2016 新版 高機能フィルム市場の展望と戦略

日本のフィルム市場ではこれまで、材料、原反、加工、剤の各メーカーが、大きい意味での「材料メーカー群」として連携し、情報交換、技術交流を進める中で付加価値の高い製品を開発して来た。今後はこうした独自の体制を活かしつつ、新しい市場、新しいユーザーに向けて情報を発信し、ユーザーの製品開発やコンセプト構築の問題解決につながる提案をしていくことが必要となる。日本のものづくりの中でフィルムメーカーが果たす役割はまだまだ大きく、新たな市場創出・拡大への取組みが問われている。

発刊日
2016/07/26
体裁
A4 / 233頁
資料コード
C58106200
PDFサイズ
4.9MB
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調査資料詳細データ

調査概要
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調査目的:国内外の高機能フィルムメーカーの現在の動向と今後の事業施策を徹底調査し、さらに周辺調査を行うことで、ワールドワイドの高機能フィルム市場における現状と今後の動向の把握を目的とする。
調査対象:PETフィルム、プロテクトフィルム、リリースフィルム、CNFフィルム、自動車内外装加飾フィルム原反、QDバリアフィルム、その他新開発フィルム
調査方法:直接面接取材をベースに、文献調査を併用。
調査期間:2016年4月~2016年7月

資料ポイント
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  • 次の10年の成長戦略を描き、高機能フィルムで次世代のものづくりを支えよ
  • エリア拡大とハイエンド志向で生き延びたこの10年、製品のコモディティ化と海外勢の追い上げに打つ手はあるか
  • Foldable端末では海外勢が日本より先行、次世代製品開発を左右する最終製品メーカーとの「距離感」
  • ディスプレイ関連に替って期待される自動車関連市場、内装加飾、塗装代替など新たな市場拡大の余地はまだある
  • 市場・ユーザーへの情報発信と、問題解決につながる提案。未来の「ものづくり」への参画が次のストーリーの芽を生む
  • PETフィルム 求められる「機能」と「価格」を問い直し、新たなマーケットにつながる開発・提案を
    「規模の追及」の時代は終焉、最適地・最適能力に向けた設備再編が進む
  • 自動車内外装原反 PMMA、PC、PETにPPフィルムも参戦
  • サムスン電子が第2世代のQDTVを発表し部材調達を再開、QDバリアフィルムはスパッタメーカーの受け皿となるか
  • 包材から光学用途まで幅広い用途での可能性が期待されるCNFフィルム、さらなる性能向上と低コスト化に向けた開発が課題に
  • 注目される新規開発フィルムの動向 高透明耐熱フィルム、エンプラ系フィルム

資料概要
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第1章:高機能フィルム市場の展望
第2章:PETフィルム市場の徹底分析
第3章:注目される高機能フィルム市場の動向
第4章:工業用高機能フィルムメーカーの展望と戦略

リサーチ内容

■掲載内容

調査結果のポイント

第1章:高機能フィルム市場の展望

次の10年の成長戦略を描き高機能フィルムで次世代のものづくりを支えよ!
  エリア拡大とハイエンド志向で生き延びたこの10年
  製品のコモディティ化と海外勢の追い上げに打つ手はあるか
  Foldable端末では海外勢が日本より先行
  次世代製品開発を左右する最終製品メーカーとの「距離感」
  ディスプレイ関連に替って期待される自動車関連市場
  内装加飾、塗装代替など新たな市場拡大の余地はまだある
  市場・ユーザーへの情報発信と、問題解決につながる提案
  未来の「ものづくり」への参画が次のストーリーの芽を生む

