2011年版 EMC・ノイズ対策関連市場の現状と展望

EMC・ノイズ関連ソリューションは、高速、高周波デジタル技術の進展や関連国際規格が改定されたことなどを背景に、その重要度が増しております。本調査レポートでは、注目を集めるEMC・ノイズ関連ソリューション市場について現状を調査、将来を展望いたしました。

発刊日
2011/05/12
体裁
A4 / 154頁
資料コード
C53103800
PDFサイズ
1.3MB
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調査資料詳細データ

調査概要
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調査目的:EMC・ノイズ対策関連市場における下記調査対象品について取り組みを進めている企業に対し現在動向と今後の事業施策などを調査し、更にその周辺調査を加えることで、EMC・ノイズ対策関連市場の現状と今後の動向を把握することを目的とする。
調査対象
 対象品目
  ・近傍界関連(磁性シート、電磁波シールドフィルム、テープ、ガスケット、筐体電磁波シールド)
  ・遠方界関連(シールドルーム、シールド工事関連市場、電波暗室、電波吸収体市場)
  ・関連電子部品(サージ対策部品、インダクタ、コンデンサ、LCフィルタ、フェライトコア)
 対象企業
  ・上記対象品目を生産販売、または取り扱う企業
調査方法:直接面談取材
調査期間:2010年7月~2011年2月

リサーチ内容

■本資料のポイント

  • 定期刊行物「Yano E plus」でのEMC・ノイズ対策関連特集(2010/08~2011/03)をベースに編集し、市場数値なども抜粋。
  • 電子機器筐体内で行う近傍界関連市場に加え、機密漏洩などの目的で注目される遠傍界市場の動向も調査。
  • 関連メーカーの事業概況を調査。

■本資料の概要

第1章 総論
第2章 近傍界関連市場
第3章 遠方界関連市場
第4章 関連電子部品市場

■掲載内容

第1章 総論

EMC・ノイズ対策関連市場
電子機器のプロトタイプでは約7割がEMC・ノイズ認証基準未達
理想形には程遠い中での対処療法がスタート
【表.EMC・ノイズ対策デバイス関連製品の特徴】
CISPR改定は追い風だがそれだけでは市場成長なし
「EMC・ノイズ対策負のサイクル」に入らない製品が必要
【図.EMC・ノイズ対策負のサイクル】
「ノイズの見える化」が究極のスパイス、しかしそれを待たずに民需活性化へ

第2章 近傍界関連市場

1.磁性シート市場
  後付からの脱却を目指し多機能化で新用途開拓へ
  複合材系とフェライト系、RF-ID用途では厳しい競争
  【表.ノイズ抑制用磁性シートの特徴】
  【表.RFID用磁性シートの特徴】
  2007年から縮小続くもフェライト系の拡大で上昇見込む総市場
  【図.磁性シート市場規模推移(2007年~2012年予測)】
  【表.磁性シートタイプ別市場規模及び構成比推移(2007~2012年予測)】
  【図.複合系磁性シートの利用分野別構成比(2010年)】
  【図.複合系磁性シートの国内外比率(2010年)】
  A4サイズ1,000円/枚、高周波フォーカスなど、次代の競争始まるノイズ抑制用市場
  【図.ノイズ抑制用磁性シートの用途分野構成比(2010年)】
  【図.ノイズ抑制用磁性シートメーカーシェア(2010年)】
  苦戦続くRFID用磁性シート、しかし、新規用途開発や新規参入など活発な動き

