2005年版 カテーテル&チューブ、IVR製品市場の中期予測と関連製品の徹底分析

発刊日
2005/06/30
体裁
A4 / 593頁
資料コード
C47200500
PDFサイズ
92.5MB
PDFの基本仕様
「Adobe Reader 7.0以上」、「印刷不可」・「検索不可」、「編集・加工及びテキスト・図(グラフ)の抽出等不可」、「しおり機能無し」。
※紙媒体で資料をご利用される場合は、書籍版とのセット購入をご検討ください。書籍版が無い【PDF商品のみ】取り扱いの調査資料もございますので、何卒ご了承ください。
カテゴリ

YDB会員の皆様へ
2010年7月以前に発刊した資料はYDBサービス対象外です。2010年8月以降に発刊した資料のご利用をご検討ください。

購入商品の価格を選択し「購入のお申込み」をクリックしてください。

商品形態
商品種類
ご利用範囲
価格(税込)
下段:本体価格
PDFプレミアム(法人グループ内共同利用版)
         お問い合わせください
  • マーケットレポートの販売規約はこちら
  • マーケットレポート購入についてのFAQはこちら
購入商品の提供・発送のタイミングについてはこちら

(準備中)の「内容見本をダウンロード」は、資料発刊後のご提供になります。
オンライン試読サービスとは 詳細はこちら

調査資料詳細データ

企画趣旨
Close

*ここ数年のカテーテル&チューブ市場は、償還価格の下落や機能分類の見直し、製品によっては段階的な価格改正、更に今後は内外価格差是正の可能性もあり、償還価格/販売単価推移から分析すると非常に厳しい市場環境になっている。

*IVR関連製品は低侵襲的手技として症例数が増加し、価格下落をカバーするだけの市場拡大があるものの、血管系における診断用カテーテルや汎用的なカテーテルは、この価格下落幅を吸収できるだけの数量ボリュームアップにいたっていない製品があり、また2005/4から施行された改正薬事法は、製造販売業者にとって厳しい管理基準・体制を整える必要があり、経営基盤にインパクトを与える内容となっている。

*高齢化・糖尿病・癌などをキーとした患者数は増加している中、新技術によって臨床評価を高めているDrug-eluting Stentや経内視鏡手技のIVR製品は市場拡大し、これらのプラス/マイナス要因は、技術力、資本力、企業規模、販売力のマトリックスの中で、当面は上位寡占化に向かうとともに、技術力のある企業との販売提携と経営効率化のための販売分野の集約化が活発化することが予測される。

リサーチ内容

PARTⅠ 医療用ディスポーザブル製品の市場動向と有力企業の徹底分析

医療用ディスポーザブル製品の市場動向とカテーテル&チューブの市場予測

薬事工業生産動態統計 
2003年 主要ディスポーザブル製品、50分類の国内出荷は2.2ポイントアップの6,915億円
74製品(81分類)調査品目における市場推移
(1)調査品目トータル市場
2004年度73製品で前年比3.0ポイントアップの2,556億99百万円、2008年度は2,748億円強の市場形成に
(2)カテーテル&チューブ市場(53製品)
2004年度1.0ポイントアップの1,789億99百万円、診断系カテーテルマイナス推移で2008年度はマイナス実績の1,725億円予測
(3)IVR製品市場推移
血管系ではDrug-eluting Stent、経皮的末梢血管用デバイスの拡大、非血管系ではPEGが拡大

