次世代有機半導体の動向(2022年7月調査)

発刊日
2022/11/15
体裁
B5 / 41頁
資料コード
R64201002
PDFサイズ
10.9MB
PDFの基本仕様
Adobe Reader 7.0以上/印刷不可・編集・加工不可/検索・テキスト・図(グラフ)の抽出等可/しおり機能無し 詳細はこちら
※紙媒体で資料をご利用される場合は、書籍版とのセット購入をご検討ください。書籍版が無い【PDF商品のみ】取り扱いの調査資料もございますので、何卒ご了承ください。
カテゴリ

購入商品の価格を選択し「購入のお申込み」をクリックしてください。

商品形態
商品種類
ご利用範囲
価格(税込)
下段:本体価格
PDFプレミアム(法人グループ内共同利用版)
         お問い合わせください
  • マーケットレポートの販売規約はこちら
  • マーケットレポート購入についてのFAQはこちら
購入商品の提供・発送のタイミングについてはこちら

調査資料詳細データ

調査概要
Close

本調査レポートは、定期刊行物 Yano E plus 2022年8月号 に掲載されたものです。

リサーチ内容

~フレキシブル性を保持するゆえに、曲げたりウェアラブルに使用する
 ことが可能となるという点で画期的な電子部品の誕生につながる~
 
1.有機半導体とは
2.注目されている次世代有機半導体
  2-1.有機電界効果トランジスタ(OFET)
  2-2.有機薄膜太陽電池(OPV)
  2-3.有機熱電変換素子(OTE)
  2-4.有機半導体レーザー(OLD)
3.次世代有機半導体に関する市場規模予測
  【図・表1.次世代有機半導体の国内およびWW市場規模推移と予測
  (金額:2020-2025年予測)】
  【図・表2.次世代有機半導体の応用分野別WW市場規模推移と予測
  (金額:2020-2025年予測)】
4.次世代有機半導体に関連する企業・研究機関の取組動向
  4-1.公立大学法人 大阪公立大学
    (1)ネマティック液晶中の不純物イオンの挙動、および、回転粘性率の評価
    (2)有機デバイスの電子物性評価
    【図1.OLEDの典型的な静電容量スペクトル(図中に示した周波数領域から
    ドリフト移動度 µn、µp、2分子再結合定数 βを決定し、
    局在準位分布は、µn、µpの温度依存性から求める[6])】
    (3) Time Stretched Pulseと高速フーリエ変換を用いた電子物性の高速測定
    【図2.TSPとFFTを用いたOLEDのドリフト移動度評価システム】
    (4)機械学習による有機半導体の電子物性予測
    有機材料の化学構造と電子物性の関係を機械学習させ、与えられた化合物の電子
  4-2.国立大学法人 京都大学
    (1)電子共役概念の変革と電子物性をつなぐ高密度共役の科学に挑む
    (2)“X”-Conjugation実現と空隙を電子で埋めるための共役分子設計戦略
    【図3.新しい物質デザインのコンセプト:空隙を電子で埋める=
    新しい電子共役“X” -Conjugation】
    (3)時間分解マイクロ波分光(TRMC)法による電子材料の高速スクリーニング
    【図4.TRMC法の実験装置】
    (4)マイクロ波を用いた半導体/絶縁体界面における電荷輸送の評価・測定法の開発
    【図5.(a)FI-TRMC法の概念図。MIS素子に10Hz電圧印加時の
    (b)注入キャリア数、および(c)空洞共振器からの反射マイクロ波時間依存性】
  4-3.株式会社 KOALA Tech
    (1) KOALA Techのビジネスモデル
    ①KOALA Techの歩み
    【図6.KOALA Techの歩み】
    ②バリューチェーンと知財ポートフォリオ
    【図7.バリューチェーンと知財ポートフォリオ】
    ③事業化のマイルストーンと事業計画
    【図8.事業化のマイルストーン】
    【図9.事業計画】
    (2) KOALA Techのコア技術
    ①OSLDの特長
    ②レーザーを構成する3要素
    【図10.レーザーを構成する3要素】
    (a)利得(ゲイン)媒質
    【図11.開発されたレーザー色素】
    (b)共振器構造
    【図12.有機半導体レーザーに用いられる共振器の例】
    (c)エネルギー供給源
    【図13.エネルギー供給源による違い。光励起型(左)と電流励起型(右)】
    ③OSLDデバイスの設計
    【図14.OSLDのデバイス構造の断面SEM像[1]】
    【図15.OSLDの発振特性[1]】
  4-4.国立大学法人 東京工業大学
    (1)液晶性材料の特性
    【図16.半導体材料の電荷移動度】
    【図17.液晶分子の構造と凝集形態】
    【図18.様々な液晶相】
    【図19.結晶材料として利用可能な液晶】
    (2)高次の液晶相(SmE)を発現する液晶性Ph-BTBT誘導体
    【図20.SmEを発現する液晶性Ph-BTBT誘導体】
    (3)液晶性を利用した高速成膜
    【図21.液晶相温度でのディップコート法の模式図】
  4-5.国立大学法人 奈良先端科学技術大学院大学(NAIST)
    (1)分子接合による熱流制御
    【図22.かご状タンパク質の模式図(左)とCNT╱かご状タンパク質のSEM像(右)】
    【図23.単分子接合を用いた熱流制御の模式図】
    【図24.CNT紡績糸を縫い込んだ「発電する布」】
    (2)新奇熱電現象としての巨大ゼーベック効果
    【図25.巨大ゼーベック効果の概念図:分子性固体に特有の強い電流-熱流相互作用】
    (3)ポリマーブレンド膜を用いた次世代有機太陽電池の開発
    【図26.ポリマーの凝集体中での秩序構造(左)と光照射電流計測AFM(右)】
    (4)気液界面で形成される高配向ポリマー薄膜を用いた有機トランジスタの作製
    【図27.FTM法による高配向ポリマー半導体薄膜の作製方法】
  4-6.国立大学法人 広島大学
    (1)ポリマー半導体の配向制御と特性
    【図28.ポリマー半導体の配向様式】
    (2)側鎖の設計による配向制御
    【図29.PTzBTの側鎖構造と2次元X線回折パターン】
    (3)ポリマー太陽電池の特性
    【図30.PTzBTを用いた有機薄膜太陽電池のエネルギー変換効率の発電層膜厚依存性】
  4-7.国立大学法人 山形大学
    (1)食品ラップのような極薄のセンサーシート
    【図31.準静電界センサーの動作原理】
    【図32.有機半導体デバイスの作製プロセスフロー】
    【図33.極薄センサーシートの作製プロセスフロー】
    (2)長くて柔らかいフレキシブルリボンセンサー
    【図34.64個のセンサー配置したフレキシブルリボンセンサーの実物写真】
    【図35.フレキシブルリボンセンサーにおけるFPM方式の原理】
5.次世代有機半導体の将来展望

関連リンク

購入商品の価格を選択し「購入のお申込み」をクリックしてください。

商品形態
商品種類
ご利用範囲
価格(税込)
下段:本体価格
PDFプレミアム(法人グループ内共同利用版)
         お問い合わせください
  • マーケットレポートの販売規約はこちら
  • マーケットレポート購入についてのFAQはこちら
購入商品の提供・発送のタイミングについてはこちら

このレポートの関連情報やさらに詳しい情報についての調査を検討したい

矢野経済研究所では、
個別のクライアント様からの調査も承っております

マーケティングや経営課題の抽出、リサーチの企画設計・実施、調査結果に基づく具体的な戦略立案・実行支援に至るまで、課題解決に向けた全ての段階において、クライアント企業をトータルでサポート致します。