2011~2012年版 調剤薬局の実態と展望

調剤薬局は、医薬分業の進展により業績が拡大傾向にあるものの、分業率が上限に近づいていることや医療費削減を目的として調剤点数が抑制される傾向にあるため、将来的には厳しい状況に陥ることが予測されます。そうした中、CVSやドラックストアとの連携、在宅医療への進出など新たな展開も考えられます。本調査レポートでは、調剤薬局市場の実態と各調剤薬局および調剤薬局支援ビジネス企業の戦略を調査、分析することにより調剤市場と主要調剤薬局の実態と将来性を探りました。

発刊日
2011/12/29
体裁
A4 / 356頁
資料コード
C53115900
PDFサイズ
3.5MB
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調査資料詳細データ

調査概要
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調査目的:調剤薬局市場の実態と各調剤薬局および調剤薬局支援ビジネス企業の戦略を調査、分析することにより、調剤薬局市場の現状把握と将来性を展望することを目的として実施した。
調査対象:調剤薬局、調剤薬局支援ビジネス企業
調査方法:直接面接調査および電話調査、郵送調査
調査期間:2011年10月~2011年12月

リサーチ内容

■本資料のポイント

  • 医薬分業の状況を分析。
  • 主要調剤薬局チェーン(18社)の戦略を分析。
  • 調剤薬局支援ビジネス参入企業の動向を分析。 

■本資料の概要

第1章 調剤薬局の実態と展望
第2章 主要調剤薬局の実態
第3章 調剤薬局支援ビジネスの実態
第4章 主要調剤薬局の企業個表

■掲載内容

第1章 調剤薬局の実態と展望

調剤薬局の実態と展望
1.医薬分業の動向
  ・2010年度の処方箋枚数は3.9%増の7億2,939万枚、分業率は2.4ポイント増の63.1%
    【図】保険調剤の処方箋枚数・受取率の推移
    【図】調剤件数と処方箋枚数の推移
    【図】調剤点数の推移
    【表】受取率別都道府県数
2.主要調剤薬局チェーンの動向
    【表】主要調剤薬局の調剤売上高・処方箋枚数・店舗数(最新年度)
    【表】主要調剤薬局チェーンの出店数(調剤薬局)推移
    【表】主要調剤薬局チェーンの中期計画(数値目標)
3.主要調剤薬局チェーンの戦略
  ・大手調剤薬局チェーンは、出店やM&Aなどにより事業規模の拡大目指す
  ・店舗開発の多様化を図るため、医療モールの開発を強化
   アインファーマシーズは、2014年4月期までに医療モール50件を出店し、年間300億円の売上高を見込む
  ・面分業普及に対応した店舗開発にも注力。
   日本調剤は今期の出店計画100店舗のうち、70店舗が面対応型薬局
  ・クオール、総合メディカル、ファーマホールディングなども、面対応型薬局の出店に着手
  ・クオールの調剤薬局併設型コンビニエンスストアは、2013年度までの3年間で85店舗の出店を計画
  ・各社とも後発医薬品調剤体制加算取得率増加も、さらなる普及に向けた取り組みが不可欠
    【表】主要調剤薬局チェーンの後発医薬品調剤体制加算別店舗比率
  ・事業規模拡大の鍵握る薬剤師確保、質の高いサービス提供継続へ教育研修の拡充が不可欠
  ・システム導入により業務効率の改善を図り、増益効果を期待
  ・企業基盤の強化を目的に、調剤以外の事業展開を図る動きが活発化
    【表】主要調剤薬局チェーンの調剤薬局以外の主な事業展開
4.今後の展望
  ・2011年度も調剤薬局チェーン大手は増収増益の見通し
  ・成長期から成熟期に近づく調剤薬局市場
  ・調剤報酬は一定の枠内で推移の見通し
  ・多様な出店展開に対応可能な企業が成長持続の可能性
  ・処方箋の一部が薬局から在宅シフト、各社とも在宅医療への対応を強化
    【表】主要調剤薬局チェーンの新卒薬剤師採用数
    【表】主要調剤薬局チェーンの在宅医療への対応
  ・2014年には業界再編の進展が顕著になると予測
    【表】調剤薬局チェーン売上高上位10社の推移
    【図】主要調剤薬局の売上高・経常利益率(連結)推移(2001年度・2004年度・2007年度・2010年度)
    【表】主要調剤薬局チェーンの店舗数(調剤薬局)推移
    【図】主要調剤薬局チェーンの店舗数(調剤薬局)推移
    【表】主要調剤薬局チェーンの売上高推移
    【表】処方箋受取率の推計(全保険〈社保+国保+後期高齢者〉)2010年度
    【表】保険調剤の動向(全保険〈社保+国保+後期高齢者〉)2010年度
    【表】諸指標の都道府県別順位(2010年度)
    【表】諸指標の状況2010年度
    【図】直近3年の都道府県別処方箋受取率の推移
    【表】都道府県別保険薬局数と請求薬局数の状況(2011年9月調剤分)
    【表】調剤行為別にみた1件当たり点数・受付1回当たり点数・1回当たり受付回数
    【表】2004年以降のドラッグ業界における主な合併および提携状況