PARTⅡ カテーテル&チューブ、IVR製品の品目別市場推移


§1 PTCA市場 PTCAバルーン(POBA)、ガイディング、ガイドワイヤー、アクセサリー
(1)PTCA Balloon
① Direct Stent 症例増加も、Post Balloon採用で出荷べースでは24万本に
② 企業別動向:Drug-eluting Stent症例増で各社セミコン高圧タイプの新製品上市相次ぐ
③ 血栓吸引タイプ:2005年度3万本強の市場形成
(2)PTCAガイディングカテーテル市場
2004年度22万本弱、上位メーカー4社のシェアアップ
(3)PTCAガイドワイヤー市場
2004年度市場規模:出荷ベース19.3ポイントアップ増の31.5万本
(4)PTCAアクセサリー市場(インデフレーター、Yコネクター)
インデフレーター数量ベース3.3ポイントアップ、Yコネクター9.5ポイントアップ
§2 Coronary Stent
2004年度19万本弱(Stent症例ベース13.7万例)、2005年度22万本強(14.5万例)予測
§3 Coronary Atherectomyカテーテル
2004年度11,000本弱の市場形成と伸びず、新規参入予定企業あり
§4 PTAバルーンカテーテル
2004年度Periphralタイプ72,320本、2005年度7.4ポイントアップ予測
§5 末梢血管用ステントセット
Peripheral Stent 2004年度11,270本、2,193百万円
§6 血管造影用カテーテル
(1)2004年度数量ベース2.2ポイントダウンの206万本、CAGは153万本と伸び率鈍化
(2)心臓領域:上位企業二極化推移の中、上位寡占化の可能性
(3)腹部領域:微減傾向の2004年度37.5万本、1,566百万円
(4)脳領域:マイナス推移の中、撤退企業によりシェア変動
§7 血管造影用(バルーン)カテーテル
2004~2005年度2.8~2.9万本の市場形成
§8 マイクロカテーテル、ガイディング、.ガイドワイヤー
(1)腹部領域の伸び悩みと償還価格改正でトータル市場はマイナス推移の86億円
(2)有力企業動向:外資系腹部領域マイナス推移の中、国産メーカー新製品/新規参入相次ぐ
(3)マイクロカテーテル(血管造影用マイクロカテーテル)
2004年度腹部/その他領域もマイナス推移の12.8万本の中、Selectiveが70%強、
脳分野も1症例あたり本数減で微減推移
(4)マイクロ用ガイディングカテーテル
2004年度12,600本、トップ企業の圧倒的シェア続く
(5)マイクロ用ガイドワイヤー(微細血管用)
トップ企業の圧倒的シェア続く中、下位企業/新規参入企業も順調な推移
§9 エンボリコイル&デタッチャブルバルーンカテーテル
(1)塞栓用コイル(エンボリコイル)
2004年度標準型130,200本、電気式デタッチャブルタイプ36,600本、水圧式デタッチャブル1,500本などにより症例数は3.4万例強
(2)デタッチャブルバルーン
年間400本強の市場形成
§10 血管造影用ガイドワイヤー
2004年度数量ベースで2.6ポイントダウンの147万本、販売額では償還価格の下落で48億円弱まで市場縮小
§11 冠動脈造影用センサー付ガイドワイヤー
2004年度6,300本、2005年度6,150本と右下がり傾向続く
§12 シースイントロデューサーセット
2004年度のマイナス実績の174万本弱、償還価格改正で販売額は69億円まで縮小