アルプス電気株式会社
  独自金属ガラスの「リカロイTM」の応用展開を目的とした子会社設立、
  しかし「磁性シートリカロイTM」は自社展開で事業拡大へ

FDK株式会社
  放熱シートとフェライトプレートとハイブリッド化ノイズ対策シートなど戦略製品に注力

シーアイ化成株式会社
  当初から海外展開を中心とした事業展開を推進、円高後は国内展開にも注力

株式会社新日本電波吸収体
  多くのオリジナル製品を擁し、各方面の需要拡大に対応

住友スリーエム株式会社
  テープメーカーの強みを活かす形で
  「EMI/EMCソリューション」におけるノイズ抑制シートのウエイトアップへ

株式会社タイカ
  多機能素材αGEL®をベースに熱伝導と電波吸収性能を併せ持つシート製品を展開
  【図.λGEL® REシリーズの応用例】

大同特殊鋼株式会社
  製品戦略と生産体制の見直しをし、2010年4月より製品ラインアップ刷新
  【表.大同特殊鋼磁性シート事業概況(1998年~、2009年4月~、2010年4月~)】

ポーラステクノ
  オンリーワン技術のポーラス加工をベースに
  近傍界向けフィルム製品の事業展開へ

2.電磁波シールドフィルム、テープ、ガスケット市場
  FPC用とPDP用、成長のコントラストは鮮明
  (1)電磁波シールドフィルム
  ついに「シールドレス化」が始まり、見通し厳しいPDP用電磁波シールドフィルム市場
  【図.PDP用電磁波シールドフィルムWW市場規模推移(2007~2011年)】
  成長続くFPC用電磁波シールドフィルム、PDP用とのポジションチェンジが視野に
  【表.電磁波シールドフィルム用途別WW市場規模及び構成費推移(2007~2011年)】
  【図.電磁波シールドフィルム用途別WW市場規模推移(2007~2011年)】
  (2)テープ
  海外では使用頻度が高いが、国内では“後付対策用品”でのスタンバイ中心
  【図.電磁波シールド用テープ国内市場規模推移(2007~2011年見込み)】
  (3)ガスケット
  後付+補助的利用目的のニッチ市場として堅調推移、中身はハードからソフトへ
  【表.電磁波シールド用ガスケット国内市場規模推移(2007~2011年見込み)】

セーレン株式会社
  PDP電磁波シールドのシールドレス化影響は不可避
  新方式シールド材でカバー目指す
  【表.セーレン電磁波シールド材事業概況(採用方式、取り組み動向)】

ソニーケミカル&インフォメーションデバイス株式会社
  「EMC対策・熱対策用」製品はACFやSVRと共に注力分野の一つに
  【表.ソニーケミカル&インフォメーションデバイス「EMC/熱対策用」製品事業概況】
  (製品概要・主要用途、今後の注力分野)

大日本印刷株式会社
  2011年度より全量印刷メッシュに、さらに機能付加による複合化も
  【表.大日本印刷電磁波シールド事業概況(PDP用電磁波シールド採用方式、今後の取り組み・売上目標)】

タツタ電線株式会社
  FPC用電磁波シールドフィルム汎用型の標準品を擁し、携帯電話を中心に採用拡大中
  【表.タツタ電線電磁シールド用機能フィルム事業概況(製品構成、取り組み動向、累計採用実績)】

東洋インキ製造株式会社
  FPC用電磁波シールド、後発参入も機能性材料事業の牽引役のひとつに
  【表.東洋インキ製造FPC用電磁シールドフィルム事業概況(製品概要、取り組み動向)】

凸版印刷株式会社
  ターニングポイントとみるシールドレス化に対する施策も進行中
  【表.凸版印刷のPDP用電磁波シールド事業概況(PDP用電磁波シールド技術概要、近年動向・見通し)】

日本ジッパーチュービング株式会社
  EMI対策部品はシールドフォームが主軸で海外輸出も
  【表.日本ジッパーチュービング事業概況】
  (事業領域、主力製品(全社)・主用途、EMI対策製品、主力EMI対策製品)

