2024年版 食品通販市場の展望 ~顧客体験を創るSNSコミュニケーション~
アフターコロナの本格的な到来により、2020~2021年度にみられたコロナ禍の特需は落ち着き、2022年度の食品通販市場規模は前年度並みでの着地となった。コロナ禍の反動に加え、新規参入が一服したこと、さらに物価上昇を背景に節約志向が強まったことが影響した。
2023年度も食品価格の値上がりが続いており、節約志向が強まっている。加えて、物流2024年問題に起因した配送料値上げの影響もあり、全体的に市場は逆風である。そうした市場環境下におけるマーケティング手法として、SNSの活用は益々重要度を増している。
発刊日
2024/02/29
体裁
A4 / 324頁
資料コード
C65122900
PDFサイズ
7.5MB
PDFの基本仕様
Adobe Reader 7.0以上/印刷不可・編集・加工不可/検索・テキスト・図(グラフ)の抽出等可/しおり機能無し 詳細はこちら
※紙媒体で資料をご利用される場合は、書籍版とのセット購入をご検討ください。書籍版が無い【PDF商品のみ】取り扱いの調査資料もございますので、何卒ご了承ください。
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カテゴリ
調査資料詳細データ
調査概要
調査結果サマリー
資料ポイント
調査の目的:食品通販市場を広く調査・収録することによって、当該市場に関するマーケティング戦略作成のための基礎資料とする。
調査対象:通信販売事業者、食品関連企業、生協、食品小売事業者、食品卸、等
調査方法:弊社専門調査員による、アンケート調査、電話取材、関連統計の集計・分析を実施した。
調査期間:2023年11月~2024年2月
食品通販市場に関する調査を実施(2024年)
2022年度の食品通販市場は前年度比0.3%減の4兆5,752億円
~コロナ禍の需要増加後の反動減と、節約志向により市場は縮小~
- 資料のポイント:
本資料では、2022年度までの市場規模算出と、2023~2027年度までの市場規模予測を実施。(予測は総市場規模と業態別市場規模のみ)
<製品分野別>生鮮食品、米、酒類、飲料、菓子類、健康食品、その他加工食品
<業態別>ショッピングモール、生協、自然派食品宅配、ネットスーパー、メーカー直販 - 最新版特集:
近年、SNSツールは多様化し、幅広い年代においてSNSとの接点が増加している。その中で食品通販を拡大する上でもSNSを活用したコミュニケーションや顧客体験の創出は必至となっている。
例年実施している食品通販参入企業へのアンケート調査では、特にSNSの活用状況や参入企業が抱える課題感を調査し、分析した。
リサーチ内容
第Ⅰ章 食品通販市場の概況
1.食品通販の市場規模推移
<各製品カテゴリの概況>
<各業態の概況>
2.食品通販の市場規模予測
3.注目の市場動向
(1)拡大する食のサブスクリプション
①概況
②食品関連のサブスクリプションサービス事例研究
i)「ココノミ」(ココノミ)
ii)「パンスク」(パンフォーユー)
iii)「ひらけ!よなよな月の生活」(ヤッホーブルーイング)
iv)スナックミー
v)酒類サブスクサービス
vi)クロスオーバー・サブスクリプション(食品×家電利用など)
■「foodable」(運営:パナソニック)
■「MIO!De’Longhi(ミーオ!デロンギ)」(運営:デロンギジャパン)
vii)その他の企業動向
(2)食品ギフトの拡大 ~ソーシャルギフトは2桁増~
(3)市場拡大が続くミールキット市場
(4)食品通販を支える物流の状況
(5)顧客体験を創るSNSコミュニケーション
①ECサイトにおけるSNSの利用拡大
②食品通販におけるSNSの重要性の高まり
③アンケート結果
(6)ライブコマースの広がり
(7)越境EC
①日本の農林水産物輸出目標と越境EC
②2022年における世界の越境EC
③越境ECにおけるトレンド・トピックス
④主要企業の動向
i)クロスシー
ii)インアゴーラ
iii)その他の越境EC取組事例
(8)食品ロス削減と食品EC ~SDGsへの関心急伸で拡大~
①市場の概況
