2002年度版 高機能透明樹脂市場の展望と戦略

発刊日
2002/03/25
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体裁
B5 / 220頁
資料コード
C43113330
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調査資料詳細データ

リサーチ内容

第1章:高機能透明樹脂市場の展望

スケルトンブームに沸いた99年~2000年から一転、2001年の需要は減少か停滞気味で推移
素材間で目立った競合は見られず
比較的安定した市場であったPMMAでも勝ち残りかけた競争始まる
各社の海外生産拠点確立・強化でアジア圏でのシェア争い本格化
PCは汎用分野でのコスト競争力強化と高機能・高付加価値品の2本立て戦略で展開
「エンプラとしてのPC樹脂の売り方」も再度問われる
COPは市場開拓の段階を出ず、「主力」と言えるだけの纏った用途の確立と需要の確保が課題


第2章:高機能透明樹脂の動向


〔1〕PMMA 海外生産体制確立・強化、営業再編など勝ち残りに向けた各社の取組み活発化
スケルトンブームと導光板需要の拡大で2000年は前年比2ケタに近い成長示すも2001年は一転して大幅な減少に
住友化学、三菱レイヨンに続き旭化成も奇美実業への委託生産で2002年より海外供給体制確立
競争のステージはアジア全域に拡大
自動車向けは自動車生産台数減少と車体軽量化の影響により国内市場で伸び悩むも中国を始めとする東アジア地区での需要は拡大、競争のステージはアジア圏全体へ
光学関連、主力のLCD導光板向けでは高サイクル、低コストでの大型射出導光板製造を可能にする技術開発競争が激化
国内外での競争激化に対応するため新規用途の開発が課題に
これまでに無い機能を有する新しいグレードでの展開に注目
PMMA輸出入推移(1997年~2000年)
〔2〕PC 求められる汎用分野でのコスト競争力強化と高機能・高付加価値品の2本建て戦略
2005年の世界PC需要量は300万t、世界シェア10%台が死守すべきライン
三菱エンプラがトータル的にシェアアップ、他社はやや足踏み
自動車はランプレンズ向けを中心に拡大見せる
窓ガラス向けはまだ時間かかるもハードコート材など周辺技術が今後のポイント
OA・電気・電子分野はIT関連の低迷でPC需要減少も中長期的には拡大分野
量を追うか、あきらめるか、量と質の両方を追うかの戦略の選択を迫られる
建材分野はアクリルやガラスなど他素材からの代替で比較的安定した需要を確保
一般産業分野では車輌窓材と液晶表示窓が成長、複合化や表面処理技術が差別化のポイントに
デジカメへのシフトでPC需要量は一時的に減少も汎用化で戻る可能性も
その他分野はカテゴリーマーケットは小さいものの堅調に推移
新規アプリケーションを生み育てていくには原点に帰って「エンプラとして」のPC樹脂を売っていくこと
PC輸出入推移(1995年~2000年)
〔3〕COP 本格的な用途開拓始まる
幅広い用途開発により積極的に市場拡大進める日本ゼオンが出荷量でも他社をリード
主力用途である光学向けでは光学レンズ・プリズムでガラス代替ニーズを取り込む
JSR「アートン」は位相差フィルム、タッチパネルなど光学フィルムで実績上がる
導光板、光ディスクなどではPMMA、PCなど既存の透明樹脂との価格差が課題に
非光学用途では日本ゼオン「ゼオノア」が一歩リード、新たな「主力用途」の確立が課題に