藤森工業株式会社
  PDP用は撤退し特定分野に限定中、自社方式活かした展開を検討
  【表.藤森工業電磁波シールド事業概況(採用方式、取り組み動向)】

森宮電機株式会社
  EMI対策部品では自社開発品の展開を進め、
  「電波吸収プロダクツ」では独自ブランドで3アイテムを展開

3.筐体電磁波シールド関連市場
  セットメーカーと共に主戦場は海外に
  (1)情報機器用Mg合金形成
  ダイカストや射出成形用の構造材利用は縮小傾向、国内需要の20%に
  【図.マグネシウムの国内需要規模推移(2006~2010年)】
  【表.Mg合金の利用分野】
  主流製法のダイカスト成形の65%以上はホットチャンバーマシン
  射出成形はチクソモールディングが圧倒的
  【図.国内ダイカストマシン稼働台数とタイプ大別】
  【図.チクソモールディングマシン累計出荷台数シェア(含む国内稼働台数)】
  横ばい~微増レベルの国内Mg合金形成市場、世界的には中国の市場牽引が続く
  【図.2010年国内Mg合金形成市場の用途分野構成比率】
  【図.情報機器用Mg合金形成国内市場規模推移(2007~2012年予測)】
  【図.2010年情報機器向けMg合金形成市場の成形方式構成比】
  【図.2010年情報機器向けMg合金形成市場の用途分野構成比】
  【図.2010年世界Mg合金形成市場における中国市場シェア】
  (2)EMIシールド用無電解めっき
  対ピーク比約1/7に市場縮小、現状規模レベルでの推移が続く
  【図.EMIシールド用無電解めっき国内市場規模推移(2007~2012年予測)】
  (3)イオンプレーティング
  民生用機器での需要減り、特殊用途中心のニッチ市場へ
  【図.イオンプレーティング国内市場規模推移(2007~2012年予測)】

エビナ電化工業株式会社
  シールドめっきはピーク時の勢いはないが、
  約50%の技術スタッフ比率を背景に高付加価値めっき需要を常に開拓
  【表.エビナ電化工業事業概況(事業特徴、電磁波シールド動向、今後の注力方向)】

エムジープレシジョン株式会社
  2007年に月産100万個のフル操業も用途主体は携帯電話からDSC(構成比70%)へ
  【表.エムジープレシジョン事業概況】
  (事業ベース・経緯、主力用途分野推移、今後の施策、主要設備)

株式会社三峰
  全社事業では海外5拠点展開も、国内工場はマグネシウム成形・加工が60%
  【表.三峰事業概況】(主要事業、事業拠点と主要品目、保有マグネシウム成形機・用途、
  マグネシウム成形加工の主要用途分野構成比状況)

CBC株式会社
  イオンプレーティングのパイオニア、しかし、現在の電磁波シールド加工は限定的
  【表.CBC、イングスカンパニー事業概況(事業領域、電磁波シールド動向)】

筑波ダイカスト工業株式会社
  マグネシウム新合金「AM-lite」や新規鋳造法の本格実用化を進め新需要開拓へ
  【表.筑波ダイカスト工業事業概況(マグネシウム成形用工場・保有設備、事業規模、注力施策)】

三井金属鉱業株式会社
  マグネシウム合金は対ピーク比70~80%に減少、特性向上新合金での応用展開推進中
  【表.三井金属鉱業ダイカスト事業部事業概況(主力製品、使用マグネシウム合金・主要用途、今後の注力)】

ミツワ電機工業株式会社
  マグネシウム事業の回復が全社売上を牽引、今後もDSC、各種モバイル機器向けの増加を見込む
  【表.ミツワ電機工業事業概況(主要事業、事業規模と近況、マグネシウム用成形機保有台数)】

吉野電化工業株式会社
  電磁波シールドめっきは需要急減のため、先端めっき技術の電磁波シールド応用へ
  【表.吉野電化工業事業概況(主要事業、事業規模と近況、電磁波シールド動向)】