第2章:PETフィルム市場の徹底分析

1.PETフィルム市場の徹底分析
  フィルムに求められる「機能」と「価値」を問い直し
  新たなマーケットにつながる開発・提案を!
    (表)PETフィルム販売量に占める光学用:一般産業用の比率
    (表)地域別PETフィルム販売量に占める光学用:一般産業用の比率
  「規模の追求」の時代は終焉、最適地・最適能力に向けた設備再編が続く
  非光学中心に展開する欧米拠点の能力増強の動きも
    (表・図)主要メーカーによる地域別PETフィルム供給能力推移
    (表)PETフィルム主要メーカー生産体制
  光学用向けは副資材向けが比較的堅調も部材向けの縮小が止まらず
  反射用白色フィルムは価格競争力で勝る中国勢が30%のシェアを確保
    (表)主要メーカーによる光学用(部材+副資材)PETフィルム販売実績推移
    (表)主要メーカーによる光学部材用PETフィルム販売実績推移
    (表)主要メーカーによる光学副資材用PETフィルム販売実績推移
    (図・表)主要メーカーによるLCD部材用PETフィルム 地域別販売量推移
    (表)LCDバックライト反射シート用白色PETフィルム 市場規模推移
  スマホ、タブレット端末需要の成熟でTP部材用フィルムの販売は低水準で推移
  TAC代替の偏光板用は順調に拡大、水面下で新規参入に向けた開発も進む
  一般産業用では太陽電池バックシートが汎用グレード、高機能グレードとも成長
    (表)主要メーカーによる一般産業用PETフィルム販売実績推移
    (表)太陽電池バックシート用PETフィルム市場規模推移
    (表)太陽電池バックシート用PETフィルム需要動向推移(汎用グレード)
    (表)太陽電池バックシート用PETフィルム需要動向推移(高機能グレード)
  シリコーンコート用は原反・加工品とも東レ尖端素材が強み見せる
    (表)PETフィルムメーカー各社のシリコーンコート用フィルムシェア(2015年)
    (表)PETフィルムメーカー各社のシリコーンコート用フィルムシェア(2016年見込み)
    (表)工業用PETフィルム主要用途別需要量推移(主要9社合計)
2.プロテクトフィルム
  主力用途の偏光板の成長率にリンクして成長、2016年には市場規模60,420万㎡に
    (表)光学用PETプロテクトフィルム販売量推移
  サンエー化研の中国、藤森工場の台湾拠点が2016年夏より稼働を開始
  中国での偏光板生産量拡大をいかにキャッチアップできるかがポイントに
    (表)偏光板出荷時保護用PET系プロテクトフィルムメーカー別トータル販売量
    (表)LCD偏光板メーカーにおけるPET系プロテクトフィルムメーカーシェア
    (表)PETプロテクトフィルム主力メーカーの生産体制
    (表)偏光板用プロテクトフィルム平均価格推移
  偏光板出荷時保護以外の用途はTP用の失速とともに伸び悩む
    (表)偏光板(出荷時保護)以外の光学用途向けPET系プロテクトフィルム販売量推移
3.剥離フィルム(リリースフィルム)
  中国市場の需要取り込みを狙った台湾・中国への設備投資が活発化
    (表)主要リリースフィルムメーカー各社の生産体制
  偏光板用はトップの三菱樹脂が地の利を活かしてシェアを拡大
    (表)光学用リリースフィルム市場規模推移
    (表)偏光板用リリースフィルムメーカー各社の販売量推移
    (表)主要偏光板メーカーにおけるリリースフィルムメーカーのシェア推移
  OCA用では拡大するソフトタイプ(反応型)に最適化した設計が差別化のカギにぎる
    (表)OCA用リリースフィルムメーカー各社の販売量推移
    (表)OCA主要メーカーにおけるリリースフィルム調達状況
  MLCCリリースフィルムは日本と韓国で薄肉(25μm)フィルムへの切り替え進展
  走行性、巻き取り性、剥離直調整などきめ細かい製品設計が必須に
    (表)MLCC用リリースフィルムメーカー別販売量推移
    (表)セラミックコンデンサーメーカーにおけるリリースフィルムメーカーシェア(2016年)

東レ株式会社
  光学・ディスプレイはハイエンド・高付加価値領域に特化
  一般産業分野では独自グレードでの展開に強み
  国内外でマーケットの動向に最適化した設備と生産体制を構築
  各拠点とも80~90%の稼働率を維持
  中国メーカーの価格攻勢で2015年は苦戦も2016年以降は盛り返す
  光学部材向けが縮小の一方で、副資材や太陽電池を始めとする一般産業向けは堅調
  太陽電池バックシート向けは反射率を高めた新グレードを開発、高付加価値領域でシェア確保
  金属調加飾フィルム「PICASUS」は意匠性にとどまらない付加価値を武器に拡販を推進

三菱樹脂株式会社
  グローバル拠点で現地の「高機能」ニーズに応える事業展開を推進
  中計でPETフィルムを「機能製品」と位置付け、高収益・高成長化を加速
  北米、欧州拠点で設備新設・増強など、各地の需要に最適化した生産体制確立を推進
  PETフィルム販売量はほぼ横ばいで推移、LCD部材など海外移管で縮小した需要を
  一般産業、リリースフィルムで補い安定的な販売量を確保
  偏光板リリースフィルムは主戦場である中国での生産・供給開始でさらなるシェア拡大に期待

