プレスリリース
No.2227
2019/09/02
有力FX企業17社の月間データランキング-2019年7月-

有力FX企業17社の月間データランキング-2019年7月-

​株式会社矢野経済研究所は、FX(外国為替証拠金取引)店頭取引市場における有力企業17社のアンケート調査を実施し、2019年7月末の預かり残高、口座数、2019年7月の月間取引高を算出した。

*1. 集計対象は、預かり残高16社、口座数17社、取引高12社、いずれも無回答を除く。
​​*2. SBIグループはSBI証券、住信SBIネット銀行、SBI FXトレード3社の店頭取引の合算値。GMOグループはGMOクリック証券、FXプライムby GMOの店頭取引の合算値。


調査結果の概要


【預かり残高】
2019年7月末の有力FX企業16社*1の預かり残高の合計は、1兆1,003億円であった。企業単体集計の2019年7月末の預かり残高の第1位はGMOクリック証券で1,690億円、第2位のDMM.com証券は1,299億円であった。
企業グループを加味した集計では、第1位がSBIグループ*2の2,501億円で、第2位はGMOグループ*2の1,880億円となった。7月は前月比97.0億円増(0.89%増)となり、本調査対象企業16社中13社(その他企業2社含む)で預かり残高が増加した。
また、企業グループを加味した場合、前月比で最も高い増加率はセントラル短資FX(3.73%増)、次いでDMM.com証券(1.77%増)であった。

【 口座数 】
2019年7月末の有力FX企業17社*1の口座数の合計は、537万口座であった。企業単体集計の2019年7月末の口座数の第1位はDMM.com証券で73.0万口座、第2位のGMOクリック証券は62.5万口座となった。
企業グループを加味した集計では、第1位がSBIグループ*2の123.5万口座で、第2位はGMOグループ*2の82.2万口座であった。7月は前月比3.9万口座増(0.73%増)となった。本調査対象企業17社中16社(その他企業2社含む)で口座数が増加した。
また、企業グループを加味した場合、前月比で最も高い増加率はトレイダーズ証券(1.15%増)、次いでGMOクリック証券(1.04%増)であった。

【 月間取引高 】
2019年7月の月間取引高は、有力FX企業12社*1の合計で170兆円(百万通貨を1億円として換算)となった。2019年7月の月間取引高の第1位はGMOクリック証券で49.2兆円(同)、第2位はDMM.com証券で40.2兆円(同)であった。
7月は前月比0.8兆円増(0.5%増)で、増減が二極化し、本調査対象企業12社中5社(その他企業1社含む)で取引高が増加した。

※調査要綱
1.調査期間:2019年8月
2.調査対象:FX業界大手、有力企業のうち社名又は数値の公表を前提として、協力を得られた17社を対象とした。 一部の企業で、統計数値や社名について非公開のものもあるため、集計対象が17社にならないものもある。
※社名及び数値を非公開とする企業は、集計の際、「その他」としてランキングから除外した。
※2019年5月より集計対象企業が1社増えたため、預かり残高推移、口座数推移については2019年4月以前との連動性がない。
3.調査方法:当社専門研究員によるe-mailによるアンケート調査

★ご注意:本ランキングは、情報提供を目的としており、投資その他の行動を勧誘し、特定企業を推奨するものではありません。

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