プレスリリース
No.3967
2025/12/23
ME機器(診断機器)市場に関する調査を実施(2025年)

2025年度は各種経費高騰の影響で引き続き病院の経営状態は悪化しており、予算執行の延期等で装置更新時期が長期化する見通し
​~2025年度のME機器(診断機器)市場規模は、前年度比1.5%減の3,551億1,300万円と予測~

株式会社矢野経済研究所(代表取締役社長:水越孝)は、国内のME機器(診断機器)市場を調査し、製品セグメント別の動向、参入企業動向、将来展望を明らかにした。

1.市場概況

本調査では、病院や一般診療所、健診センター等で使用されるME(Medical Engineering)機器のうち、32項目(37製品・57分類)の診断機器を対象としている。
​2024年度は各種経費高騰の影響による病院の経営状態の悪化により、装置更新等の予算執行に深刻な影響を受けた。加えてコロナ禍での補助金等特需の反動減が続いており、2024年度のME機器(診断機器)市場規模(製造販売業:販売元ベース)は前年度比1.5%減の3,604億8,000万円と推計した。

2.注目トピック

生体機能検査装置・生体情報モニタ(高級・中級品)

生体機能検査装置・生体情報モニタ(高級・中級品)市場は、大規模医療施設から一般診療所に設置されている生体情報モニタや、心電計、脳波計・誘発電位検査装置等の検査室製品に、各科固有の製品を含んでいる。

2024年度の市場は、生体情報モニタではコロナ禍での補助金等特需の反動減もあり、ほぼ横ばいに、赤外線酸素飽和度モニタについてもほぼ横ばいであった。冠血流予備量比(FFR)測定装置は成長トレンドにあるが、バーチャルFFR採用増の影響を受けて伸び率は鈍化している。そうしたことから、2024年度の生体機能検査装置・生体情報モニタ(高級・中級品)市場は前年度比0.7%減の542億8,200万円と推計し、2025年度は同2.0%減の532億2,300万円を予測する。

3.将来展望

2025年度も各種経費高騰の影響で引き続き病院の経営状況は悪化しており、予算執行の延期等で装置更新時期の長期化が続く見通しである。また、コロナ禍での補助金等は数年後に更新予定だった装置の前倒し購入につながったことから市場の回復は遅れている。2025年度のME機器(診断機器)市場規模は前年度比1.5%減の3,551億1,300万円になると予測する。

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  • 注目セグメントの動向
  •  画像診断機器(装置)
     画像診断機器周辺装置
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  •  生体機能検査装置・生体情報装置(汎用品)
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    調査要綱

    1.調査期間: 2025年4月~9月
    2.調査対象: 国内メーカー及び輸入製品の製造販売業:販売元
    3.調査方法: 当社専門研究員による直接面談(オンライン含む)、電話による取材調査、ならびにアンケート調査併用

    <ME機器(診断機器)市場とは>

    本調査におけるME(Medical Engineering)機器市場とは、病院や一般診療所、健診センター等で使用される診断機器、CTやMRI、各種X線撮影装置、超音波診断装置に代表される画像診断機器(装置)や、生体情報モニタや心電計等に代表される生体情報・生体機能検査装置、内視鏡関連製品、各科特有の製品等、32項目(37製品・57分類)を対象とした。

    <市場に含まれる商品・サービス>

    心電計、生体情報モニタ、ポリグラフシステム、EEG・EMG、内視鏡、ハンディタイプ内視鏡、極細径内視鏡・細径内視鏡システム、超音波画像診断装置、IVUS・ICUS・ICE、医用X線CT装置、MRI、血管撮影X線装置/循環器X線撮影装置、外科用X線テレビ装置/回診用(移動型)X線装置、PET、脳磁計、骨密度測定装置、イメージャー/プリンター、自動現像機、サーマルビデオプリンター、CR・DR・CDR、FFR、(連続)心拍出量装置・CCO・連続モニタリングシステム、パルスオキシメータ、脳内酸素飽和度モニタ、経皮血液ガス分圧測定装置、各種血流計、麻酔ガスモニタ、非観血式自動血圧計、(医科向)電子体温計、深部体温測定装置、ウロダイナミクス・ウロフロメータ、聴診器

    出典資料について

    資料名
    発刊日
    2025年10月17日
    体裁
    A4 557ページ
    価格(税込)
    165,000円 (本体価格 150,000円)

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