2015年版 遠隔医療市場の将来展望

遠隔医療は「ICT(情報通信技術)を利活用した健康増進・医療・介護に資する行為」であり、中山間地域・離島等の条件不利地域等への医療サービスの提供が可能となる。現在、情報通信技術の進歩に加えて国の進める在宅医療や医療の平等においても重要な役割を担う医療分野となっている。遠隔医療の中でも既に商用サービスとして遠隔画像診断は確立されているが、2015年度に入り遠隔医療が原則的に認められる方向が示されるようとしているため、遠隔医療市場が注目されている。

発刊日
2015/06/30
体裁
A4 / 209頁
資料コード
C57104900
PDFサイズ
14.0MB
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調査資料詳細データ

調査概要
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調査目的:遠隔医療サービス展開企業のビジネスモデル及び、事業概要等について取上げ、今後の同事業の市場性等を展望する。
調査方法:面接取材とTEL取材併用
調査期間:2015年3月~2015年6月

資料ポイント
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  • 遠隔医療は、DtoDとDtoPに大きく分けられるため、遠隔医療市場をDtoDで遠隔画像診断市場、遠隔病理診断市場、DtoPで遠隔診療市場、遠隔健康管理市場にセグメントし(遠隔カンファレンス/コンサルテーションは遠隔画像診断、遠隔病理診断に含む)、市場概要、市場環境などをセグメント別で分析し、2014年度~2018年度(予)の市場規模の推計も含め、将来展望を推測している

資料概要
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Part1 遠隔医療市場の現状と展望
Part2 遠隔医療市場の現況
Part3 セグメント別市場
Part4 遠隔医療事例研究
Part5 参入企業個票

リサーチ内容

■掲載内容

調査結果のポイント

Part1 遠隔医療市場の現状と展望

1.遠隔医療市場の概況
  (1)遠隔医療の定義・分類
    遠隔画像診断
    遠隔病理診断
    遠隔診療
    遠隔健康管理
  (2)遠隔医療の背景
    少子高齢化による将来の医療費増大
    専門医の慢性的不足と偏在による地域間による医療格差
    ICT技術や機器の発展や高速通信の実現
2.遠隔医療市場の市場環境
  (1)市場の現状
    1)遠隔画像診断市場
    2)遠隔病理診断市場
    3)遠隔診療市場
    4)遠隔健康管理市場
  (2)診療報酬・施設基準

Part2 遠隔医療市場の現況

1.遠隔医療の歴史
2.遠隔医療市場の現況

Part3 セグメント別市場

3-1 遠隔画像診断市場
3-2 遠隔病理診断市場
3-3 遠隔診療市場
3-4 遠隔健康管理市場

Part4 遠隔医療事例研究

1.北海道・後志地区『ICT活用による「新しい公共」型「地域の安心と活性化」』
2.岩手県遠野市「遠隔妊婦健診」
3.福島県西会津町「在宅健康管理システム」
4.岡山県新見市「新見市あんしんねっと」
5.香川県小豆島町「オリーブヘルスケアシステム」
6.滋賀県立成人病センター研究所「全県型遠隔病理診断ICTネットワーク事業」

Part5 参入企業個票

(株)アイ・コミュニケーション
(株)アグ・ブレインズ・システム
イセット(株)
イメージ・コミュニケーション(株)
(株)イリモトメディカル
(株)インテック
(株)映像センター
(株)SEMメディカルソリューション
(株)エッグ
エヌ・ティ・ティアイティ(株)
(株)エムネス
(株)大阪先端画像センター
(有)オフィス・ラジオロジスト
岐阜防災(株) アイライブ事業部
K-MIX(かがわ遠隔医療ネットワーク)
京都プロメド(株)
(株)クリプトン
(株)クラーロ
(株)コトブキソリューション
サクラファインテックジャパン(株)
(株)三啓
シスコシステムズ(合)
特定非営利活動法人 信州画像診断ネットワーク
セコム(株)
セコム医療システム(株)
ソフトバンクモバイル(株)
(株)ダイヤメディカルネット
国立大学法人 東北大学
東洋メディック(株)
(株)ドクターネット
特定非営利活動法人 新潟画像診断センター
日本アドウェル(有)
(株)ネット・メディカルセンター
(株)パソネット
(株)パラマテック
(株)日立情報通信エンジニアリング
(株)病理診断センター
(株)ブイキューブ
フィンガルリンク(株)
特定非営利活動法人 北陸画像支援センター
(株)マクロスジャパン
松浪硝子工業(株)
(株)ミトラ
(株)メディカルイメージラボ
メディベーション(株)
山口医療画像研究センター
ユーエスディ(株)
(株)ユープロダクション
(株)ラディオアクティブ
(株)ワイズ・リーディング