東洋紡株式会社
  偏光板TAC代替用PETフィルムが急成長
  太陽電池バックシート、合成紙など一般産業向けも好調に推移
  犬山に加えつるが工場でもライン改造し偏光板用グレードの生産に対応
  「コスモシャイン®SRF」は優れた光学特性に加え、価格競争力にも強み
  2016年以降IPS TV向けの採用開始でさらなる販売量拡大に期待
  「シャインビーム®」はコスト、品質、安全性などユーザーニーズに全方位で対応
  「クリスパー®」は紙の領域での需要取り込みを進める

SKC Co., Ltd.(エスケーシー株式会社)
  光学中心の展開から少量多品種の一般産業へと注力シフト
  ボリュームではなく収益を追う体制への転換を進める
  主力の水原工場で既存ラインの再編が進展、2017年には最盛期の80~85%程度まで集約
  鎮川、南通、アメリカは比較的安定した稼働率を維持
  光学用ではLCDバックライト部材向けの減少に歯止めかからず
  副資材向けは日系コンバーターをターゲットに拡販に注力
  非光学向けでは太陽電池向けが順調
  加工品ではオフラインコートだけでなくインラインコート品も展開

TORAY ADVANCED MATERIALS KOREA Inc.(東レ尖端素材株式会社)
  主力の光学用に加え、非光学分野での需要開拓が課題
  光学専用ラインを中厚グレードにも対応できる仕様に改造し副資材向けの需要拡大に対応
  全体の90%が工業用、中国勢との競争激化で微減傾向が続く
  光学部材は反射用白色PETの減少をプリズムシート基材がカバー
  一般産業用ではMLCCリリース向けが順調に拡大
  中国市場の需要拡大に対応すべく亀尾の加工ライン2本を中国・南通に移設
  OCA、偏光板離型を中心に中国市場の需要取り込みを急ぐ

Kolon Industries, Inc.(株式会社コーロン)
  収益確保と稼働率の両立を図り生産設備を再編
  グレードの取捨選択でPETフィルム事業の高付加価値化を目指す
  亀尾の1号機スクラップ、金泉の定修実施で2016年の国内生産能力は10.6万t/年に
  250μmの光学部材用グレード生産中止など、収益重視の生産体制へとシフト
  光学部材用は収益確保のため一部グレードから撤退、副資材向けは比較的堅調
  一般産業向けでは太陽電池バックシート用が順調に成長

南亜塑膠股份有限公司(NAN YA PLASTICS CORPORATION)
  2017年に白色フィルム専用を含む2ラインが稼働開始
  競合メーカーの設備再編の受け皿に
  専用ラインが稼働する2016年以降、光学、太陽電池ともに白色グレードの需要が急拡大
  LCD部材向けは透明グレードから白色反射フィルムへのシフト進める
  一般産業用では太陽電池、MLCC離型が好調、加飾フィルム原反も堅調
  リリースフィルムは収益性の見込めない偏光板リリースから撤退
  MLCC向けはセラコン需要拡大の波に乗り成長

新科光電材料股份有限公司(SHINKONG MATERIALS TECHNOLOGY CO.,LTD.)
  性能・品質を武器に安価な中国品の流入に対抗
  桃園の光学用ライン2本の稼働率は80~90%で安定
  包装用では中国ローカル品に流れた需要の半分程度を取り戻す
  工業用はほぼ横ばいで推移、品質が重視される用途・ユーザーで安定的な需要を確保

