プレスリリース
No.3886
2025/09/30
美容外科・クニリック向けアンケート調査を実施(2025年)

美容医療を実施している全国の病院・美容クリニック133施設へアンケート調査を実施
​~施術別に年間施術件数の平均をみると「プチ整形(処置)」が680.1件、「医療脱毛(女性)」623.7件、「フェイス関連の美容皮膚/リジュビネーション(処置)」508.5件が上位~

株式会社矢野経済研究所(代表取締役社長:水越孝)は、美容医療を実施している全国の病院や美容クリニック施設を対象とした郵送アンケート調査を実施し、施術件数や患者数、スタッフ数、美容医療機器保有状況やその評価などを明らかにした。​ここでは、全施術および施術別の年間施術件数の平均について、公表する。

施術別の年間施術件数の平均
施術別の年間施術件数の平均

1.調査結果概要

本調査では、皮膚科や美容皮膚科、美容外科等を標榜して美容医療を実施している全国の病院やクリニック施設を対象とした郵送アンケート調査を実施し、133施設から回答を得た。
それらの施設に対して、全施術のおおよその年間施術件数を尋ねたところ、最も多かったのは「1~500件」で35施設(構成比26.3%)、次いで「501~1,000件」が25施設(同18.8%)、「1,001~2,000件」13施設(同9.8%)となっている。

2.注目トピック

施術別の実施率、年間施術件数の平均は「プチ整形(処置)」「医療脱毛(女性)」がともに高水準

調査対象133施設に施術別に実施の有無を尋ねた。施術別の実施率をみると、「フェイス関連の美容皮膚/リジュビネーション(処置)」が最も高く8割を超える。次いで「プチ整形(レーザー)」「プチ整形(処置)」「フェイス関連の美容医療(処置)」「医療脱毛(女性)」「医療脱毛(男性)」などの施術が7割を超える施設で実施されていた。

次に、実施している施術別に年間施術件数を回答いただき、その平均値を算出した。「男性形成」が749.1件と最も高く、「プチ整形(処置)」は680.1件、「医療脱毛(女性)」が623.7件と続いた。「男性形成」は年間施術件数が1万件以上という回答があり、平均値は高いが施術を実施している施設数は少ない。
​一方、「鼻・フェイスライン(外科的)」(36.6件)、「豊胸術(外科的)」(32.7件)、「豊胸術(処置)」(30.6件)などは年間施術件数の平均値が低い結果となった。

※レーザーは医療用レーザー機器を用いた施術、処置とは外科的、レーザー施術以外の注射などによる施術を指す。

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    調査要綱

    1.調査期間: 2025年5月~6月
    2.調査対象: 美容医療を実施している病院、美容クリニック
    3.調査方法: 郵送アンケート調査

    <本市場について>

    本調査では、皮膚科や美容皮膚科、美容外科等を標榜して美容医療を実施している全国の病院や美容クリニック施設を対象とした郵送アンケート調査を実施し、133施設から回答を得た。
    それらの病院や美容クリニックでは、さまざまな美容医療機器(CO2レーザー、Dyeレーザー、Rubyレーザー、PICOレーザー、Q-YAGレーザー、Q-ALEXレーザー、脱毛レーザー、痩身装置、紫外線治療装置、IPL、RF装置等)を使用して、医師による各種の施術が行われている。

    <市場に含まれる商品・サービス>

    スタッフ数、年間施術件数、年間実患者数、施術別件数、施術傾向(増減、注力する施術)、施術機器保有状況、メーカー評価(機器、保守、営業)等

    出典資料について

    資料名
    発刊日
    2025年06月25日
    体裁
    A4 129ページ
    価格(税込)
    198,000円 (本体価格 180,000円)

    お問い合わせ先

    部署
    マーケティング本部 広報チーム
    住所
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