2019 介護保険ビジネス ~介護人材の確保と今後の展望~

介護業界は、依然として深刻な介護人材不足という問題を抱えています。さらには、団塊の世代が75歳以上になる2025年、団塊Jr.が65歳以上になる2040年に向けて、介護職員の確保は喫緊の課題と言えます。施設・サービス事業者は、概ね慢性的な人手不足感を持ち、今後その危機感はさらに強まっていくことになるでしょう。
国、厚生労働省は、介護職の処遇改善と介護保険制度、介護業界の持続のため、対策を進めていますが、民間の動きとしては、専門職や無資格者等の派遣や介護人材紹介を始め、サイトでの転職支援サービスなど、新たな人材ビジネスが成長しています。
本調査レポートでは、介護人材の確保のための派遣・紹介・転職支援サービス市場を分析するとともに、介護保険に関わる施設・サービスの現状および今後の予測などの今後の展望について分析・編集致します。

発刊日
2020/01/22
体裁
A4 / 413頁
資料コード
C61121000
PDFサイズ
4.6MB
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調査資料詳細データ

調査概要
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調査対象:介護人材関連サービス(人材派遣、人材紹介、求人・転職支援サービス)/介護保険に関わる施設・サービス(福祉用具レンタル・販売市場は除く)/その他医療・介護分野に関連するビジネス
調査方法:企業ヒアリング及び情報収集
調査期間:2019年9月~2020年1月

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見守り支援・介護ロボットなど、新たに分析項目に追加

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第1章 介護人材を取り巻く環境と動向
第2章 介護人材確保市場の動向分析
第3章 介護施設・サービスの動向分析
第4章 介護保険ビジネス参入企業の動向
第5章 介護保険ビジネスを取り巻く市場背景
第6章 参考資料:介護保険関連データ推移

リサーチ内容

第1章 介護人材を取り巻く環境と動向

1.介護保険ビジネスでの人材不足
2.介護保険ビジネス市場を取り巻く社会状況
  (1)介護職員の現状
  (2)介護職員初任者研修・介護福祉士養成の状況
    ①介護職員初任者研修の実施状況
    ②介護福祉士の養成状況
  (3)看護師の就職状況と資格合格者数
  (4)指定取消・効力の停止処分のあった施設・事業所数
3.介護人材に対する政府の方針と対策
  (1)ニッポン一億総活躍社会と介護離職ゼロ
  (2)未来投資会議
  (3)アジア健康構想
4.介護人材の賃金の動向
5.人材教育・研修とキャリアパス制度
6.シニア層(高齢者)の就業動向
  (1)シニア層(高齢者)の就業の概要
  (2)高齢者の医療・介護分野への就業の動向
7.課題・問題点
8.今後の方向性

第2章 介護人材確保市場の動向分析

1.介護人材確保市場とは
  (1)定義
  (2)介護人材を取り巻く背景
  (3)市場概要と参入企業の業態
    ①介護業界向け人材派遣業
    ②介護業界向け人材紹介業
    ③転職支援サービス
2.市場規模動向
  (1)介護人材確保市場の市場規模
  (2)人材派遣業
  (3)人材紹介業
  (4)転職支援サービス
3.参入企業の事業戦略
4.介護人材確保市場の課題・問題点
5.介護人材確保市場の今後の方向性
  【介護人材ビジネス参入企業の動向】
  (1)株式会社エス・エム・エス
  (2)株式会社ウィルオブ・ワーク
  (3)株式会社キャリア
  (4)株式会社ツクイスタッフ
  (5)株式会社ネオキャリア
  (6)株式会社メドレー
6.外国人の介護分野への採用
  (1)介護技能実習生
  (2)在留資格「介護」(日本語学校留学生)
  (3)特定技能
  (4)EPA 介護福祉士
  (5)アジア諸国の特長
  (6)課題・問題点
7.介護ロボット~見守り支援機器~

第3章 介護施設・サービスの動向分析

1.高齢者施設の概要
  (1)高齢者施設・住宅の施設数・定員数
  (2)高齢者施設・住宅の動向分析
  (3)団塊の世代前後の世代にみる高齢者向け住宅の選択について
2.介護保険施設・サービスの動向
  (1)特別養護老人ホーム
  (2)老人保健施設
  (3)介護医療院の創設
  (4)特定施設
    ①特定施設の概要
    ②平成30 年改定の内容
  (5)有料老人ホーム
  (6)サービス付高齢者向け住宅
  (7)小規模多機能型施設・看護多機能施設
  (8)認知症グループホーム
  (9)デイサービス
  (10)訪問系サービス
    ①訪問系サービス
    ②居宅介護支援サービス
  (11)定期巡回・随時対応型訪問介護看護事業
  (12)訪問看護ステーションの現状
    ①訪問看護ステーションの概要
    ②改定の動向~平成30 年度を中心に~
    ③営利法人の取り組み
    ④訪問看護ステーションの今後
  (13)訪問リハビリテーション
    ①訪問リハビリの概要
    ②訪問リハビリの現状
3.介護施設・サービス事業所数の予測

第4章 介護保険ビジネス参入企業の動向

1.介護保険ビジネス市場有力企業の動向
  (1)介護部門参入企業の売上高動向
  (2)介護サービス事業の市場戦略のポイント
2.上場企業の事業戦略
  ◆ケアサービス
  ◆シダー
  ◆セントケアホールディング
  ◆ソラスト
  ◆チャーム・ケア・コーポレーション
  ◆ツクイ
  ◆トーカイ
  ◆パナソニックエイジフリー
  ◆パラマウントケアサービス
  ◆フランスベッド
  ◆ベネッセグループ
  ◆ニチイ学館
  ◆SONPO ホールディングス
  ◆ユニマットリタイアメント・コミュニティ
  ◆ロングライフグループ

第5章 介護保険ビジネスを取り巻く市場背景

1.未来投資会議
  (1)次世代ヘルスケアの構築
  (2)医療提供体制の改革
  (3)経済財政運営と改革の基本方針2019
    ① 70 歳までの就業機会確保
    ② 中途採用・経験者採用の促進
    ③ 疾病・介護の予防
2.高齢者人口の動向
  (1)人口推移
    ①総人口区分
    ②2018 年に後期高齢者の数が前期高齢者を上回る
    ◆参考:年齢別労働力人口
  (2)団塊の世代の動向
  (3)80 歳以上の人口の動向
  (4)100 歳人口は令和元年で6.8 万人に
  (5)多死社会~死亡数の増加~
    ①死亡人数
    ②死亡場所
  (6)看取り
  (7)世帯数の動向
3.介護費の推移
  (1)要介護高齢者数(全体)の動向
  (2)介護保険費用の総費用
  (3)介護保険費用の内訳(居宅・地域密着・施設等)
4.介護保険制度の改正の動向
  (1)地域包括ケアシステムの構築とは
  (2)これまでの制度改正の概要
  (3)2040 年を見据えた社会保障の将来見通し
  (4)今後の介護保険改正の方向性
5.認知症対策
  (1)認知症の定義
  (2)認知症施策推進大綱
  (3)認知症の人数の予測
  (4)注目される認知症ケア
    ①自立支援介護
    ②ユマニチュード
6.医療・在宅療養の方向性(経済産業省の構想)

第6章 参考資料:介護保険関連データ推移

1.介護サービス・施設の事業所数と定員等の推移
2.介護保険サービスの件数・日数・介護費の推移

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