキンケア市場は46.6%とほぼ半数を占め、主要マーケットとして市場をけん引した。

2.注目トピック

機能性スキンケア製品による市場へのインパクト拡大

スキンケア市場はもとより構成比の最も大きいカテゴリーであるが、2017年度は、機能性美容液などのスキンケア製品投入が大きなインパクトとなり市場が大きく拡大した。2016年度は一服感のあったインバウンド需要も、洗顔料、化粧水、美容液、フェイスパックを中心に訪日外国人客需要の取り込みが進み市場に寄与した。2017年度の注目アイテムとしては、機能性美容液、敏感肌化粧品、オールインワンジェル、自然派・オーガニック化粧品などが挙げられる。

3.将来展望

2017年度以降の国内化粧品市場は微増傾向で推移する見通しで、2018年度の国内化粧品市場規模(メーカー出荷金額ベース)を前年度比102.6%の2兆6,100億円と予測する。
毎年増加をつづける訪日外国人客は、東京オリンピック・パラリンピックに向けて増加する見込みである。また、2度3度と訪日する外国人も増えており、化粧品市場においてはインバウンド需要の継続的な獲得が進むとともに、日本で化粧品を購入した外国人に対する越境ECなどアウトバウンド需要の獲得も進むとみられる。

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Aパターン
  • セグメント別の動向
  •  スキンケア市場
     メイクアップ市場
     ヘアケア市場
     フレグランス市場
     男性用化粧品市場
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    調査要綱

    1.調査期間: 2018年6月~9月
    2.調査対象: 化粧品ブランドメーカー、化粧品受託製造・OEM企業、輸入商社、化粧品原料メーカー・商社等
    3.調査方法: 当社専門研究員による直接面接、電話調査を併用

    <化粧品市場とは>

    本調査における化粧品市場とは、スキンケア化粧品、メイクアップ化粧品、ヘアケア化粧品、フレグランス化粧品、男性用化粧品等を対象とし、国内ブランドメーカー出荷金額ベースで算出した。医薬部外品の化粧品、輸入品を含む。

    <市場に含まれる商品・サービス>

    スキンケア化粧品、メイクアップ化粧品、ヘアケア化粧品、フレグランス化粧品、男性用化粧品

    出典資料について

    資料名
    発刊日
    2018年9月27日
    体裁
    A4判 714頁
    価格(税込)
    121,000円 (本体価格 110,000円)

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    マーケティング本部 広報チーム
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