第2章 主要調剤薬局の実態

1.(株)アインファーマシーズ
  ・2014年4月期に売上高2,000億円を目標。M&A、医療モール開発、調剤業務の自動化に注力
    【表】業績推移
    【表】出店・閉店数推移
    【表】セグメント別販売実績
    【表】地域別販売実績
2.日本調剤(株)
  ・調剤薬局事業売上高は計画よりも一年前倒しで1,000億円に到達
   今後は年間150~200店舗、うち面対応型薬局100店舗の出店を視野
    【表】業績推移
    【表】出店・閉店数推移
    【表】地区別処方箋応需実績
    【表】品目別販売実績推移
3.クオール(株)
  ・2013年度に売上高980億円超、3年間で220店舗超の出店を計画
   マンツーマンに加え、コンビニエンスストア併設型店舗の拡大に注力
    【表】業績推移
    【表】出店・閉店数および薬剤師数推移
    【表】品目別販売実績推移
    【表】地区別売上高・処方箋応需枚数・店舗数推移
4.総合メディカル(株)
  ・年50店舗ペースの出店で、2014年3月期に調剤薬局500店舗の達成目指す
   面分業対応型薬局の出店にも着手
    【表】業績推移
    【表】出店・閉店数および薬剤師数推移
    【表】地区別処方箋応需実績推移
    【表】販売実績推移
5.(株)阪神調剤薬局
  ・卸3社による出資比率の大幅な変更も、改善を進めた事業形態は維持し、既存路線を踏襲
    【表】業績推移
6.たんぽぽ薬局(株)
  ・今後5年間で150店舗の達成は射程圏内に。病院門前の出店候補地を約50ヵ所確保
    【表】業績推移
7.(株)アイセイ薬局
  ・2011年12月にジャスダック市場に上場予定。外部ソースの活用を選択肢に含め成長を加速化する計画
    【表】業績推移
    【表】品目別販売実績推移
    【表】地域別処方箋枚数推移
8.(株)フロンティア
  ・150店舗、売上高300億円は視野に、M&A等を進め5年後には500億円規模へ
    【表】業績推移
9.薬樹(株)
  ・ここ2年は内部固めに重点、2013年6月期以降に年10店舗ペースでの出店を計画。
   健ナビ薬局など高付加価値型薬局の検証進める
    【表】業績推移
    【表】出店・閉店数および薬剤師数推移
10.ファーマライズホールディングス(株)
  ・新たな成長ステージに向け、地域密着戦略では地域
   医薬品卸3社、シナジー戦略では伊藤忠商事と業務資本提携
    【表】業績推移
    【表】出店・閉店数および薬剤師数推移
    【表】品目別販売実績推移
    【表】地区別販売実績・処方箋応需実績推移
11.(株)ファーコス
  ・今期、売上高200億円突破の見通し。毎年、売上高10%増の達成に向け、10店舗ずつの増加を図る
    【表】業績推移
    【表】出店・閉店数および薬剤師数推移
12.(株)ファルコSDホールディングス
  ・2013年3月期に調剤薬局事業で売上高190億円を視野に、さらなる飛躍を狙う
    【表】業績推移
13.アポロメディカルホールディングス(株)
  ・人材育成を最優先テーマに経営体質強化店舗の高機能化・高付加価値化を図る
    【表】業績推移
14.(株)ファーマシィ
  ・広島県を中心に中四国から関西、東京で66店舗展開
   中国地方を中心に既存地域のドミナントを強化、年間5店舗程度の出店を計画
    【表】業績推移
15.札幌臨床検査センター(株)
  ・調剤薬局事業は、臨床検査事業で取引実績のある医療機関の掘り起こしに注力
   札幌市内を中心に年間2~3店舗の新規出店を狙う
    【表】業績推移
    【表】出店・閉店数および従業員数推移
    【表】事業別販売実績推移
16.(株)日本アポック
  ・人材教育、出店、在宅医療を重点施策に、埼玉県中央部でのドミナント出店を図る
    【表】業績推移
17.(株)トータル・メディカルサービス
  ・既存事業とのシナジー効果を狙い医薬品卸売事業、病院・施設内給食事業を展開する企業を買収
    【表】業績推移
    【表】出店・閉店数推移
18.(株)オストジャパングループ
  ・2012年6月期は医薬品卸部門の廃止、薬価改定の影響などで減収見通し
   原価低減と諸経費圧縮による収益力強化で利益確保に重点
    【表】業績推移
    【表】事業区分別販売実績推移
    【表】出店・閉店数推移

第3章 調剤薬局支援ビジネスの実態

1.(株)EMシステムズ
  ・月額課金方式の調剤システムを軸とした事業体制が確立
   医科システムを強化し、「どこでもMY病院」構想を先導する
    【表】業績推移
    【表】調剤薬局向け支援システムの売上件数推移
    【表】拠点一覧
2.三洋電機(株)
  ・レセコンと電子薬歴の融合「PharnesⅡ-MX」発売。メディコム事業の増収続く
    【表】メディコム事業部営業拠点
3.(株)三菱電機ビジネスシステム
  ・調剤薬局支援システム事業はプラス成長続く。2011年度下期は自社リプレースの強化を図る
    【表】支店・サービスネットワーク
4.COSMOSYSTEMS(株)
  ・データホライゾンの子会社となりイーメディカルと統合
   ぶんぎょうめいと、Apobahnの2ブランドにより営業展開の強化で拡販図る
5.日立メディカルコンピュータ(株)
  ・支店ごとの機能を全国一体の組織に改編。「Pharma-SEED」のさらなる拡販に取り組む
    【表】営業拠点
6.(株)メディカルシステムネットワーク
  ・2012年に調剤薬局売上高は500億円に到達
   高齢者専用賃貸住宅との併設、面分業対応薬局など新規店舗開発を強化
    【表】業績推移
    【表】部門別売上高推移
    【表】医薬品等ネットワーク事業の売上高、契約店舗数推移
    【図】グループ図
7.東邦ホールディングス(株)
  ・「ENIFclub」会員数は12,200、会員売上高は2,400億円で医薬品卸事業売上高の24%に達する
    【表】業績推移
    【図】ENIFクラブの会員年度別売上高・会員数推移

第4章 主要調剤薬局の企業個表

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