第3章 遠方界関連市場

1.シールドルーム、シールド工事関連市場
  医療用シールドが市場の中心だが、今後は大型案件が期待できる電磁シールドの比率拡大
  【表.シールドルーム、シールド工事国内市場規模推移(2007~2012年予測)】
  【図.シールドルーム、シールド工事国内市場規模推移(2007~2012年予測)】
  TEMPEST規格の国内導入活発化に加え、民間需要も高まりつつある電磁シールドルーム/工事
  【図.電磁シールドルーム、シールド工事国内市場規模推移(2007~2012年予測)】
  【図.電磁シールドルーム/シールド工事の需要先構成比(2010年度金額ベース)】
  【図.電磁シールドルーム/シールド工事のメーカーシェア(2010年度金額ベース)】
  放射線検査機器用が主体の医療用シールドルーム、機器更新ではなく新規案件がターゲット
  【図.医療用シールドルーム、シールド工事国内市場規模推移(2007~2012年予測)】
  【図.医療用シールドルーム/シールド工事の分野別構成比(2010年度金額ベース)】

株式会社EMA
  医療分野を主体に、音響対応を付加技術として訴求
  【表.EMA事業概況(事業背景・事業領域、主要販売業界、MRI用シールド概況)】

医建エンジニアリング株式会社
  無鉛放射線防護材の開発成功は工事事業にも好影響
  【表.医建エンジニアリング事業概況(事業領域、注目製品、注目製品効果)】

鹿島建設株式会社
  材料メーカーの協力を得て多様な電磁シールド用部材を開発、実用化
  【表.鹿島建設の主要電磁シールド用部材概要】
  (周波数選択電磁シールドフィルム、電磁シールドフェルト、電磁シールドコンクリート)

技研興業株式会社
  医療用、秘密保持用シールドルームで高シェア、足元は官公庁案件が拡大中
  【表.技研興業「建築事業」事業概況(事業領域、事業規模、主力分野、2011年3月期見込み・今後の注力)】

株式会社熊谷組
  独自部材のタイガーボードで今後の需要増に的確に対応
  【表.熊谷組の電磁波シールド主要独自部材概要】
  (タイガーESボード、タイガーEAボード、採用動向(現在~今後))

光洋産業株式会社
  電磁シールド用部材は業界一のラインナップ、実績上がる施工では病院向けにも注力
  【表.光洋産業の電磁波シールド事業概要(事業領域、コア技術、部材と施工の状況、今後の注力分野)】

大成建設株式会社
  設計・施工はもちろんのこと、ソフト技術で需要開拓
  【表.大成建設の電磁波シールド取り組み概要】
  【(注力度・実績、ローコスト電磁シールド化技術、電磁シールド用ソフト技術)】

田中サッシュ工業株式会社
  専門メーカーの高度ノウハウで使い勝手とシールド性能を両立し競争力強化
  【表.田中サッシュシールド扉事業概要(出荷動向(シールド扉全体)、対応用途分野、独自技術・開発事例)】

株式会社テクネット
  大空間電磁シールド強く、ビル全体シールドの「サイバービル工法」は引き合い増加
  【表.テクネット電磁波・磁気シールド事業概況】
  (事業領域(用途分野)、主要用途、独自技術例、医療機器用シールドでの強み)

東急建設株式会社
  注目の電磁波対策基本技術を確立、本格実用化へ
  【表.東急建設の電磁波シールド注目技術概要(開発時期・共同開発先、内容、効果)】

東京計器アビエーション株式会社
  MRI室用シールドパネルは安定需要を確保、今後は事業領域を広げ業容拡大へ
  【表.東京計器アビエーションEMC関連製品事業概要】
  (ベース技術、MRI室用シールドパネル、電磁波シールドルーム(工業用)、今後の注力分野)

株式会社巴コーポレーション
  電波暗室事業、高度溶接技術をベースに高性能シールドルームに注力
  【表.巴コーポレーション電磁波シールド事業概況】
  (事業領域、技術ベース・主要用途、オンリーワン技術例、今後の注力事業)

日本板硝子環境アメニティ株式会社
  電磁波シールドは全ての工法を網羅、主力の防音対策とのセット提案で差別化
  【表.日本板硝子環境アメニティ事業概況(事業領域、シールド対応工法・対応領域、主力分野)】

日本シールド株式会社
  材料から真の一貫生産体制を構築、リピート需要多く安定成長
  【表.日本シールド事業概況(事業領域、主要販売業界・対応状況、独自技術例)】