第3章:注目される高機能フィルム市場の動向

1.自動車内外装加飾フィルム原反
    (表)自動車内外装加飾原反市場規模(2015年)
  1.PMMAフィルム
    INS、IML用加飾フィルムのスタンダード、高光沢、高対応、グラビア印刷対応が強み
  2.PC系フィルム
    優れた成形性でシルクスクリーン印刷用原反として欧州市場を中心に採用される
    表面硬度を改良した三菱ガス化学のPC/PMMAも自動車用の実績を確保
  3.PETフィルム
    ほとんどがインモールド転写の剥離フィルム基材向け
    東レ、帝人デュポンフィルムが易成形性グレードをINS、IML向けに提案
  4.PPフィルム
    自動車内装のオールPP化に対応した高透明PPフィルムが登場
    出光ユニテックがグループ内で原料からの一貫展開を武器に提案営業を積極推進
2.QDバリアフィルム
  サムスン電子が2016年に第2世代のQDTVを発表し一時ストップしていた部材調達を再開
  台湾・AUOが超高精細QDTV用パネルを開発など、再びQDディスプレイに注目集まる
    (図)QDバリアフィルム サプライチェーン
  QDバリアフィルムへの参入はi-components、ハンファ、TAKなど韓国勢が中心
  TPで落ち込んだスパッタフィルム需要の受け皿としても期待
    (図)QDシート、バリアシートの構成
3.CNFフィルム
  TEMPO触媒酸化法、リン酸エステル法など化学的解繊法の発見でCNFの研究開発が加速
    (表)セルロースナノファイバー製法別概況
  食品包材から光学用途でのガラス代替まで幅広い用途での可能性が期待されるCNFフィルム
  さらなる性能向上と低コスト化に向けた開発が課題に
  王子HDがCNF透明連続シートを世界で初めて開発、用途開拓に注力
  日本製紙、大王製紙はCNFを塗布したバリアシートの実用化に取り組む
4.注目される新規開発フィルム市場の動向
  1.高透明耐熱フィルム
    Foldable端末をターゲットに高透明、高屈曲性フィルムの開発が進展
    透明PIフィルムでは韓国・KOLONがフィルムOLED向けで一歩リード
  2.その他のエンプラ系フィルム
    エンプラ系では回路基板の薄肉化と工程削減の両立が可能な
    高耐熱性と熱接着性を併せ持つフィルムの開発が進展

第4章:工業用高機能フィルムメーカーの展望と戦略

株式会社サンエー化研
  光学関連用途向けPET系マスキングフィルムの拡販に注力
  中国・蘇州の光学用マスキングフィルム生産拠点は2016年夏より量産開始
  現地生産の偏光板出荷時保護フィルムの需要取り込みに期待
  PETベースのセパレスフィルム「サニテクト NS」、品質アップと長尺化で急成長
  PO共押出の「PAC」は光学、一般産業ともに縮小
  PET系マスキングフィルムは中国拠点の稼働で偏光板出荷時保護向けの大幅拡大を見込む
  TP部材プロセス保護はフィルムセンサー需要低迷で伸び悩む

LG Chem, Ltd.(LG化学)
  2016年上期に需要急増、フルキャパでの生産が継続中
  偏光板保護フィルム外販比率拡大へ
  2016年下期以降のLCDパネル供給不足を想定したユーザー各社の前倒し生産により
  2016年は偏光板及び保護フィルムの需要が急増
  外販比率50%までの拡大を目指し、技術開発と品質向上に注力

OSUNG LST CO., LTD.
  2017年1Qより2,300mmの超広幅保護フィルムライン稼働予定
  拡大する中国偏光板市場向けの需要取り込みを狙う
  保護フィルム販売量は2015年下期よりTV用偏光板向けの供給開始で大幅拡大
  益山工場内に加工幅2,300mm、キャパ550万㎡/月の生産ライン新設
  超広幅品生産でコストダウンと海外市場での需要取り込みを図る

新輝光電股份有限公司(ShinBright Optronics Corporation)
  プロテクトフィルムの不振をHCフィルムで補う
  2016年のプロテクトフィルム販売量は前年を大幅に割り込む結果に
  TP部材保護・キャリア用が半減も2016年後半以降はLCD部材用の需要拡大に期待

博威電子股份有限公司(Koatech Technology Corporation)
  プロテクトフィルムからOCAへと事業の軸足を転換
  2017年の販売構成比は保護フィルム8:OCA2を見込む
  保護フィルムではFPD関連とFCCL出荷時保護を2本柱に展開

藤森工業株式会社(リリースフィルム)
  リリースフィルム「フィルムバイナ」で新たな市場・用途開発に取り組む
  台湾拠点稼動開始でリリースフィルム生産能力は14,400万㎡/年に拡大
  エレクトロニクス、一般産業では自動車関連の需要に期待
  ボリュームゾーンでの展開も視野にいれ用途開発と提案を推進

三井化学東セロ株式会社
  剥離フィルム「SP-PET」は電材向け中心に安定的な需要を確保
  TVやモバイル端末市場の伸び悩みの中でMLCCリリースフィルムは堅調に成長
  MLCCリリースフィルムは日系ユーザー向けの25μm品の供給が中心
  優れた性能・品質で海外原反メーカー加工品に流れた需要を取り戻す