§13 動脈圧測定用カテーテル(ウェッジ圧モニター)
撤退相次ぐ中、年間市場は9,500本市場に
§14 サーモダイリューションカテーテル
(1)放射線科における右心系診断件数減で標準型は大幅減、2004年度22万本強に
(2)参考資料:心拍出力装置市場
§15 血栓除去用カテーテル
(1)2004年度46,880本のアップ実績も3段階の価格下落で6.4億円市場
(2)経皮的血栓除去用カテーテル(Thrombolysis市場):血栓吸引29,000本弱の市場形成
§16 IVCフィルター
(1)2004年度下大静脈留置フィルターセット(Permanent Type)は4,800セット強
(2)血管内血栓異物除去用留置カテーテル(Temporary)は3,870本
(3)2005年度は撤退企業によりシェア変動
§17 (血管内)異物除去用セット
2004~2005年度4,700本前後で市場形成
§18 極細内視鏡 細径内視鏡システム
(1)極細内視鏡:2004年度70台、95百万円で独占的シェア形成
(2)ハンディタイプ内視鏡:2004年度720本弱、2005年度には救命救急の伸びの可能性があり950本弱の予測
§19 血管内超音波プローブ 超音波イーメジングカテーテル、アイバス
Drug-eluting Stent症例増で2005年度9.8万本の市場形成の可能性
§20 血圧モニタリングキット
(1)2004年度ディスポ・セミディスポで128万セット、全身麻酔症例と比例して微増推移
(2)(観血的)血管内血液ガス連続(間欠)モニタリングシステム 相次ぐ撤退で参入企業なくなる
§21 アンギオキット(アンジオキット)
心カテ件数伸び率鈍化でアンギオキット/パックは57万キット、造影剤注入装置専用タイプ大幅増
§22 IABP Balloon(大動脈内バルーン)カテーテル
2004年度数量ベースで2.1ポイントアップの21,700本、2005年度1.7ポイントアップの22,070本予測
§23 体外循環用カニューレ
一般開心術の症例減で市場拡大せず
§24 電極カテーテル/経皮的カテーテル心筋焼灼用カテーテル
(1)電極カテーテル(体外式ペースメーカ用カテーテル電極)
2004年度13万本、心臓電気生理学的検査機能付加型は大幅増
(2)カテーテルアブレーション市場
年間症例数16,000例に、各社新製品上市で遅れ
§25 バルブロプラスティカテーテル
年間1,000本強まで市場縮小
§26 心臓関連注目製品
心臓領域:Off-Pumpは1.2万例弱に
§27 フォーリーカテーテル
2004~2005年度も数量ベースで1,000万本、トレイキット新規参入相次ぐ
§28 尿管カテーテル
年間40,000本(セット)前後の市場予測
§29 尿管ステント(セット)
2004年度13.6万セット、一般型の異物付着防止型は6.1万セット
§30 尿道ステントセット BPH(前立腺肥大症)治療製品
(1)2004年度27.4ポイントダウンの3,000本と右下がり推移
(2)前立腺肥大症/前立腺癌について
§31 ネフロストミーカテーテル(セット)腎盂
2004年度の年間症例数は2.5万例前後に減少
§32 ネラトンチューブ
ネラトンカテーテル2,700万本強、上位3社アップ推移により年間平均で100万本以上に
§33 BPH治療用メタリックステント
市場は年間700本~800本前後まで縮小
§34 気管内チューブ・気道確保チューブ
(1)気管内チューブ
① 2004年度フラットな236万本、全身麻酔症例では市場縮小もIn/Pre Hospital人工呼吸で安定推移
② 企業別動向: 上位企業も伸び悩み
(2)気道確保チューブ
全身麻酔時の症例は増加、ディスポタイプで新製品/新規参入相次ぐ
§35 気管切開用チューブ(カテーテル)
2004年度 144万本、上位寡占化進む
§36 サクションチューブ(吸引カテーテル)
2004年度8,700万本強、2005年度も9,100本以上の予測
§37 硬膜外カテーテル
(1)硬膜外カテーテルキット新規参入相次ぐ中、年間134万キット
(2)カテーテル単体38万本に縮小
§38 (コロナリー・バスキュラーを除く)各種メタリックステント
(1)胆道用(胆管)メタリックステント(Biliary) 
2004年度17,640セット、フルラインで新規参入企業
(2)食道用(メタリック)ステント
2004年度5,200本強の市場形成
(3)気管・気管支メタリックステント
市場は2,400~2,600本の推移
§39 (カテーテルアクセス)ポート・CAP
(1)2004年度微減の年間4万セット、メディコン静注用アップでシェアアップ
(2)動注用カテーテル:上位2社の寡占化進む
§40 ストマックチューブ(胃管カテーテル)
ストマックチューブ年間320万本弱、イレウスは8万本強の市場形成も伸び率鈍化
§41 (超音波ガイド下)PTCDセット
年間6万セット強の市場推移、内瘻症例増加で上位企業伸び悩み
§42 ペグ・ガストロストミーカテーテル キット(セット)
2004年度も造設用キットで9.3万セット、交換用カテーテル27.5万本
§43 栄養チューブ・EDチューブ
数量ベースで伸び率鈍化の中、上位企業誤接続防止タイプを強化
§44 消化管バルーンカテーテル
2004年度22,000本弱、胆管(胆道)用も伸びず
§45 食道静脈瘤硬化療法セット、食道静脈瘤結紮術
EIS穿刺針は20万本強、EVLセットは4.2万セットまで減少
§46 シャントバルブ&ドレナージ(セット)
(1)シャントバルブ
トータル症例数は1.2万例、可変式ではiNPH(突発性正常圧水頭症)に期待
(2)脳外用ドレナージ
2004年年度数量ベース0.5ポイントダウンの190,600セット・本・ケ
§47 子宮内圧測定用カテーテルセット(キット)
参入2社で2004年度3.5万本強と右下がりの推移
§48 子宮・卵管用カテーテル
年間9万本弱の市場形成、上位2社で95%のシェア
§49 シリコンドレーンチューブ
年間186万本、下位企業伸び悩みでトップ企業更なるシェアアップ
§50 中心静脈用カテーテル
(1)高カロリー用カテーテル(シングルルーメン・抗血栓性含む):2004年度は1.8ポイントダウンの169.6万本、金額ベースでは5.5ポイントダウンの3,653百万円
(2)マルチルーメン(抗血栓性含む)、上位2社アップ実績
(3)新生児・未熟児・中心静脈栄養カテーテル市場(PIC PICC市場)年間8~9万セット、大人用PICCは1.2~1.3万本
§51 温度センサー付カテーテル
(1)2004年度44.3万本、スミス撤退により上位2社大幅増
(2)部位別製品市場:膀胱温は35万本に近づく
(3)参考資料:深部体温計、膀胱・直腸・食道温モニタ
§52 ブラッドアクセス
年間18万本強、トップ企業圧倒的シェア

PartⅢ 参入企業分析

購入商品の価格を選択し「購入のお申込み」をクリックしてください。

商品形態
商品種類
ご利用範囲
価格(税込)
下段:本体価格
PDFプレミアム(法人グループ内共同利用版)
         お問い合わせください
  • マーケットレポートの販売規約はこちら
  • マーケットレポート購入についてのFAQはこちら
購入商品の提供・発送のタイミングについてはこちら

このレポートの関連情報やさらに詳しい情報についての調査を検討したい

矢野経済研究所では、
個別のクライアント様からの調査も承っております

マーケティングや経営課題の抽出、リサーチの企画設計・実施、調査結果に基づく具体的な戦略立案・実行支援に至るまで、課題解決に向けた全ての段階において、クライアント企業をトータルでサポート致します。