PTT株式会社
  WW市場大手のAlbatross社製品と測定機器とのセット提案も強化
  【表.EMC関連製品事業概要】
  (事業領域、電波暗室・シールドルーム関連主要取り扱いメーカー製品、拡販状況)

2.電波暗室、電波吸収体市場
  CISPRのEMI規制強化の実需反映は時間を要し、海外強化もみられる電波暗室国内市場
  【表.電波暗室WW市場概況】
  【図.電波暗室(設計・施工)国内市場規模推移(2007~2012年予測)】
  【図.電波暗室(設計・施工)国内市場のマーケットシェア(2010年金額ベース)】
  現状市場はほぼ電波暗室市場に連動、透明化や新用途分野展開も進む電波吸収体
  【表.電波吸収体の材料と利用分野】
  【図.電波吸収体(電波暗室用)WW市場規模推移(2007~2012年予測)】
  【図.2010年電波吸収体国内市場規模の用途大別(金額ベース)】
  【図.2010年電波吸収体国内市場規模の材料別構成比(金額ベース)】

E&Cエンジニアリング株式会社
  豊富な製品群を擁する電波吸収体はさらにラインナップ拡充中、
  【表.E&Cエンジニアリング事業概況(事業領域、電波吸収体概況、近年の事業動向)】

株式会社イシカワ
  厚さ19mmのグリット型フェライトタイルの性能とサイトロケーションは高評価
  【表.イシカワ事業概況(事業領域、高性能電波吸収体概要(サイト使用)、サイト受注動向)】

株式会社テイエスエスジャパン
  カスタム対応の電波設備に加え、複数海外トップメーカー品も豊富にラインナップ
  【表.テイエスエスジャパン事業概況(事業領域、電波設備概況、関連材料概況)】

TDK株式会社(電波暗室)
  国内のみならず、海外でも同規模で事業展開
  【図.電波暗室の地域別累計設置数】
  【表.TDK/IP-130BLB基材の特長(他材質との較例)】

株式会社リケン環境システム
  EMC用暗室の海外販売(韓国・台湾など)にも注力、国内需要減をカバーし売上拡大
  【表.リケン環境システム事業概況(事業領域と規模、EMC事業内容、近年の事業動向)】

第4章 関連電子部品市場

1.サージ対策関連製品市場
  (1)サージ防護素子
  ガス入り放電管と単板型バリスタは堅調見通し、
  しかし、積層チップバリスタの価格低下影響で主要3品目市場は微増推移
  【表.サージ防護素子主要3品目WW市場規模推移(2008~2012年予測)】
  【図.サージ防護素子主要3品目WW市場規模推移(2008~2012年予測)】
  ガス入り放電管市場はESD対策での多用や車載展開など、SMDタイプが牽引
  【図.ガス入り放電管WW市場規模推移(2008~2012年予測)】
  【図.ガス入り放電管のタイプ別構成比(2010年WW市場)】
  積層チップバリスタは苦戦(主要用途分野での搭載数減少、別系統デバイスとの競合激化)、
  一方、酸化金属バリスタは好転中
  【図.酸化金属バリスタWW市場規模推移(2008~2012年予測)】
  【図.積層バリスタWW市場規模推移(2008~2012年予測)】
  【図.バリスタ市場のタイプ別構成比(2009~2010年WW市場)】
  (2)SPD(Surge Protective Device)
  各方面からの注目度の高まりや設置義務の法制化の動きなど、新たな成長段階へ
  【図.SPD国内市場規模推移(2008~2012年予測)】
  【図.SPD国内市場の分野別構成比(2010年)】

エースライオン株式会社
  SPD世界大手のDEHN社製品を避雷針メーカーとしての知名度を活用し拡販
  【図.エースライオンSPD事業概況(SPD事業経緯、SPD主力シリーズポイント、現状~今後)】