図表一覧
図表1-1 遠隔医療タイプ別分類
図表1-2 遠隔画像診断(インフラ利用型)サービス
図表1-3 遠隔病理診断(術中迅速診断)サービス
図表1-4 遠隔診療サービス
図表1-5 遠隔健康管理サービス
図表1-6 主な遠隔医療サービスの概要
図表1-7 高齢者人口の将来予測
図表1-8 都道府県別の医療施設(病院・診療所)に従事する人口10万対医師数(グラフ)
図表1-9 診療科別医師数の推移(放射線科・病理診断科)
図表1-10 診療科別医師数の推移(放射線科・病理診断科)(グラフ)
図表1-11 放射線科に従事する医師数の推移
図表1-12 CT・MRIの月間検査数(患者数)推移
図表1-13 CT・MRIの月間検査数(患者数)推移(グラフ)
図表1-14 病理診断科を標榜する施設推移(一般病院)
図表1-15 病理診断科を標榜する施設推移(一般病院)(グラフ)
図表1-16 病理診断科に従事する医師数の推移
図表1-17 病理診断種別の年間検査数とテレパソロジー数推移
図表1-18 在宅医療を受けた患者数(施設別)(グラフ)
図表1-19 在宅医療を受けた患者数(年代別)(グラフ)
図表1-20 在宅医療実施件数(施設別)(グラフ)
図表1-21 在宅療養支援病院・診療所の概要
図表1-22 在宅療養支援病院の届出数
図表1-23 在宅療養支援診療所の届出数
図表1-24 糖尿病患者数の推移(グラフ)
図表1-25 高血圧性疾患患者数の推移(グラフ)
図表1-26 虚血性心疾患患者数の推移(グラフ)
図表1-27 脳血管疾患患者数の推移(グラフ)
図表2-1 主な遠隔医療の実験及び事例研究(1985~1996)
図表2-2 遠隔医療市場規模推移
図表2-3 遠隔医療市場規模推移(グラフ)
図表3-1 CT・MRIの設置状況(2011年10月時点)
図表3-2 放射線科に従事する医師数の推移
図表3-3 放射線科に従事する医師数の推移(グラフ)
図表3-4 遠隔画像診断市場のこれまでの推移
図表3-5 画像診断管理加算1・2の施設基準(2014年度改定)
図表3-6 遠隔画像診断(読影サービス)金額市場規模・予測
図表3-7 遠隔画像診断(読影サービス)金額市場規模・予測(グラフ)
図表3-8 遠隔画像診断(読影サービス)数量市場規模・予測
図表3-9 遠隔画像診断(読影サービス)数量市場規模・予測(グラフ)
図表3-10 遠隔画像診断の契約施設数の推移
図表3-11 遠隔画像診断の契約施設数の推移(グラフ)
図表3-12 インフラサービス市場規模・予測
図表3-13 インフラサービス市場規模・予測(件数)(グラフ)
図表3-14 インフラサービス市場規模・予測(金額)(グラフ)
図表3-15 セグメント別契約施設数(2014年度)
図表3-16 企業形態別の契約施設内訳(2014年度)
図表3-17 企業形態別の契約施設内訳(2014年度)(グラフ)
図表3-18 セグメント別契約施設数(2014年度)(グラフ)
図表3-19 セグメント別契約施設数(2015年度)
図表3-20 企業形態別の契約施設内訳(2015年度)
図表3-21 企業形態別の契約施設内訳(2015年度)(グラフ)
図表3-22 企業形態別の金額市場(2012年度~2015年度)
図表3-23 企業形態別の金額市場(2012年度~2015年度)(グラフ)
図表3-24 企業形態・モダリティ別読影件数(2014年度)
図表3-25 企業形態の読影内訳(2014年度)
図表3-26 企業形態の読影内訳(2014年度)(グラフ)
図表3-27 企業形態・モダリティ別読影件数(2014年度)(グラフ)
図表3-28 企業形態・モダリティ別読影件数(2015年度)
図表3-29 企業形態の読影内訳(2015年度)
図表3-30 企業形態の読影内訳(2015年度)(グラフ)
図表3-31 企業形態・モダリティ別読影件数(2015年度)(グラフ)
図表3-32 検査種別読影件数(2014年度)
図表3-33 企業形態別読影件数(2014年度)
図表3-34 検査種別読影件数(2014年度)(グラフ)
図表3-35 検査種別読影件数内訳(2015年度)
図表3-36 企業形態別読影件数(2015年度)
図表3-37 検査種別読影件数(2015年度)(グラフ)
図表3-38 タイプ別の読影事業者概要
図表3-39 遠隔画像診断の将来展望
図表3-40 病理診断の種類
図表3-41 都道府県別の病理専門医数(グラフ)
