プレスリリース
No.2272
2019/12/10
イレギュラーサイズ(レディスLサイズ)市場に関する調査を実施(2019年)

2019年度のイレギュラーサイズ(レディースLサイズ)市場規模は前年度比99.5%の1兆320億円を予測
​~百貨店を中心にリアル店舗が苦戦するなか、リピーターが多いイレギュラーサイズ顧客には、複数点購入してもらう仕掛けが重要~

株式会社矢野経済研究所(代表取締役社長:水越孝)は、国内ファッションアパレル業界における5つの注目マーケットを調査し、市場規模、参入企業動向、将来展望を明らかにした。
ここでは、取り上げた5つのマーケットのうち、イレギュラーサイズ(レディスLサイズ)市場規模、その動向について公表する。
 

イレギュラーサイズ(レディスLサイズ)市場規模推移と予測
イレギュラーサイズ(レディスLサイズ)市場規模推移と予測

1.市場概況

2018 年度のイレギュラーサイズ(レディス L サイズ)の市場規模は、小売り金額ベースで1兆370億円(前年度比 99.5%)と推計した。当該市場は既に成熟していることに加え、今後国内の女性人口が緩やかに減少していくことを考慮すれば、金額ベースでみた市場が今後拡大していくことは考えづらい。

2.注目トピック

~オーダースーツ市場は、消費者ニーズの二分化が始まる~

紳士オーダースーツについても、本調査で注目マーケットとして調査を行った。
フルオーダー、イージーオーダー、パターンオーダーなどのオーダースーツ市場は、低価格化を背景に、消費者ニーズの二分化が始まっている。ひとつは「嗜好品としてのオーダースーツ」のニーズで、もうひとつは「手間をかけずにフィットするオーダースーツ」のニーズである。主要企業のなかでも、紳士服専門店は前者に比重を置き、いずれのニーズにも応える傾向にあり、既成スーツも扱う企業は後者のみに注力するケースが多い。

3.将来展望

アパレル全般において百貨店を中心にリアル店舗が苦戦するなか、イレギュラーサイズ(レディスLサイズ)アパレルもその売場の確保が年々厳しくなっている。イレギュラーサイズの顧客はリピーターが多く、一人の顧客に複数点購入してもらう仕掛けが重要である。いかにイレギュラーサイズのスペースを確保できるかが今後の大きな課題である。
一方、大きいサイズの認知を高めるため、また販売効率をあげるためにEC活用は必須であり、オムニチャネル化も重要である。

出典資料について

2019 ファッションアパレル業界における注目マーケット動向

発刊日:2019年08月30日 体裁:A4 175ページ
価格(税込): 165,000円 (本体価格 150,000円)
※本プレスリリースに一部のオリジナル情報を加えたショートレポートもご購入いただけます。

調査要綱

1.調査期間: 2019年6月~8月
2.調査対象: ファッションアパレル、ファッションリペア、ファッションサービス関連企業
3.調査方法: 当社専門研究員による直接取材、及び郵送アンケート調査、文献調査併用

<イレギュラーサイズ(レディスLサイズ)市場とは>

ファッションアパレル各社が展開する大きいサイズ、イレギュラーサイズの設定は異なるが、概ねLサイズ以上を指す場合が多い。
本調査におけるイレギュラーサイズ市場とは、レディス向けのLサイズ以上の衣料(スーツ、ジャケット・ブレザー、ドレス、スカート、パンツ、コート等)を対象とし、小売金額ベースで算出した。

また、ファッションアパレル業界における5つの注目マーケットとして、その他に、オーダースーツ市場、フレッシャーズ市場、ファンションレンタル市場、ファッションサービス(ファッションリペア、ファッションリフォーム)市場について取り上げた。

<市場に含まれる商品・サービス>

メンズアイテム(スーツ)、レディスアイテム(スーツ、Lサイズ以上の衣料)、フレッシャーズアイテム(ワイシャツ、ネクタイ、シャツ、カバン、ベルトなどのセットアイテム)、その他(ファッションレンタル、ファッションリペア、ファッション提案型サービス)

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