②有力企業の動向
i)「Kuradashi」(株式会社クラダシ)
ii)その他食品ロス削減に繋がるECの取組動向
第Ⅱ章 食品通販の製品分野別動向
1.製品分野別市場規模
<各製品カテゴリの概況>
2.各製品カテゴリの分析
(1)生鮮食品
①市場規模推移
②市場トレンド
③主要企業の動向
i)クーネルワーク(新潟直送計画/山形直送計画)
ii)その他企業
(2)米
①市場規模推移
②市場トレンド、主要企業の動向
(3)酒類
①市場規模推移
②市場トレンド
③主要企業の動向
i)カクヤス
ii)エノテカオンライン
iii)その他酒類通販の動向
■大手プラットフォーマーの酒類通販動向
■酒類のカテゴリ別動向
(4)飲料
①市場規模推移
②市場トレンド、主要企業の動向
(5)菓子類
①市場規模推移
②菓子通販の市場構成
③市場トレンド・トピックス
④主要企業の動向
i)プラットフォーマーの動向
■「楽天市場」
■オンワード・マルシェ
■LINEギフト
■「Cake.jp」(株式会社Cake.jp)
ii)メーカーの動向 ~製造小売系を中心に~
(6)健康食品
①市場規模推移
②市場トレンド、主要企業の動向
(7)その他
①フローズングルメの動向
②パン・ベーカリー
③おせち料理
④介護食品
⑤防災食
第Ⅲ章 食品通販の業態別動向
1.業態別市場規模
■業態別構成比の推移
■各業態の概況
2.各チャネルの分析
(1)ショッピングモール
①市場規模推移
②市場トレンド、シェア
③主要企業の動向
i)アマゾンジャパン合同会社
ii)LOHACO(アスクル株式会社)
iii)楽天市場(楽天株式会社)
iv)Yahoo!ショッピング(LINEヤフー)
v)「au PAY マーケット」(auコマース&ライフ株式会社)
vi)Qoo10(eBay Japan合同会社)
vii)百貨店通販の動向
viii)「オンワード・マルシェ」(株式会社オンワードホールディングス)
④市場の課題、将来展望
(2)生協
①市場規模推移
②市場トレンド
③地域生協宅配供給高ランキング(2021~2022年度)
④主要企業の動向
i)コープみらい
ii)コープこうべ
⑤市場の課題
⑥市場の将来展望
(3)自然派食品通販
①市場規模推移
②市場トレンド、シェア
③主要企業の動向
i)オイシックス・ラ・大地
ii)ビオセボン・ジャポン
④市場の課題
⑤市場の将来展望
(4)ネットスーパー
①市場規模推移
②市場のトレンド、シェア
③主要企業の動向
i)セブン&アイ ホールディングス
ii)イオングループ
iii)楽天西友ネットスーパー(西友/楽天)
iv)アマゾンジャパン合同会社(Amazon Fresh)
v)その他
④市場の課題
⑤市場の将来展望
(5)メーカー直販
①市場規模推移
②食品関連企業の通販展開概況
③食品通販の事業規模
④食品通販の平均受注単価
⑤食品通販事業における課題
第Ⅳ章 食品関連企業の通販展開動向調査 ~アンケート調査~
[調査実施要綱]
1.回答企業のECサイト運用状況
2.食品通販における商品展開動向(商品数、商品カテゴリ、温度帯)
3.ネット通販で取り組んでいるWEBプロモーション
4.食品通販展開企業におけるSNS取組状況
5.活用しているSNSの種類と活用年数
6.SNS活用目的
7.SNS活用目的の達成度
8.SNS活用強化に向けた取組内容
9.SNSコンテンツ制作時の留意点
10.SNSの運用体制
11.SNS活用における課題
12.SNSを活用していない理由
13.平均受注単価
14.食品通販の配送料設定について
15.直近1年間の配送料見直しについて
16.直近1年間における受注から配送完了までの必要日数の変化
17.食品通販事業社が物流問題に感じている課題
18.食品通販事業社として物流課題に対して取り組んでいること
19.食品通販事業者として感じている物流2024年問題の課題感
20.食品通販事業における課題(上位5位)
21.食品通販の売上規模(2022年度)と伸長率
22.現在の購買層と今後のターゲット層
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