図表3-42 主な病理検査~診断までの流れ(衛生検査所経由)
図表3-43 衛生検査所数の推移(グラフ)
図表3-44 都道府県別の病理診断科を標榜する医療施設数
図表3-45 テレパソロジー市場規模・予測(金額)
図表3-46 テレパソロジー市場規模・予測(金額)(グラフ)
図表3-47 テレパソロジーの年間件数
図表3-48 テレパソロジー市場規模・予測(件数)
図表3-49 テレパソロジー市場規模・予測(件数)(グラフ)
図表3-50 病理システム市場規模・予測
図表3-51 病理システム市場規模・予測(数量)(グラフ)
図表3-52 病理システム市場規模・予測(金額)(グラフ)
図表3-53 都道府県がん診療連携拠点病院一覧(2014年8月時点)
図表3-54 都道府県別の地域がん診療連携拠点病院数(2014年8月時点)
図表3-55 バーチャルスライド機器市場規模・予測
図表3-56 バーチャルスライド機器市場規模・予測(数量)(グラフ)
図表3-57 バーチャルスライド機器市場規模・予測(金額)(グラフ)
図表3-58 病理システムの主要企業
図表3-59 バーチャルスライド機器の主要企業
図表3-60 テレパソロジー市場の将来展望
図表3-61 遠隔診療に対する局長通知
図表3-62 65歳、75歳以上 人口推計
図表3-63 在宅医療に関する主な診療報酬改定
図表3-64 在宅療養支援診療所の施設数と1施設あたりの在宅療養者数(グラフ)
図表3-65 人口10万人当たりの都道府県別在宅療養支援診療所届出数(グラフ)
図表3-66 主な各省における遠隔診療に関連した動き
図表3-67 主な遠隔診療に関する実証事業(総務省)
図表3-68 主な遠隔診療参入企業とそのシステム
図表3-69 65歳以上人口(老年人口)と老年人口率(グラフ)
図表3-70 【再掲】在宅医療を受けた患者数(施設別)(グラフ)
図表3-71 【再掲】在宅医療を受けた患者数(年代別)(グラフ)
図表3-72 【再掲】在宅医療実施件数(施設別)(グラフ)
図表3-73 遠隔診療市場規模・予測(金額)
図表3-74 遠隔診療市場規模・予測(金額)(グラフ)
図表3-75 遠隔診療システム
図表3-76 光ファイバーネットワークを活用した新見あんしんねっと事業
図表3-77 すいたマチなか保健室
図表3-78 規制改革会議における遠隔医療の議論点
図表3-79 遠隔医療関連項目の追加書面調査結果
図表3-80 在宅酸素療法の流れ
図表3-81 インターネット普及率(グラフ)
図表3-82 インターネット端末別利用率(グラフ)
図表3-83 コンティニュア・ヘルス・アライアンス・「実現されるサービス」
図表3-84 遠野型健康増進ネットワーク事業
図表3-85 在宅健康管理による健康大長寿のさとづくり事業 イメージ図
図表3-86 健康管理機器と主な対象疾患
図表3-87 健康管理機器の主な参入企業と製品
図表3-88 タイプ別遠隔健康管理システム
図表3-89 遠隔妊婦健診イメージ図(遠野市)
図表3-90 男女別高血圧症による通院率推移(人口千対)(グラフ)
図表3-91 2011年慢性疾患通院患者数(人口千対)(グラフ)
図表3-92 主な稼動している自治体の遠隔健康管理システム
図表3-93 遠隔健康管理市場規模・予測(金額)
図表3-94 遠隔健康管理市場規模・予測グラフ(金額)(グラフ)
図表3-95 ひかり健康相談の仕組みと特徴
図表3-96 ひかり健康相談 料金体系
図表3-97 遠野市 地域ICT利活用モデル構築事業の効果
図表3-98 遠隔健康管理の効果
図表3-99 遠隔健康管理導入費用
図表4-1 ICT活用による「新しい公共」型「地域の安心と活性化」の概要
図表4-2 歩数の変化(歩)(グラフ)
図表4-3 最高血圧の変化(mmHg)(グラフ)
図表4-4 遠野市「遠隔妊婦健診」の概要
図表4-5 西会津町 在宅健康管理システム 概要図
図表4-6 在宅健康管理システムの効果(平均寿命)
図表4-7 新見市 「新見あんしんねっと事業」の概要
図表4-8 小豆島町 オリーブヘルスケアシステムの概要
図表4-9 全県型遠隔病理診断ICTネットワーク事業の各プロジェクト内容
図表4-10 全県型遠隔病理診断ICTネットワーク事業 イメージ図

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