2004年版 出版社経営総鑑

発刊日
2004/03/30
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体裁
A4 / 541頁
資料コード
C45115600
PDFサイズ
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調査資料詳細データ

リサーチ内容

はじめに


第1章 3兆円出版市場の展望

(1)3兆円出版市場の展望
1.強まる液状化現象、出版社はどう生き延びるか 2年前とは一変 7年連続マイナス成長 深刻化する出版危機
2.2003年2兆2,000億円3.6%減の実像
3.2002年度利益率3.9%大幅ダウン 110社集計 利益率3.8% 2003年度3.5%水準へ
4.活字素通りの時代 出版市場の変動とマイナス成長の行く方
5.総合出版社苦戦、ヘンな(個性的)出版社台頭 情報出版社厳しく、サービス出版(企業)が生き残る
6.出版市場再生は読者(消費者)指向にかかる  作家も編集者も売る時代
・出版市場の予測
・ネット通販出版物売上見通し
(2)出版社400社 利益(申告)合計1,400億円の攻防
1.347社申告利益(所得)1,400億円 上位占有率低下、中堅上位伸びる
2.上位10社35.6%の占有率、11.1ポイント下げる  上位1~20位下げる
3.2002年度出版社申告所得ランキング表 <書籍>
(3)販売金額4.6%減 新刊多発 返品率上昇
1.2003年9,056億円 4.6%減 10年前以前の水準  「ハリー・ポッター」の反動も、消費不況にメディア多様化の影響
2.「バカの壁」 大ヒット ベストセラーの状況 2004年は芥川賞 若い女性二人の大ヒットで明るさも 13歳のハローワーク 100万部へも
<デジタル時代の出版社の動向 ―電子書籍ビジネス― >
1.電子出版から電子書籍へ
2.電子書籍―新たな収益源
3.読書端末の進化―電子書籍ビジネス本格稼働へ
4.03年度 電子書籍市場は14億円規模見通し
5.市場拡大への課題
(4)問題山積の出版業界
・高まる返品率 限界に近づいている  マイナス成長時代のシステム改革へ
・取次店 新時代への対応
・書店の経営動向
・急拡大するネット書店の動向

第2章 雑誌市場の徹底分析

(1)雑誌販売部数の変遷
1. 2003年2.9%減、6年連続マイナス成長  月刊誌より週刊誌落ち込む(5.3%減)、定期誌更にダウン
2. 創刊誌 207点 10点増加も部数は大幅減少 企画小粒化 ku:nelは注目、2004年は大型雑誌創刊も
3. 休刊点数 159点 増加
(2)主要雑誌・実売部数と広告収入ランキング(185誌)
1.雑誌はなぜトップでなければならないか 週刊誌、地域情報誌厳しさ、30代女性誌、コスメ系も伸び日経ビジネス全国トップ守る アンアン、ノンノ世代後退
2.主要雑誌広告収入ランキング
1.日経ビジネス 
2.アンアン 
3.モア 
4.ウィズ 
5.JJ 
6.ヴァンサンカン 
7.oggi
(3)総力調査400誌販売部数の状況