SKC Haas Display Film Company LLC
  ポーランドのリリースフィルム生産ラインを中国拠点に移転
  2018年までに現地生産・供給体制を整える
  2017年より中国ローカルOCAメーカー向け本格的な販売展開
  ハイブリッドタイプOCA用リリースフィルムが販売好調
  打抜き用や自社の飛散防止フィルム向けなど、OCA以外の用途も徐々に伸長
  中国のローカルOCAメーカー参入増加を見据え、中国展開に注力

YOULCHON CHEMICAL Co.,LTD(栗村化学株式会社)
  専業コンバーターとしての強みを武器に、品質とサービス体制で差別化
  建屋全体をクリーン化し品質管理を徹底することで高い品質信頼性を実現
  TP市場の成熟でOCA用の伸び率鈍化も、中国、ASEAN地域への拡販が奏功し
  2017年以降はOCA以外の用途での需要拡大が期待される

COSMO AM&T CO., LTD.(コスモ新素材株式会社)
  MLCC用リリースフィルムが堅調に推移
  OCA用が伸び悩む中、持続的な技術改善により韓国でのシェア拡大を目指す

三菱レイヨン
  原料から一貫したMMAチェーン展開を武器に
  独自開発の高付加価値グレードの投入で競争力を発揮
  塗装代替の加飾成形用フィルムは加工工法に合わせたグレードを展開
  ポリマー制御技術を活かした艶消しグレードなど差別化品を投入

住化アクリル販売株式会社
  光学分野でのPMMA事業の中で蓄積した技術を応用し
  高透明・低ひずみの加飾用フィルムを展開
  PMMAフィルム「テクノロイ」フィルムは自動車内装表面材で安定した実績を確保
  PC/PMMA、PC、多層PMMAなど個別ニーズにきめ細かく対応する体制で差別化

三菱ガス化学株式会社
  高表面硬度、高成形性の「MRフィルム」が自動車内外装で採用始まる
  耐候性、耐薬品性など成形性+機能をアピールし拡販推進

帝人株式会社
  光学用PCフィルム「ピュアエース」がOLED部材として採用される
  優れた耐屈曲性でFoldable用途にも対応

出光ユニテック株式会社
  高透明PPフィルム「ピュアサーモ」を成形加飾用に展開
  自動車内装向けに積極的な提案営業を推進
  PP樹脂の特性を活かし、軽量、低価格など「ピュアサーモ」採用のメリットをアピール
  熱収縮によるヒケの問題を解消する射出成型方法も提案
  自動車内装のオールPP化の流れの中、リサイクル対応面でのメリットも訴求

ユニチカ株式会社
  フィルム事業の高付加価値化を推進
  2016年より高い耐熱性と熱融着・熱成形性を併せ持つフィルム「ユニアミド」の量産開始
  PI、PEEKからの代替を狙い回路基板や振動板をターゲットに用途開発に注力

東レ株式会社(PPS)
  新規用途、新市場開発につながる新たな開発品を投入
  PPSフィルム「トレリナ」 販売量は目だった増減無く安定的に推移
  金属箔や繊維など異素材との熱接着性を付与したグレード、微多孔グレードなど
  PPSフィルムの使い勝手を向上する新製品の開発・投入で新たな用途展開を図る

グンゼ株式会社
  高透明・高耐熱・高寸法安定のCOCフィルム「Fフィルム」で
  独自のコーティングにより耐屈曲性を付与したグレードを提案

三菱樹脂株式会社(ダイアラミー)
  PETフィルムにV-0の難燃性を付与した「ダイアラミー」は
  国内顧客向けを中心に50t/年程度の販売量を維持

東ソー株式会社
  OLED基板向け耐熱フィルムのサンプルワークを推進

東京大学(同大学院農学生命科学研究科・磯貝明 教授)
  TEMPO酸化を含む化学処理法でCNF基礎研究に注力
  「TEMPO触媒酸化法」によりCNFの研究が加速
  企業と政府の連携による応用研究により実用化を実現
  キャスト製膜によるフィルムは透明性、ガスバリア性、寸法安定性などの特徴を活かせる
  包装材料やフレキシブルディスプレイのガラス代替としての実用化に期待

大阪大学(産業化学研究所・能木雅也 准教授)
  「透明な紙」としてのCNFフィルムの可能性を模索

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