岡谷電機産業株式会社(サージ対策製品)
  GDTは“ライトデューティ”用がメイン、
  今後はサージ対策領域全体の対全社売上比率アップへ
  【図.岡谷電機産業サージ対策製品事業概況】
  (事業背景・社内ポジション、GDI主要製品、GDI主要用途、その他、今後)

音羽電機工業株式会社
  高圧電源用は自社製高圧用バリスタ使用で全電力会社が採用、低圧用も電源中心
  【図.音羽電機工業SPD事業概況(得意製品、低圧SPD、生産・販売)】

京セラ株式会社(バリスタ)
  携帯電話から高付加価値品へのシフト効果発揮、新製品の対売上比率も上昇中
  【図.京セラバリスタ事業概況(2004~2006年、2007年~、現在)】

株式会社サンコーシヤ
  classⅠとclassⅡを自社製品でカバーするSPDは近い将来海外比率が国内を逆転へ
  【図.サンコーシヤ事業概況(事業領域、GDT、SPD)】

株式会社昭電
  今後は新エネルギー発電システム用SPDに注力、組み込みを訴求
  【図.昭電事業概況(事業領域、雷害対策・事業展開、SPDトピックス、今後の注力)】

TDK株式会社(サージ防護素子)
  主要3品目における最大手、それぞれに施策も充実
  【図.TDKサージ防護素子主要3品目の近年動向(セラミックGDT、酸化亜鉛バリスタ、積層バリスタ)】

株式会社日辰電機製作所
  メタル回線減少に伴い雷防護製品の品揃え拡充へ、他のSPD市場へも注力
  【図.日辰電機製作所事業概況(事業領域、主要雷防護製品、主力雷防護製品の動向~今後の事業展開)】

日本ケミコン株式会社
  主力の汎用型シリーズに加え、高付加価値型シリーズ比率も上昇
  【図.日本ケミコンバリスタ事業概況(主要タイプ、製品シリーズ動向、生産・販売動向)】

パナソニックエレクトロニックデバイス株式会社
  (EMI対策品/バリスタ、ESDサプレッサ)
  単板型は自社グループ供給分含め国内市場トップ
  【図.パナソニックエレクトロニックデバイスのバリスタ事業概況】
  (バリスタ種類別売上構成比、ディスク型、積層バリスタ)

三菱マテリアル株式会社
  独自のマイクロギャップ方式採用し世界最小クラス品も製品化、
  車載用への利用範囲拡大を見据え注力
  【図.三菱マテリアルGDT事業概況(事業領域と主要用途分野、差別化ポイント、今後の見通し)】

株式会社リテルヒューズ
  回路保護製品の世界的大手、
  過電圧対策製品でもクランプ型とクローバー型の両デバイスをオールランド展開
  図.リテルヒューズの過電圧対策製品事業概況(事業領域、バリスタ製品、事業動向)

2.インダクタ(コイル)、コンデンサ、LCフィルタ、フェライトコア市場
  価格下落を吸収し拡大可能な成長市場と位置づけるプレーヤー多し
  (1)インダクタ
  飽和磁束密度の高いセンダスト系やアモルファス系の新開発コア材により、
  用途分野の広がりみせる非巻線型チョークコイル
  【表.インダクタ(コイル)WW市場規模に占めるノイズ対策用市場規模推移(2008~2012年予測)】
  【図.インダクタ(コイル)WW市場規模に占めるノイズ対策用市場規模推移(2008~2012年予測)】
  【図.ノイズ対策用インダクタ(コイル)WW市場規模推移(2008~2012年予測)】
  【図.ノイズ対策用インダクタ(コイル)の種類別構成比】
  (2010年WW金額ベース)(チョークコイル種類別構成比含む)
  (2)コンデンサ
  パスコン用を含めるとMLCCの7割がEMC・ノイズ対策に、
  搭載機器台数と1台あたり搭載個数のダブルアップで市場拡大は加速度増す
  【図.安全規格認定コンデンサWW市場規模推移(2008~2012年予測)】
  【図.安全規格認定コンデンサ市場のタイプ大別(2010年金額ベースWW市場)】
  【図.積層セラミックコンデンサWW市場規模推移(2008~2012年予測)】
  【表.主要電子機器における積層セラミックコンデンサ搭載個数】
  【図.積層セラミックコンデンサのメーカーシェア(2010年金額ベースWW市場)】
  (3)LCフィルタ
  小型・小容量は競合品多く顧客要望も複雑化し先行き不透明、市場牽引はBOX型
  【図.LCフィルタ市場のタイプ別構成比(2010年WW市場)】
  【図.小型LCフィルタ(チップ型・積層型)WW市場規模推移(2008~2012年予測)】
  (4)ノイズ対策用フェライトコア
  国内メーカーの主戦場ではなくなるも、“最後の手段”としての需要拡大を期待
  【図.ノイズ対策用フェライトコアWW市場規模推移(2008~2012年予測)】