各雑誌分野の攻防

1.週刊誌の攻防
  • 週刊誌軒並減少傾向、女性誌、総合誌とも苦戦 週刊ポスト、現代のトップ争いも低調、週刊ポスト赤字も 文春まずまず、アエラ好調、女性自身過去の実績でリードも
2.ヤングファッション誌
  • an・an 広告収入女性誌トップも大幅減少続く、部数は持ち直しか、JJ減少、CanCam、ViViに伸びトップにScawaii!も伸び
3.OLファッション誌
  • モア部数でwith上回る 広告でほぼ並ぶ Luci伸び悩む
4.ハイソマガジン、oggi世代ファッション誌
  • ヴァンサンカン広告収入変わらず健闘、CLASSY.部数広告も伸び oggi競合の中でも健闘、BAILA広告増大、StyleGINZA、FRAU、SPUR順調
5.30代ファッション生活誌
  • VERY広告伸び、Domani部数広告伸びる Grazia、トランタン、LEE
6.生活実用情報誌
  • やや持ち直すか、広告収入は減少 オレンジページ、レタスクラブ、ESSE(好調) ほぼ並ぶ 婦人雑誌系減少 すてきな奥さん、主婦の友、サンキュ他
7.40代女性市場は広がるか
  • メイプル順調な数字か、STORY順調、Precious創刊 婦人画報、婦人公論、ゆうゆう(50代)
8.ベビー雑誌とその周辺
  • 「ひよこクラブ」やや伸び、主婦の友系出直し 変動も
9.ローティーンファッション誌
  • 80万部 元気一杯市場も付録がらみの競争激化 ピチレモン トップ、nicola伸び悩み、melon、ラブベリー、キャンディー
10.ストリート系ファッション誌
  • 一時のブームから減少、テコ入れ続くか
11.コスメ系雑誌
  • 全体的には厳しさも VOCE 広告は順調、美的 順調な伸び ビーズアップ
12.地域情報誌
  • 転換期強まるか、不況にネット情報、フリーペーパーの影響 東京ウォーカー隔週刊へ、TOKYO1週間も減少
13.拡大するフリーペーパー(無料クーポン誌)
  • 先発 リクルート拡大 210億円へ、角川 名古屋、福岡参入
14.写真週刊誌
  • 部数減少、フライデー変わらずもフラッシュ広告減少
15.テレビ情報誌
  • プラス成長も、月刊ザ・テレビジョン伸びる、週刊ザ・テレビジョン減少 テレビガイド、テレパルf、テレビライフ、Tvnavi参入
16.ビジネス誌
  • 日経ビジネス 1時減少も巻き返して伸び、広告収入全国1位守る ダイヤモンドやや減も順調、東洋経済 減少
17.ライフスタイルモノ情報誌
18.中高年ゆとりの男性誌
  • サライは順調、オブラ 日経おとなのOFF LEON好調、BRIO
19.少年コミック誌
  • 週刊誌800万部の攻防 減少続く 少年ジャンプ再びトップも減少、少年マガジン、少年サンデー 他
20.月刊少年コミック誌
  • コロコロコミック順調、ブンブン(ポプラ社)参入拡大
21.青年コミック誌
  • ヤングジャンプ減少、ビッグコミックオリジナル、ヤングマガジンも減少
22.レディスコミック誌
  • 厳しさ変わらず コミックス(本)で増収
23.少女コミック誌 苦戦続く
  • トップ リボンも減少、なかよし やや伸び ちゃお 好調
24.コミックス(本)
  • 雑誌低調、コミックス(本)は好調 コミックス誌+コミックス 占有率上昇
25.分冊百科
  • 参入拡大 380億円市場、2004年も企画ラッシュ

第3章 出版社の現実と展望


(1)出版社の現実と展望
1.2003年も3.6%マイナス成長、書籍もマイナス、雑誌は厳しさ 総合有力出版社のダウン目立つ
2. 2002年度 総合出版社 苦戦、ヘンな出版社 台頭  2003年度も本質的回復遠い 情報サービス企業 台頭へ
3. スピード経営 ますますポイントに 合理化力と営業重視の消費者指向へ
4. 2002年度 2.8%減、5.6%増益  上位大手の黒字化と教科書出版社の大幅利益 2003年度 0.7%減 6.2%減益の見通し、利益率3.5%見通し
5. 売上高利益率 3.9%、収益指標ベスト10
6. 2002年度業績状況一覧表
7. 出版社収益力ランキング表
(2)出版社収益力ランキング
1.売上高200億円以上24社
1人当売上高
1.(静山社)
2. ジェー・エー・エフ・メイト社 
3. ぴあ  
4. 徳間書店 
5. 集英社
1人当利益高
1.(静山社)
2. しょういん 
3. 幻冬舎  
4. フランス書院 
5. ベレ出版
2.利益率20%以上16社 減少 専門出版社健闘
3.広告収入 2002年度減少、2003年度後半回復基調もマイナス
4.出版社売上高ランキング表
5.出版社1人当売上高ランキング表
6.出版社1人当利益高ランキング表
7.出版社利益率ランキング表
8.出版社広告収入ランキング表
(3)書店からみる出版社チェックアンケート
1.書店の評価 業績とほぼ連動、相変わらず厳しい書店の目
2.独創的な企画、アイデアが目立つ出版社
3.企画から販売キャンペーンまで書店と一体感をもたせる出版社
4.出版社に何を要望しますか
5.出版社チェックアンケート調査