第3章:注目市場の動向

1.LCD関連部材
(1)導光板
LCD画面の大型化の中で印刷レス対応、製造工程削減ニーズにより15インチ程度までは射出成型導光板での対応進む
シート成形タイプと射出タイプとは画面サイズで棲み分ける
低コストで射出導光板の大画面化を実現する独自の成形技術の開発で差別化進む
PMMA独占の導光板市場に薄肉・軽量化対応を武器に日本ゼオンがCOP「ゼオノア」で参入
液晶関連機器の低価格化の中、COPの機能と価格をユーザーがどう評価するかがポイントに
微細ドットの転写による印刷レス化やプリズム一体成形などバックライトの機能を左右する導光板の差別化に向けた開発競争活発化
主要導光板メーカーの動向
(2)フィルム
光学用PCフィルムは液晶のカラーTFT化で第2世代へ
帝人のPCフィルム「ピュアエース」は位相差フィルム向け等向けの外販とタッチパネル、プラスチック液晶基板等の自社川下展開の2本建て戦略
COPではJSR「アートン」が位相差フィルムやタッチパネル向けで実績高まる
(3)液晶表示カバー機器の薄肉・軽量化と液晶大型化で表示カバーにシートを採用するケースが増加
PMMA成形品が圧倒的に強み見せるも、PMMAシート、PCシートも順調に拡大
1.携帯電話、PHS
2.デジタルカメラ・デジタルムービー
3.カーナビゲーションシステム
4.自動車関連(カーオーディオ、メーター前面板)
5.携帯ゲーム機
6.パソコン及び周辺機器
7.ヘッドホンステレオ、ポータブルCD、ポータブルMD
8.各種リモコン
9.ファクシミリ
10.各種銘板
2.レンズ
光学特性など求められる機能によりPMMAとCOPの棲み分け進む
機器の小型・軽量化とコストダウンの流れの中でプラスチック製非球面レンズが拡大
透明樹脂各社の状況、三菱化学「アペルR」は光ディスク用ピックアップレンズで先行
日本ゼオン「ゼオネックス」は光学レンズ需要を幅広く積極的に取組む
3.ディスク
材料としての圧倒的な信頼性とインフラ面でPCの絶対的な優位性ゆるがず
光ディスクの生産規模はアジアは拡大続くも日本は縮小傾向へ
帝人化成は世界シェア35%、三菱エンプラも世界市場での新たなポジション確立に動く
2002年春より出光石化、旭化成の新規参入で競争は第2幕へ
光ディスク分野におけるPC樹脂グレード戦略、PC以外の樹脂の動きをどうみる
光ディスクの種類別展望
ここ数年はCDからDVD、特に次世代DVDへの転換の過渡期的な位置づけ