株式会社ウエノ
  トロイダルコイル用全自動生産装置の活用拡大へ
  【表.ウエノ事業概況】
  (主力事業(トロイダル形巻線コイル)、用途分野、生産・販売の国内外比率、注目技術、今後)

NECトーキン株式会社
  独自材料による新規性の高い製品の提案を続け、
  EMC・ノイズ関連製品の対全社売上比率は上昇中

岡谷電機産業株式会社(コンデンサ、ノイズフィルタ)
  コア事業である安全規格認定メタライズドフィルムコンデンサをベースに
  新たなコンデンサ事業の開拓も

ケイアールエフエム株式会社
  従来のコイル部品では得られない特性を実現した「コイフィル®」は、
  評価が高く応用製品展開も進む
  【表.ケイアールエフエム事業概況(主要事業、「コイフィル®」概要、「コイフィル®」応用製品)】

サガミエレク株式会社
  電源系インダクタを中心に価格競争力強化
  【表.サガミエレクの事業概況(主要事業、電源系インダクタ、概要、近年トピックス)】

サンワテクノス株式会社
  新タイプ開発品のアースライン専用ノイズフィルタは自社で製造販売、
  今後の需要増を見込み本格的な事業化へ
  【表.サンワテクノスEMC・ノイズ対策関連事業概要(事業領域、注力事業)】

シャフナー・グループ
  幅広い顧客要望の多くに標準品で対応可能な産業用LCノイズフィルタ、
  今後は高調波フィルタなどにも注力
  【表.シャフナー・グループの事業概要】
  (主力事業、グループ総売上の製品大別、ノイズフィルタ概要、近年トピックス)

新光商事株式会社
  EMC・ノイズ対策関連製品単独でなく、
  自社主力製品(半導体・LSI製品)との組み合わせ販売を基本に両者製品訴求力強化
  【表.新光商事EMC・ノイズ対策関連事業概要(事業領域、事業スタンス、今後)】

双信電機株式会社
  総アイテム数は2,000品目以上だがカスタム対応多し、近年は高減衰型が好調
  【表.双信電機事業概要(主力事業、ノイズフィルタ概要、近年トピックス)】

太陽誘電株式会社
  「コンデンサ」事業の対全社売上比率は50%目前、
  EMC・ノイズ対策分野には関連製品開発だけでなく技術サポートも強化

TDK株式会社(MLCC、インダクタなど)
  小型大容量化の加速で電源回路用にフィルムコンデンサからの置換狙い、
  特にデカップリング用製品はESRコントロールMLCCなどで注力

TDKラムダ株式会社
  ノイズフィルタ事業の約8割を占める単相用をベースに三相用へも注力度アップ
  【表.TDKラムダ事業概要(主力事業、ノイズフィルタ概要、出荷地域、今後)】

日立金属株式会社
  独自素材活用の金属系、フェライト系応用製品群は多くのバリエーション
  【表.日立金属EMC・ノイズ関連製品概況(「ファインメット®」、「ハイダスト®」)】

株式会社村田製作所
  ハイエンド品比率の高いMLCC、ノイズ対策専用タイプの拡充も

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