第4章 出版社のコスト低減状況

(1)出版社のコスト低減の状況
1.7年連続マイナス成長、コストダウンもう一段への見直し必須
2.用紙、印刷コスト構成の状況
3.人件費/売上=14%ラインで明暗  好調出版社 9%前後も上昇
(2)出版編集プロダクション調査
1.2002年度 減収減益ふえる
2.プロダクション調査、年商1~2億円が中心、5,000 ~1億円未満も多い  1人当売上高 1,260万円 増加
3.平均 14.8点刊行、雑誌12.7冊
4.増収増益8社、経営の見通し 安定多いも厳しい増加
(3)出版社用紙使用動向調査
出版社別用紙仕入代理店状況
(4)新刊点数・重版点数別状況
(5)出版社販売体制一覧表 取次、トーハン、日販、直販、委託買切状況
(6)新規採用人員状況(2002年度、2003年度)


第5章 構造変革期の出版社の攻防


(1)音羽グループ VS一橋グループ
  • 音羽グループ収益大幅低下、 講談社 改革強めるか 一橋グループ 小学館 コスト見直しへ、集英社 健闘  講談社、光文社 小学館、集英社、祥伝社、白泉社
( 2)注目される有力出版社の経営戦略
  • 環境の変化急速、上位名門出版社ほど苦戦目立つ 角川ホールディングス(角川書店)、マガジンハウス、 新潮社、文藝春秋、徳間書店
(3)学習研究社 連続黒字化へ復調強まる、雑誌戦略強化 続く
(4)情報出版社、情報サービス出版社の台頭
  • 新サービス事業の展開強まる、サービス出版社の台頭 日経BP社、リクルート、ベネッセコーポレーション、ぴあ、日本放送出版協会、阪急コミュニケーションズ
(5)コンピュータ(パソコン)、ゲーム関連分野
  • インプレス、ソフトバンク・パブリッシング、アスキー、エクスメディア、翔泳社、スクウェア・エニックス、 メディアワークス
(6)コミック系出版社の攻防
  • 秋田書店、双葉社、芳文社、他
(7)婦人雑誌社 構造的変革期の決断後の明るさ
  • 主婦の友社、主婦と生活社、アシェット婦人画報社 他
(8)名門出版社 再び試練を抱きしめて 再建と復権の発見
  • 岩波書店、中央公論新社、筑摩書房、平凡社、みすず書房
(9)児童書 少子化で厳しさも
  • ファンタジー、ヤングアダルトが好調 
  • ポプラ社、理論社、あかね書房、他
(10)医学出版社、比較的順調で安定
  • 医学書院、南江堂、他
(11)利益高上位 法規出版社に変動
  • 市町村合併、デジタル化と大転換の時代
  • ぎょうせい、第一法規、新日本法規出版、他
(12)教科書出版社 新課程教科書で明暗後の行く方
  • 東京書籍 底力発揮、高校シェアアップ首位固めも 教育出版、光村図書出版、三省堂、帝国書院、他
(13)経済出版社 株価安定、書籍健闘で黒字
  • ダイヤモンド社、東洋経済新報社
(14)注目される出版社(1)
  • 扶桑社、世界文化社、青春出版社、昭文社、ゼンリン、 他
(15)注目される出版社(2)
  • 幻冬舎、宝島社、スターツ出版、中経出版
(16)注目される出版社(3)
  • PHP研究所、草思社、山と渓谷社、日経ホーム出版社、 メディアックス、早川書房
(17)新聞社の出版戦略
  • 朝日新聞出版本部、日本経済新聞社出版局

第6章 出版社調査票


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