第4章:高機能透明樹脂メーカーの戦略

三菱レイヨン PMMAトップメーカー、国内市場・輸出合わせて40%のシェア確保
海外展開強化でグローバル市場での優位性確保狙う
国内市場の伸び悩みの中、いち早くアジア地区でのPMMA需要拡大に取組む
2003年秋の稼動を目指し他社に先駆けて中国拠点の建設に着手
汎用性の高い「VH」、耐衝撃グレード「IR」など標準グレードの機能・品質でダントツの強み
光学関連の主力用途である導光板向けでは成形材料、シートともに高シェアを確保
液晶機器の低価格化に伴う価格競争に対応するため海外拠点の活用も視野に
クラレ   透明性・耐候性と柔軟性を併せ持つ軟質PMMAを業界で初めて開発
ユーザーの海外シフトに対応し中国地区での生産拠点設立も検討
多彩な重合方法を活かしニーズに応じたきめ細かいグレード設計で差別化
自動車分野ではドアバイザー向けでシェアを確保
光学関連ではLD事業で培った樹脂設計、成形技術を活かし導光板向けで強み
独自のスタンパ技術で短時間・低コストで射出導光板製造を実現
雑貨・その他分野では業界で初めて軟質PMMA成形材料を開発
硬質樹脂との共押出など従来のPVC代替素材で対応できない分野で積極的な用途開発進める
旭化成   総合化学メーカーとしてのポジション活かした展開に強み
汎用グレードの海外生産委託、営業再編など事業強化に取組む
海外市場向け汎用グレードについては台湾・奇美実業への委託生産開始
光学材料と汎用シートの営業を再編しニーズへの対応力強化とシェア拡大狙う
PMMA成形材料「デルペット」は22%程度の安定したシェアを確保
総合化学メーカーとして幅広い樹脂ラインナップと供給能力が自動車関連分野での強みに
光学関連向けは国内外で順調に成長、主力の導光板向けでは微細パターンの転写性と
高サイクル成形性、量産性に優れた新たな射出技術の開発でユーザーからの高い評価受ける
住友化学   相互生産委託、シンガポール拠点での生産など
事業効率化とスケールメリットの追求で優位性確立
シンガポールに100%出資の生産拠点「スミカMMAポリマー」を保有
海外市場向け汎用グレードを中心に36,750t/年の能力で展開
2002年はアジア地区での需要回復に期待
ブロー成形に対応した「EXTA」、発泡PMMA「スミペックスAX」など
従来に無いユニークな特性を持つグレードを開発、新規用途、新市場の開拓を積極的に進める
導光板向けでは同分野のパイオニアとして長年に亘り培った技術・ノウハウをフルに活用
大型・高サイクル射出成形に対応した独自技術「SLG」で印刷レス導光板の需要拡大に対応
三菱エンジニアリングプラスチックス   PC樹脂のオールラウンダー
能力増強と新製法の導入で国内トップを死守
2003年末の段階でグループ世界能力は365,000t/年体制へ
ディスクグレードの競争力強化とシェアアップのための基盤も整う
能力不足の解消でこれまで強かった分野はさらに展開強化、弱点分野も克服へ
PCコンパウンドは他のエンプラに比べて高い内製率、MEPCOM四日市の立ちあがりで今後はさらに内製化率アップへ
帝人化成   オプティカル戦略死角無し、課題はPCをいかに「エンプラ」として販売するか
2002年夏~秋に世界能力は30万t/年体制に
「AD5503」は次世代DVD「ブルーレイ」規格にも対応可能性あり
シートは液晶表示前面板向け薄肉・ハードコートグレードに注力
自動車は3強体制の一角を占める、ハードコート材など周辺技術開発も
住友ダウ   オプティカル、IT・エレクトロニクス関連、自動車の3分野に注力
ダウグループ世界トータルで32万t体制
他社の出せない材料面での優位性とニッチ分野での展開で国内では独自のポジションも
コストダウンと差別化のためのコンパウンド戦略の重要性高まる
「エコポリカ」は回収~リサイクルへ、ポストコンシューマー製品のリサイクルも検討
ノンハロゲンシリコーン難燃「カリバー780シリーズ」(エコポリカ)は様々な分野でポテンシャル
2000年春にオプティカル専用ライン立ちあがるも国内ではやや苦戦
出光石油化学   台湾でのディスクグレード専用ライン立ちあがる、台湾でシェア40%確保を狙う
台湾最大手の石油化学グループ・台湾プラスチックグループと同国における20万t/年規模のPC合弁事業化
アロイでOA分野、台湾での合弁事業でオプティカルグレードに注力
千葉のコンパウンド拠点は最終的に66,150t/年体制に
外注コンパウンドメーカーとは共存共栄を図る
日本ゼオン   98年に開発した汎用グレード「ゼオノア」で市場攻勢強める
2000年の増強によりCOP生産能力を5,000t/年にまで拡大
「ゼオネックス」「ゼオノア」二本立てで汎用品からファイン用途まで全方位を攻める
ガラスに代わる透明樹脂というコンセプトの「ゼオネックス」は光学レンズ向けで実績
より幅広い用途展開を狙った「ゼオノア」は導光板から哺乳瓶・食器まで
「透明」「耐熱」「非吸水」が要求される多様な用途分野で積極的な市場開発に取組む
三井化学   独自開発のCOC「アペルR」は高付加価値分野に的を絞った展開進める
98年より本格展開を開始した「アペルR」、2001年の出荷量は1,000~1,500tに達する
低複屈折を始めと優れた光学特性活かし光ディスク用ピックアップレンズで高い評価受ける
防湿PVC代替のPTP、ガラス代替の錠剤ビン、プレフィルドシリンジなど低吸水性、高防湿性を活かした医療関連分野での用途開発も順調に進む
独ティコナ社が開発したCOC「TopasR(トーパス)」の日本国内市場における独占販売権を取得
包材など「アペルR」より汎用的な用途を中心に積極的な用途開発に取組む
JSR   ノルボルネン樹脂「アートン」、位相差フィルムやタッチパネル基板向けで実績高まる
反射型カラーTFT用位相差フィルムとして2000年半ばより需要立ち上がる
タッチパネル基盤向けにも年間3万㎡の販売量確保
フィルム以外での用途開発も進む、フロントライト指揮導光板用途に期待

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